« 宮城沖地震に関するニュース・1730,2014年8月19日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1731,2014年8月20日 »

2014年8月20日 (水)

広島で豪雨による土砂崩れ、27人死亡、10人不明

広島市北部の安佐南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、10カ所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

広島県警によると、この土砂崩れ27人が死亡し、生き埋めになるなど10人が行方不明となったほか、けが人も多数出ており、消防隊が救出や捜索を続けている。

リンク:広島土砂崩れ 「誰か助けて」男児の体はまだ温かかった…懸命の救助も難航 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 危険箇所最多地域でまた…もろい土、整備追いつかず - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 記録的豪雨、未明にかけ5地区 広島市に陸自500人派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:避難勧告遅かった=土砂災害で対応不備認める―詳しく検証へ・広島市 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 15年前にも被害…水分含む「まさ土」一気に崩壊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 死亡者27人に 県警が発表 不明なお10人 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂崩れ、死者36人に=新たに3歳児も、7人が不明―日没後も捜索・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:近隣6府県警に緊急援助隊の派遣指示…警察庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>自衛隊員数百人を派遣へ 安倍首相指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>土砂次々に住宅のみこむ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 18人死亡、13人不明 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<広島豪雨>被害後に避難勧告 行政対応は後手 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂災害 「バックビルディング現象」で局地的豪雨 積乱雲が連続発生 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 死者18人に 首相、自衛隊員の数百人規模派遣を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>バックビルディング現象の可能性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>「危険な住宅地」土木学会が警告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 安倍首相「政府一体の救命、救助を指示した」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:現地災害対策室を設置へ=政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>土砂災害、警戒区域に未指定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島土砂災害>政府、情報連絡室を設置 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自衛隊派遣、600人規模に=古屋防災相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>未明の雨量243ミリ 観測史上1位 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 救助中に生き埋め、消防隊員が死亡 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>土砂崩れで18人死亡 救助中の消防隊員も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>安倍首相、被害拡大防止を指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 「避難しよう」直後に土砂が…死者8人、行方不明13人に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂崩れで死者・不明30人以上=2歳児ら、救助中の消防隊員も―大雨で・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 死亡は2歳男児ら4人に、約15人と連絡取れず 県は自衛隊に災害派遣要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:広島土砂崩れ 広島県が自衛隊に災害派遣要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂災害27人死亡、10人不明 - 速報:@niftyニュース.
リンク:中国と九州北部で大雨=広島で土砂災害、厳重警戒―日本海側に前線・気象庁 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<広島豪雨>土砂崩れ、13人が行方不明 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂崩れで3人死亡=2歳男児ら、生き埋め十数人―大雨、複数箇所で・広島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:男児ら27人死亡、10人不明…広島土砂崩れ - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

広島土砂崩れ 「誰か助けて」男児の体はまだ温かかった…懸命の救助も難航
産経新聞 8月20日(水)15時18分配信

Photo_13
山肌から崩れ、住宅地を襲った土砂=20日午前9時45分、広島市安佐南区(森田達也撮影)(写真:産経新聞)

 深緑の山々を切り裂く大量の土砂が、瞬く間に集落をのみ込んだ。広島市で20日、土砂崩れが相次ぎ、18人が死亡、13人が行方不明になった。倒壊した家屋からは閉じ込められた女性の声が聞こえ、息子が生き埋めになった母親は助けを求めて叫んだ。「なんとか無事でいてほしい」。懸命の救助活動が続くが、消防隊員が死亡する二次被害が出ており、作業は難航している。

【フォト】不明者の捜索が続く土砂崩れの現場

 「誰か助けてください」。11歳と2歳の男児が生き埋めになり、死亡した広島市安佐南区山本の民家。向かいに住む40代の男性会社員は、男児の母親の叫び声を聞いた。

 停電して真っ暗となった民家の土砂を、懐中電灯で照らしながら無我夢中になって素手でかき分けた。埋まっている2歳の男児に触れたが、裏山から流入した竹や家具に邪魔されて助け出すことはできなかった。男性は手の爪が剥がれた状態で「体はまだ温かかった」と悔しそうに話した。

 同じ地区に住む会社員、田中久善さん(55)は土砂崩れの様子を目撃していた。「午前4時前くらいに、何かが折れるような『メキメキッ』という音とともに、家から50メートルほど離れた山が崩れ、みるみるうちに木や土砂が自宅前まで流れ込んできた」という。

 「土砂が入ってきた。生き埋めになっている」

 市災害対策本部や市消防局によると、20日午前3時20分ごろ以降、豪雨や土砂崩れに関連する119番が相次いだ。安佐南区八木の主婦、細沢孝子さん(67)によると、雨は19日夕方から降り始め、次第に豪雨になったといい、「バケツをひっくり返したような、今までに経験したことがない激しい雨だった。雷の音もものすごかった」と振り返った。

 土砂崩れは複数箇所で発生し、山には鋭い爪でえぐったような幾筋もの土石流の痕が残った。現場は土砂や樹木、住宅のがれきで埋まっている。地元警察の担当者は「今もまだ現場では水が流れていて、二次被害の危険もあるため、慎重な救助作業が続いている」とするが、作業に当たった消防隊員が死亡したとの連絡も入っている。

 安佐南区八木では、住民ら約200人が同市立梅林小学校の体育館に避難。家族3人で避難した男性(74)は「50メートル先の民家3軒がなくなっていた」。男性の妻(69)は「2日前にも話をした知り合いの夫婦の行方が分からないと聞いており、自衛隊が捜索している。とても心配」と話した。

 マンションに住む女性(65)は「午前3時ごろ、ゴーという地響きがして水が入り、駐車場が水浸しになり、車が浮いた。危険を感じて上の階に逃げた。すぐに土砂が押し寄せてきた」と不安そうに話した。一帯は粘り気のある泥が深いところで膝下まで覆われ、まったく道路が見えない状況という。


広島土砂崩れ 危険箇所最多地域でまた…もろい土、整備追いつかず
産経新聞 8月20日(水)15時17分配信

Photo_16
土砂崩れ現場で救助・捜索活動にあたる自衛隊員ら =広島市安佐南区(陸上自衛隊第13旅団提供)(写真:産経新聞)

 土砂崩れで多数の死傷者が出た広島市では、平成11年にも梅雨前線による土砂災害で多くの被害者を出した。広島県は花崗(かこう)岩が風化してできた「まさ土」と呼ばれる地質が広がり、水分を多く含みやすいため大雨による崩落が起きやすいという。

 広島市周辺は人口に比べて平地が少なく、山を切り開いて開発した新興住宅地が多い。土砂災害危険箇所として広島県が指定する「土石流危険渓流」「急傾斜地崩落危険箇所」「地すべり危険箇所」を合わせると全国最多の3万1987カ所に上る。

 これまでにも土砂災害が多発。広島県によると、広島市周辺でも土石流などによる大きな被害は10年に1回ほどの割合で発生している。直近では11年6月29日に同市や呉市を中心に土砂災害が同時に発生。計207カ所でがけ崩れや土石流が起こり、死者31人、行方不明1人、負傷者59人という大惨事となった。

 住宅の被害は全壊101戸、半壊68戸、床上浸水1284戸、床下浸水2763戸に上った。ただ、発生時刻が午後2時ごろから同5時ごろまでの日中だったため留守にしていた家が多く、住宅被害に比べて人的被害は少なかった。

 土砂災害が起こるたびに対策の必要性が訴えられてきたにもかかわらず、砂防ダムなど防災施設の整備は遅れているのが現状だ。

 11年の災害被害を重くみた国は土砂災害防止法を制定。県も土砂災害の恐れがある地域を「土砂災害警戒区域」などに指定、危険性の周知に乗り出した。また「緊急な対策が必要な箇所は最優先で取り組む」として、「砂防アクションプラン」を継続的に策定。今年度からは28年度までの3年間で、国の直轄事業を除いて約170億円の防災整備を進めているが、危険な区域すべてに対策を施すには不十分といえる。

 県砂防課の担当者は「県内の半分はまさ土が分布している。災害を防ぐ工事が追いつかないため、住民に危機意識を持ってもらうのが重要だった」と説明。広島大の海堀正博教授(砂防学)は「強い雨が降った時間帯が深夜で身動きが取りにくかったことも災いした。住民にとって危険な場所に住んでいるという実感が大事で、少しでも早く避難するなど適切な対策を取ってほしい」と話した。


広島土砂崩れ 記録的豪雨、未明にかけ5地区 広島市に陸自500人派遣
産経新聞 8月20日(水)15時14分配信

 19日深夜から20日未明にかけ、広島市の安佐(あさ)南区、安佐北区に局地的豪雨が降り、土砂崩れが相次いで発生、多数の住宅がのみ込まれた。警察などによると、20日午後1時の時点で、2歳と11歳の男児や、救助活動を行っていた消防隊員1人を含む18人の死亡が確認された。警察庁によると、13人が行方不明になっている。

 気象庁によると安佐北区三入では、20日午前1時半から3時間の降雨量が、平年の8月1カ月分を超える217・5ミリに達し、観測史上最大を記録。広島市などに土砂災害警戒情報が出ていた。広島県の派遣要請に基づき、防衛省は陸自隊員約500人を派遣した。

 広島市災害対策本部によると、午前3時20分ごろ、安佐南区山本で11歳と2歳の男児が生き埋めになり、救出されたが死亡が確認された。安佐北区可部東で住民5人の救助活動を行っていた消防隊員の政岡則義さん(53)が土砂崩れに巻き込まれて死亡する二次災害も発生した。また、安佐南区緑井で土石流に流された77歳の女性と、同区八木で自宅が土砂に埋まって生き埋めになった男性2人の死亡が確認されたほか、同区八木で15歳の女性と祖父母の計3人が、安佐北区可部東でも数人が生き埋めになった-との通報もあった。

 広島地方気象台によると、安佐北区付近では20日午前3時半ごろ、1時間に100ミリを超える「記録的短時間大雨情報」が出され、同区と安佐南区には避難勧告が出ていた。

 安倍晋三首相は、被害状況の把握や被災者の救命、救助に全力で取り組むよう関係省庁に指示。政府は首相官邸の危機管理センターに官邸連絡室を設置した。


避難勧告遅かった=土砂災害で対応不備認める―詳しく検証へ・広島市
時事通信 8月20日(水)15時8分配信

 広島市の土砂災害で住民に出された避難勧告について、同市の金山健三危機管理部長は20日、「出すのが遅かった」と話し、市の対応が不適切だったことを明らかにした。同部長は「今まで経験したことがない急激な雨量と、同時多発の土砂災害が発生していることを考えていなかった」と釈明。松井一実市長は経緯を詳しく検証する方針を示した。
 局地的な豪雨を受け、市は19日午後9時50分ごろから、注意喚起を始めたが、土砂災害があった同市安佐南区と安佐北区で避難勧告が出たのは、災害が発生した後の同4時20分以降だった。
 市は1999年6月に多数の死者が出た豪雨災害の後、避難勧告を迅速に出すため、避難基準雨量を定めるなどした。しかし、20日午前3時には両区の一部で、雨量が基準に達していたにもかかわらず、勧告は出されず、金山部長は「教訓が生かされなかった」と認めた。
 一方、松井市長は同日夕、報道陣の取材に対し、勧告が出された時間について、「適切、不適切の判断は控えたい。勧告が出ていなかった点を検証させてほしい」と話した。
 同市長によると、雨が激しく降った午前3~4時に避難勧告を出すかどうかの検討をしたという。 


広島土砂崩れ 15年前にも被害…水分含む「まさ土」一気に崩壊
産経新聞 8月20日(水)15時1分配信

Bb
バックビルディング現象(写真:産経新聞)

 広島市の安佐南区、安佐北区を襲った局地的な豪雨は、暖かく湿った空気が流入し、積乱雲が連続的に発達する「バックビルディング」と呼ばれる現象が原因とみられている。現場周辺は花崗岩(かこうがん)が風化してできた「まさ土」と呼ばれる地質が広がり、水分を多く含むと強度が一気に落ちる特徴があった。専門家は「極めて土砂災害が発生しやすい状況だった」と指摘する。

【フォト】家屋と同じほどの巨石も…土砂崩れの現場

 気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)は「バックビルディング現象で、同じ地点に相当量の雨が降った」とみる。前線に向かって南西からの湿った空気と南からの湿った空気が九州・四国間の豊後水道でぶつかり、広島方面で活発な雨雲が発生したという。

 バックビルディング現象は、風上側の同じ場所で次々と積乱雲が発生して風に流され、ビルの背後に別のビルが立つように積乱雲が1列に並ぶことからこう呼ばれる。積乱雲は雨を降らせると消えるが、この現象が発生すると、風下で雨が降り続けるのが特徴だ。平成24年の九州北部豪雨や昨夏に山口、島根両県で発生した豪雨の原因とされ、湿った空気が同じ場所でぶつかり合うことが続けば、どこでも起こりうるという。

 広島地方気象台によると、8月は台風12、11号の影響などで雨の日が多く、地盤が緩くなっていた。安佐北区では19日午前11時から20日午前8時までに243ミリを記録。4時すぎには1時間あたり99・5ミリの猛烈な雨を観測した。岩手大の井良沢道也教授(砂防学)は「花崗岩が風化したまさ土は砂に近い地質で水を含みやすい」と指摘する。

 広島市では平成11年6月にも多数の死者を出した土砂災害が発生。土砂災害防止法制定の契機となった。井良沢教授は「8月に降り続いた雨の影響で地中に水分が多く含まれていたところに急激に大量な雨が降ったため、一瞬で崩壊したのでは」と分析している。


広島土砂崩れ 死亡者27人に 県警が発表 不明なお10人
産経新聞 8月20日(水)14時42分配信

 広島市の安佐南区、安佐北区で発生した土砂崩れの被害について、広島県警は20日、死亡者が27人になったと明らかにした。行方不明者は10人。けが人も多数出ており、広島市消防局によると、救助活動中に安佐北消防署の政岡則義さん(53)が死亡するなど、救助者にも被害が出ている。広島市災害対策本部によると、このほかにも救助を求める住民が多くいる。

 日本海にある前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気が不安定になり、安佐北区では20日午前1時半から3時間の降雨量が観測史上最大の217・5ミリを記録。市災害対策本部によると、死亡者は安佐南区で16人、安佐北区で2人となっている。

 広島県の派遣要請に基づき、陸上自衛隊も救助活動に当たった。安倍晋三首相は、自衛隊を数百人規模にするよう指示。広島県は広島市への災害救助法の適用を決定した。


土砂崩れ、死者36人に=新たに3歳児も、7人が不明―日没後も捜索・広島
時事通信 8月20日(水)14時27分配信

 豪雨で土砂崩れが相次いだ広島市では20日午後も、広島県警や自衛隊員らが行方不明者の救助・捜索を続けた。県警によると、新たに3歳男児を含む18人の死亡が確認され、土砂災害の死者は計36人、行方不明者は7人になった。
 気象庁は同日午前1時15分、同市などに土砂災害警戒情報を発表したが、市が最初に避難勧告を出したのは、土砂崩れの通報から約1時間後の同4時20分ごろだった。勧告の遅れが被害を拡大させた可能性があり、市は対応を検証する。
 県警などによると、亡くなったのは、同市安佐南区山本、小学5年平野遥大君(11)と弟の都翔ちゃん(2)、畑中和希ちゃん(3)=同市安佐北区可部東=、無職沢本範子さん(77)=同市安佐南区緑井=、同市都市交通部長の竹内重喜さん(54)=同=ら。
 救助活動中に亡くなった消防隊員は、安佐北消防署の消防司令補、政岡則義さん(53)=同区毘沙門台=。安佐北区可部東で畑中和希ちゃんを抱きかかえて避難させようとした際、崩れた土砂に巻き込まれた。
 被害が集中した安佐南区では、広範囲で土石流が発生しており、倒壊した家屋や、押し流された車が道をふさぐなどしているという。
 行方が分からない人は、生き埋めになっている可能性があり、日没後もライトを使った捜索が続いた。
 市は市内の体育館など27カ所に避難所を開設。家を失うなどした市民が避難した。


近隣6府県警に緊急援助隊の派遣指示…警察庁
読売新聞 8月20日(水)13時9分配信

 広島市の大規模な土砂災害を受けて、警察庁は20日午前4時30分、災害情報連絡室を設置し、被害状況の把握を進めている。

 また、同日午前8時25分までに順次、山口、鳥取、大阪など近隣の6府県警に広域緊急援助隊(計約210人)の派遣を指示した。隊員らは現場に到着後、行方不明者の捜索や救助活動を行う。


<広島豪雨>自衛隊員数百人を派遣へ 安倍首相指示
毎日新聞 8月20日(水)13時3分配信

 安倍晋三首相は20日午前、広島市の豪雨土砂災害を受け、政府一体で徹底した災害応急対策に取り組むよう関係省庁に指示し、被災者の救命・救助活動に当たる自衛隊員を数百人規模にするよう指示した。首相官邸で記者団に明らかにした。古屋圭司防災担当相を責任者とする政府調査団を早急に現地に派遣する方針。

 安倍首相は山梨県で休暇中で、同日朝から同県富士河口湖町内で森喜朗元首相らとゴルフをしていたが、被害拡大が判明し午前9時ごろゴルフを取りやめ、官邸に戻った。首相は古屋氏らから被害状況の報告を受けた後、記者団に「今後もさらに雨が降る恐れがあるので政府一体となって救命・救助の対応に当たるよう指示した」と述べた。【飼手勇介、田中裕之】


<広島豪雨>土砂次々に住宅のみこむ
毎日新聞 8月20日(水)12時45分配信

Photo_15
大規模な土砂崩れがあった現場。奥が安佐南区の市街地=広島市安佐南区八木で2014年8月20日午前10時55分、大西岳彦撮影

 猛烈な雨で流れ出た土砂が山肌をえぐり、いくつもの住宅をのみこんだ--。19日深夜から20日未明にかけて広島市北部を中心に降り続いた雨は、各地に土石流などの被害をもたらし、尊い命を奪った。現場で懸命な救出活動が続く中、住民らは土砂に襲われた恐怖に声を震わせた。【吉村周平、目野創、加藤小夜、石川将来、平川義之】

 「流された車が自宅の窓の近くまで迫ってきた」。広島市安佐南区緑井7の団体職員の男性(59)は20日午前3時ごろ、家がきしむような大きな音で目が覚めた。窓を開けると、乗用車が窓の数十センチ先に迫っており、慌てて家族を起こし2階に避難。午前11時過ぎ、2階のベランダからはしごで消防の救助隊員に救出され「こんな豪雨災害がまさか地元で起こるなんて」と青ざめていた。

 付近の道路は土砂で埋まり、茶色く濁った水が川のように流れている。家屋の大半は地面から1・5メートルぐらいまで土砂に覆われ、1階部分が押しつぶされたものも。警察官が意識のない人を家屋から運び出し、近くには家族と見られる女性が座り込んでいた。

 同区緑井8では、住宅に土砂が流入し住人の室屋敏夫さん(83)が行方不明に。駆け付けた室屋さんの孫の男性(34)が「『ここで土砂崩れがあったら怖いね』と話していたが現実に起こるなんて……」と捜索活動を見つめながらつぶやいた。

 近くの市立梅林小体育館には20日正午までに約300人が避難。自宅1階の壁が土砂で流された50代の夫婦は「ゴーッ」という地響きのような音が3回聞こえ、道路が土石流で埋まったので2階から屋根伝いに隣家に逃げたという。女性会社員(27)もごう音で目が覚め、停電の中、山側の窓を開けると土砂に垂直に埋まった車のテールランプが光っていた。女性は「生きた心地がしなかった」と話した。

 また、同区八木3の県営住宅も土砂に襲われ、避難できない住民たちが心配そうに窓から救助の様子をうかがっていた。1人暮らしの男性(69)は「土の臭いがすると間もなくガーと音がして、木ぎれや水が窓を突き破って入ってきた。ヘリから『避難してください』と呼び掛けがあったが、どうにもならない」と不安を口にした。

 男児2人が犠牲となった同区山本8の土砂崩れ現場。近くの集会所に避難した主婦(25)は「朝4時半ごろ、家中が土臭いなと感じて外を見ると、家の前まで土と流木が流れてきていた。隣のアパートは床上まで浸水していた」と話した。

 ◇山肌に巨大な爪痕

 土砂崩れで多数の死者・行方不明者が出ている広島市。上空のヘリコプターから安佐南区付近を取材すると、一目で被害の大きさが見て取れた。

 八木地区や緑井地区の山肌には7~8キロにわたって、巨大な生物がひっかいたような爪痕が数本残り、樹木や地盤が削り取られていた。その爪痕にはまだ大量の泥水が流れており、土砂の一部はふもとを走るJR可部線や国道のあたりにまで達している。

 20カ所はあるだろうか。至るところに消防や救急の車両が展開しており、民家やマンションの1階部分に流れ込んだ土砂をショベルカーや手作業でかき出している。警察のヘリから救助隊員がロープで民家の屋根に降り、避難している住民を抱え、つり上げて収容する姿も見られた。【望月亮一】


広島土砂災害 18人死亡、13人不明
2014年8月20日(水)12時42分配信 J-CASTニュース

2014年8月19日夜から20日未明にかけて、広島市安佐南区、安佐北区に局地的な豪雨が降った。この雨の影響で大規模な土砂崩れが発生し、20日11時15分現在、18人が死亡、13人が行方不明となっている。

安倍晋三首相は20日朝、関係各省庁に「早急に被害状況を把握し、政府の総力を挙げて被災者の救命・救助などの災害応急対策に全力で取り組む」ことなどを指示した。安倍首相はこの日朝から山梨・富士河口湖町でゴルフをしていたが、9時頃にプレーをやめ帰京した。


<広島豪雨>被害後に避難勧告 行政対応は後手 
毎日新聞 8月20日(水)12時23分配信

Photo_14
大規模な土砂崩れがあった現場。奥が安佐南区の市街地=広島市安佐南区八木で2014年8月20日午前10時57分、大西岳彦撮影

 今回の豪雨に対し、行政はどう対応したのか。広島市の金山健三・危機管理部長は「経験したことのないような雨量があり、その情報を得るとほぼ同時に119番が殺到し始めた」と述べ、想定外の大雨で対応が後手に回ったとの認識を示した。

 広島地方気象台は19日午後9時36分、広島市などに大雨・洪水警報を発表。市災害対策本部によると、市危機管理課では午後8時ごろから、気象台や民間気象予報会社と情報交換しながら、レーダーで雨域や雨量の動向を監視していた。予想外に雨域が1カ所に集中し、累積雨量が増え続けたため、20日午前1時35分に災害警戒本部を設置。同3時半には災害対策本部に切り替えた。

 しかし、広島市が最初に土砂災害が発生した地域に避難勧告を出したのは午前4時20分。安佐南区で土砂崩れにより男児2人が生き埋めになっていると、消防に最初の被害通報があってから1時間が経過していた。金山部長は「人的被害が生じる前に避難指示を出したかったが、結果的に避難勧告を出した時には災害が発生していた」と述べた。

 広島市は20日午前7時半過ぎから市役所で災害対策本部の会議を開催。松井一実市長は「人命最優先で被災者や避難者の目線に立って応急救護に努めていただきたい」と指示した。

 一方、広島県は20日午前1時15分、災害対策本部を設置。午前6時から幹部らを招集した会議を開き、湯崎英彦知事は「迅速な対応が必要。人命救助を第一に今後も被害が拡大することを念頭に行動してほしい」と訓示した。【植田憲尚、吉村周平】


広島土砂災害 「バックビルディング現象」で局地的豪雨 積乱雲が連続発生
産経新聞 8月20日(水)12時16分配信

Bb
バックビルディング現象(写真:産経新聞)

 広島市の安佐南区、安佐北区を襲った局地的な豪雨は、暖かく湿った空気が流入し、積乱雲が連続的に発達する「バックビルディング」と呼ばれる現象が原因とみられている。現場周辺は花崗岩(かこうがん)が風化してできた「まさ土」と呼ばれる地質が広がり、水分を多く含むと強度が一気に落ちる特徴があった。専門家は「極めて土砂災害が発生しやすい状況だった」と指摘する。

 気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)は「バックビルディング現象で、同じ地点に相当量の雨が降った」とみる。前線に向かって南西からの湿った空気と南からの湿った空気が九州・四国間の豊後(ぶんご)水道でぶつかり、広島方面で活発な雨雲が発生したという。

 バックビルディング現象は、風上側の同じ場所で次々と積乱雲が発生して風に流され、ビルの背後に別のビルが立つように積乱雲が1列に並ぶことからこう呼ばれる。積乱雲は雨を降らせると消えるが、この現象が発生すると、風下で雨が降り続けるのが特徴だ。

 平成24年の九州北部豪雨や昨夏に山口、島根両県で発生した豪雨の原因とされ、湿った空気が同じ場所でぶつかり合う状態が続けば、どこでも起こり得るという。

 広島地方気象台によると、8月は台風12、11号の影響などで雨の日が多く、地盤が緩くなっていた。安佐北区では19日午前11時から20日午前8時までに243ミリを記録。4時すぎには1時間あたり99・5ミリの猛烈な雨を観測した。

 岩手大の井良沢道也教授(砂防学)は「広島市に広がるまさ土は、砂に近い地質で水を含みやすい」と指摘する。

 広島市では11年6月にも多数の死者を出した土砂災害が発生。土砂災害防止法制定の契機となった。井良沢教授は「8月に降り続いた雨の影響で地中に水分が多く含まれていたところに急激に大量な雨が降っため、一瞬で崩壊したのでは」と分析している。


広島土砂崩れ 死者18人に 首相、自衛隊員の数百人規模派遣を指示
産経新聞 8月20日(水)12時9分配信

Photo_13
山肌から崩れ、住宅地を襲った土砂=20日午前9時45分、広島市安佐南区(森田達也撮影)(写真:産経新聞)

 広島市の安佐南区、安佐北区で20日に起きた集中豪雨災害で、広島県警によると、土砂災害などによる死者は18人となった。依然13人が行方不明になっている。一方、安倍晋三首相は同日、官邸で記者団に、災害救助にあたる自衛隊の規模を数百人規模にするよう指示したと明らかにした。

 安佐北区では20日午前1時半から3時間の降雨量が観測史上最大を記録。広島市などに土砂災害警戒情報が出ていた。広島県の派遣要請に基づき、陸上自衛隊の隊員約30人が救助活動を行っている。

 広島市災害対策本部によると、午前3時20分ごろ、安佐南区山本で11歳と2歳の男児が生き埋めになり、救出されたがいずれも死亡が確認された。

 安佐北区可部東で住民5人の救助活動を行っていた男性消防隊員(53)が土砂崩れに巻き込まれて死亡した。また、安佐南区緑井で土石流に流された77歳の女性と、同区八木で自宅が土砂に埋まって生き埋めになった男性2人の死亡も確認。このほか八木地区で15歳の女性と祖父母の計3人が、可部東地区でも数人が生き埋めになった-との通報もあった。

 広島地方気象台によると、安佐北区付近では20日午前3時半ごろ、1時間に100ミリを超える「記録的短時間大雨情報」が出され、多いところでは121ミリを記録。同区と安佐南区では避難勧告が出ていた。


<広島豪雨>バックビルディング現象の可能性
毎日新聞 8月20日(水)12時8分配信

 土砂崩れが発生した広島市北部の現場付近では、わずか3時間で平年の1カ月分を大きく上回る雨がなぜ降ったのか。広島地方気象台は同じ場所で次々と積乱雲が発生し、豪雨が集中する「バックビルディング現象」が起きた可能性が高いとみている。

 気象庁などによると、湿った空気が入り込んで積乱雲が作られ、同じ方向に風が吹いて次々と直線上に並ぶと、局所的な豪雨をもたらす。風上の積乱雲が建ち並ぶビルのように見えることから、バックビルディング現象と呼ばれる。

 2012年7月に九州北部、昨年8月に秋田・岩手県を襲った豪雨災害などでも、この現象が起きたとされている。

 広島の上空には、数日前から九州方面と豊後水道方面から暖かく湿った空気が多量に流れ込んで停滞し、大気が不安定な状態が続いていた。広島工業大の田中健路准教授(気象学)は「バックビルディングに間違いないだろう。前線に湿った空気が流れ込み、次々と積乱雲が生まれたのではないか」と分析する。

 気象台は「これほどの雨量は想定できなかった。現在の技術ではバックビルディングが起きる場所や時間を予測するのは困難だ」としている。【茶谷亮、椋田佳代、小山由宇】


<広島豪雨>「危険な住宅地」土木学会が警告
毎日新聞 8月20日(水)11時59分配信

 土砂災害が起きた広島市安佐北区などでは1999年6月にも豪雨による大規模な土砂災害が発生し、多くの犠牲者が出た。社団法人「土木学会」(東京)の調査団が同年8月の報告で、現場周辺では地盤がもろい山間部を切り開いて宅地開発が進められ、土砂災害などの危険性が高い住宅地が広がっていると警告していた。

 土木学会が派遣した緊急調査団(団長=福岡捷二・現中央大研究開発機構教授)の調査報告によると、広島市は河川で形成されたデルタ状の狭い平地に山間部が接している。今回の現場を含む山間部の斜面は、風化した花こう岩の上を薄い表土が覆う地質で、雨で水がたまると斜面の崩壊や土石流が発生しやすい。平地が少ないため、山地部まで宅地が広がっており、「危険な住宅区域が多い」と指摘していた。

 広島市内では人口増加に伴い山間部を切り開いた宅地開発が進められてきた。その一方で土砂災害も増えていた。

 国土交通省が各都道府県を通じて集計した「土砂災害危険箇所」によると、広島県は土砂災害の危険性が高い場所が約3万2000カ所あり、全国で最も多かった。

 広島大大学院総合科学研究科の海堀正博教授(砂防学)は「今回の現場を含めて、広島県は花こう岩が風化してもろい砂状になる『真砂土(まさど)』の地盤が多い。真砂土はやわらかいので住宅造成がしやすい一方、今回のような惨事が起きやすい」と話した。【林由紀子、小山由宇】


広島土砂崩れ 安倍首相「政府一体の救命、救助を指示した」
産経新聞 8月20日(水)11時57分配信

Photo_12
山から崩れた土砂が住宅街を襲った現場=20日午前10時16分、広島市安佐南区(本社ヘリから)(写真:産経新聞)

 安倍晋三首相は20日午前、広島市の集中豪雨による土砂崩れに関し「今後もさらに雨が降るおそれもあるので、政府一体となって救命、救助の対応に当たるように指示した」と述べた。静養先の山梨県鳴沢村の別荘から急遽(きゅうきょ)帰京し、官邸で記者団の質問に答えた。

 これに先立ち首相は関係省庁に対して(1)早急に被害状況を把握し、被災者の救命・救助の災害応急対策に全力で取り組む(2)関係省庁が緊密に連携し、住民の避難支援に万全を期す(3)国民に情報提供を的確に行い、被害の拡大防止措置を徹底する-の3点を指示した。

 首相は、広島県が陸上自衛隊に災害派遣を要請していることを受け「救命、救出、救助の態勢を強化するため自衛隊の規模を数百名規模とするように指示した」とも記者団に語った。古屋圭司防災担当相を現地に派遣する考えも明らかにした。

 首相は午前中、山梨県富士河口湖町で森喜朗元首相や茂木敏充経済産業相らとゴルフをしていたが、プレーをやめて、いったん別荘に戻った後に帰京した。


現地災害対策室を設置へ=政府
時事通信 8月20日(水)11時52分配信

 政府は20日、広島市内で起きた土砂崩れ災害を受けて関係省庁による対策会議を開き、現地災害対策室を同日午後に広島県庁に設置する方針を決めた。内閣府審議官をトップに、内閣府や国土交通省、警察庁などの担当者十数人で構成。県や広島市などと連携し、人命救助に向け作業に当たる。 


<広島豪雨>土砂災害、警戒区域に未指定
毎日新聞 8月20日(水)11時51分配信

 広島県砂防課によると、今回災害が起きた地域は土砂災害防止法に基づく特別警戒区域や警戒区域には指定されていなかった。同法では都道府県が土地を調査し、区域指定を5年を目安に更新すると定めているが、担当者は「調査には大変な手間がかかり、追いついていない」と話した。

 同課によると、特別警戒区域に指定されれば、新たに住宅を建てる際、土石流などにも耐えられるよう壁や柱の強度を高めることが求められ、許認可を得るのが他の地域よりも厳しくなる。一方、警戒区域では避難態勢の確立と周知徹底が義務付けられる。指定するには地形、地質、土地利用状況など詳細な調査が必要という。

 同法は1999年の広島豪雨災害を受けて2001年に施行。03年に被災した一部区域を全国で初めて指定した。その後、県内全域で調査が進められているが、担当者は「指定されるべき箇所は3万2000ほどあるのに、まだ1万2000カ所程度しか指定できていない」と話す。広島大の海堀正博教授は「指定が大変な作業なのは理解できるが、住民が危険性を認識できるよう、できるだけ早期の指定を求めたい」と注文した。【松井聡、岡村崇】


<広島土砂災害>政府、情報連絡室を設置
毎日新聞 8月20日(水)11時48分配信

Photo_11
周辺が土砂に覆われた自宅付近から救助される女性=広島市安佐南区八木で2014年8月20日午後0時8分、幾島健太郎撮影

 広島市の土砂災害を受け、政府は20日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。政府は同日午前、東京都内で関係省庁災害対策会議を開き、古屋圭司防災担当相は「人命救助の徹底をしてほしい。北九州などでも大雨が予測されており、万全の対応を期してほしい」と述べ、関係省庁の連携を呼びかけた。【奥山智己】


自衛隊派遣、600人規模に=古屋防災相
時事通信 8月20日(水)11時41分配信

 古屋圭司防災担当相は20日、広島市で発生した土砂崩れ災害を受けた自衛隊派遣について、六百数十人規模になることを記者団に明らかにした。 


<広島豪雨>未明の雨量243ミリ 観測史上1位
毎日新聞 8月20日(水)11時36分配信

Photo_10
大雨による土砂崩れで、泥で埋まる住宅街=広島市安佐南区八木で2014年8月20日午前8時31分、本社ヘリから望月亮一撮影

 土砂崩れが発生した広島市北部には記録的な雨が降り続いた。気象庁によると、広島市安佐北区三入では降り始めの19日午前11時から、20日午前6時までの総降雨量(アメダス速報値)が計243.0ミリに達した。1976年の統計開始以来、24時間降水量が観測史上1位となった。日本海に停滞する前線に向かい、南からの暖かく湿った空気が流れ込み、猛烈な雨を降らせたという。

 広島県内は雨の峠は越えたが、20日昼前までに土砂災害、昼過ぎまでは河川の増水や氾濫に厳重に注意するよう、気象庁は呼びかけている。【デジタル報道センター】


広島土砂崩れ 救助中に生き埋め、消防隊員が死亡
産経新聞 8月20日(水)11時15分配信

 広島市の集中豪雨災害で20日、住民の救助活動を行っていた消防隊員も土砂崩れに巻き込まれて死亡した。

 市災害対策本部などによると、同市安佐北区可部東で20日午前3時55分、「家屋で2人が生き埋めになった」と119番があり、市消防局の消防隊が急行。計5人の救出を完了したところ、再び土砂崩れが発生し、安佐北消防署所属の消防司令補の男性(53)が巻き込まれて生き埋めになった。別の消防隊員に救出されたが、その後死亡が確認された。

 一方、同市安佐南区山本地区の民家を襲った土砂災害で生き埋めになり、心肺停止状態で発見された11歳男児の死亡も確認された。


<広島豪雨>土砂崩れで18人死亡 救助中の消防隊員も
毎日新聞 8月20日(水)11時12分配信

Photo_9
大雨による土砂崩れで、泥で埋まる市街地=広島市安佐南区八木で2014年8月20日午前8時48分、本社ヘリから望月亮一撮影

 19日夜から20日未明にかけて広島市内で局地的な豪雨が降り、土石流などの土砂災害が複数箇所で発生した。広島県警や消防などによると、2歳の男児を含む18人が死亡、13人が生き埋めになるなどして行方不明になっている。このうち1人は救助活動中だった消防隊員で、土砂崩れに巻き込まれて死亡した。広島県は自衛隊に災害派遣を要請。防衛省は陸上自衛隊海田市(かいたいち)駐屯地=広島県海田(かいた)町=所属の隊員約500人を派遣した。消防とともに救出活動を続けている。

 20日午前3時半ごろ、広島市安佐南区山本の住民から「裏山が崩れ、自宅に土砂が流れ込んだ」と119番があった。この住宅に住む2歳と11歳の男児が生き埋めになり、救出されたが、病院で死亡が確認された。

 また午前3時半ごろ、安佐南区緑井で、77歳の女性が土石流に流され、その後発見されたが死亡が確認された。午前5時10分ごろには、安佐南区八木でも住宅が土砂に埋まり、生き埋めになった男性2人の死亡が確認された。

 安佐南区の山本、緑井、八木の3地区、安佐北区などで広範囲にわたり土砂災害が発生し、複数の住民と連絡が取れなくなっている。安佐南区緑井では土石流で複数の住宅が押し流されたとの情報があり、警察や消防が確認を急いでいる。

 市消防局によると、死亡した消防隊員は消防司令補の男性(53)。安佐北区可部東の土砂崩れ現場で救助活動に当たっていて生き埋めになり、救出されたがその後、死亡が確認された。

 広島地方気象台によると、20日午前3時50分ごろ、安佐北区で1時間雨量が120ミリを超えため、「記録的短時間大雨情報」を出した。午前4時半までの3時間雨量は観測史上最大の204ミリに達し、平年の8月1カ月雨量(143ミリ)を上回った。広島市は午前4時20分と4時半に安佐北区と安佐南区の一部地域に避難勧告を出した。

 安佐北区や同県呉市などでは1999年6月にも豪雨による土砂災害が発生し、30人を超える犠牲者が出た。【石川裕士、吉村周平】


<広島豪雨>安倍首相、被害拡大防止を指示
毎日新聞 8月20日(水)10時50分配信

Photo_8
大雨による土砂崩れで、救助活動をする消防隊員ら=広島市安佐南区八木で2014年8月20日午前8時20分、本社ヘリから望月亮一撮影

 山梨県で休暇中の安倍晋三首相は20日朝、広島市の豪雨土砂災害を受け、応急対策に全力で取り組み、被害の拡大防止を徹底することなどを指示した。

【写真特集】ヘリで救助される住民、泥で埋まる市街地

 首相は同日朝から同県富士河口湖町内で森喜朗元首相らとゴルフをしていたが、被害が拡大していることが判明し、午前9時ごろ、ゴルフを取りやめ、首相官邸に向かった。

 首相指示は(1)被害状況把握と被災者の救命・救助などの災害応急対策に全力で取り組む(2)住民の避難支援などに万全を期す(3)情報提供を的確に行い被害の拡大防止の措置を徹底する--の3点。首相指示は午前6時半に出され、首相官邸は同8時50分になり、指示内容を公表した。【小田中大】


広島土砂崩れ 「避難しよう」直後に土砂が…死者8人、行方不明13人に
産経新聞 8月20日(水)10時30分配信

Photo_7
土砂崩れの現場(写真:産経新聞)

 押し寄せた大量の土砂や樹木が集落を襲い、倒壊した家屋からは救出を求める女性の声が聞こえた。広島市の安佐南区、安佐北区で相次いで発生した土砂災害。20日午前9時までに、2歳男児を含む8人の死亡が確認され、13人が依然行方不明となっている。「無事でいて」。近隣住民らは、消防隊員らによる捜索・救出活動を祈るように見守った。

【フォト】救助が続く、広島市安佐南区の土砂崩れの現場

 20日未明の豪雨で裏山が崩れ、土砂が押し寄せた安佐南区山本地区の民家。4軒並びの1軒が被害に遭い、5人家族のうち、山に近い1階和室にいた子供2人が土砂の生き埋めになった。2人は消防隊に救出されたが、2歳男児は死亡が確認され、11歳の男児も心肺停止の状態で発見された。

 隣に住む自営業、村上正幸さん(35)は「ドン」という音を聞き、裏山の土砂が崩れ始めたことに気づいた。「避難しよう」。男児の民家に電話をかけ、自分たちは車で家を脱出。その直後、土砂崩れが襲った。

 「サッカーをやっていて、優しいお兄ちゃん。助かってほしい」小学4年の白数和子さん(9)は心配そうに話した。

 向かいに住む女性は、未明の豪雨について「特に午前2~3時ごろがすごかった。稲光が普通じゃなかった。ここに50年以上住んでいるが、こんなことは初めて。土砂崩れのときは地鳴りがして、地震かと思うくらいだった」と不安そうに振り返った。

 一方、77歳の女性が土石流に流されて死亡した安佐南区緑井では「倒壊した建物の中から女性の声がする」と通報があった。土砂は山の斜面から数百メートル離れた集落まで押し寄せ、直径数メートルの岩が横たわる。サイレンが鳴り響く中、消防隊員はスコップやチェーンソーを手に、胸まで泥に漬かりながら救助に当たった。


土砂崩れで死者・不明30人以上=2歳児ら、救助中の消防隊員も―大雨で・広島
時事通信 8月20日(水)9時54分配信

 20日未明、大雨に見舞われた広島市内で土砂崩れが相次ぎ、警察当局によると、2歳と11歳の男児を含む計18人が死亡、13人が行方不明になった。土砂崩れは複数箇所で発生。不明者の多くは生き埋めになっているとみられ、広島県警や消防などが救助を急いでいる。
 市消防局などによると、同日午前3時20分ごろ、安佐南区山本の住民から「自宅の裏山が崩れた」と119番があった。この家の1階に土砂が流れ込んでおり、11歳と2歳の男児が巻き込まれた。
 約7キロ離れた同区緑井の住宅地でも、女性(77)が崩れた土砂にのみ込まれるなどし、同区では計16人が死亡した。
 隣接する安佐北区では、可部東で救助活動中の男性消防署員(53)が再び崩れた土砂に流されるなどして、2人が死亡した。
 安佐南区では、広範囲で土石流が発生。住宅十数棟が流されたといい、安佐北区と合わせ、計十数人が生き埋めになったとみられるという。
 安佐北区では、同日午前3時半までの1時間雨量が約120ミリとの記録的短時間大雨情報が出され、同4時半までの3時間雨量は観測史上最多となった。
 市と県は災害対策本部を設置し、情報収集に当たるとともに、安佐南区の一部に避難を指示、安佐北区の一部に避難勧告を出した。
 災害を受け、広島県は自衛隊に派遣要請。防衛省は隊員約500人を派遣した。
 また、警察庁は同日午前、災害情報連絡室を設置し、広域緊急援助隊の派遣を指示した。大阪、兵庫、鳥取、島根、岡山、山口の6府県警の隊員210人が救助に加わった。 


広島土砂崩れ 死亡は2歳男児ら4人に、約15人と連絡取れず 県は自衛隊に災害派遣要請
産経新聞 8月20日(水)9時12分配信

 19日から20日未明にかけ、広島市の安佐南区、安佐北区に局地的な豪雨が降り、土砂崩れが相次いで発生、複数の住宅がのみ込まれるなどした。消防隊が救出や捜索を続けている。2歳男児と77歳女性のほか男性2人の計4人の死亡が確認された。約15人と連絡が取れていない。

 広島県は陸上自衛隊に災害派遣を要請。政府は首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

 広島市災害対策本部によると、生き埋めや川に流されたなどの119番が少なくとも20件あった。午前3時20分ごろ、安佐南区山本で「子供2人が生き埋めになった」との通報があった。11歳と2歳の男児で、2歳の男児は約2時間後に救出されたが死亡した。

 また、同市安佐南区で土石流に流された77歳の女性と、自宅が土砂に埋まって生き埋めになった男性2人の死亡が確認された。

 このほか同区八木で15歳の女性と祖父母の計3人が、安佐北区可部東でも数人が生き埋めになったなどの通報があった。民家や車が流されたとの通報も相次いだ。付近の山が崩れ、土砂にのみ込まれるなどして複数の民家が被害を受けた可能性があるという。まだ約15人と連絡が取れておらず、確認を急いでいる。

 広島地方気象台によると、生き埋めの通報が相次いだ安佐北区付近では20日未明、1時間に100ミリを超える「記録的短時間大雨情報」が出ていた。


広島土砂崩れ 広島県が自衛隊に災害派遣要請
産経新聞 8月20日(水)8時14分配信

 広島市の集中豪雨で、広島県は20日午前6時半、陸上自衛隊に災害派遣を要請した。


土砂災害27人死亡、10人不明
2014年8月20日(水)7時11分配信 共同通信

Photo_5
 局地的な豪雨で発生した土砂崩れにより、埋もれた住宅地=20日午前7時35分、広島市安佐南区

 19日深夜から20日未明にかけ、広島市の安佐南区、安佐北区で局地的な豪雨となり、土砂崩れや土石流が発生、多数の住宅がのみ込まれるなどした。広島県警によると27人が死亡し、生き埋めになるなど10人が行方不明。けが人も多数出ており、消防隊が救出や捜索を続けている。

 日本海の前線に暖かく湿った空気が流れ込んで大気が不安定になり、安佐北区では20日午前1時半から3時間の降雨量が観測史上最大の217・5ミリを記録。広島市などに土砂災害警戒情報が出ていた。

 県の派遣要請に基づき陸上自衛隊も救助活動に当たった。安倍首相は、救助に当たる自衛隊を数百人規模にするよう指示。


中国と九州北部で大雨=広島で土砂災害、厳重警戒―日本海側に前線・気象庁
時事通信 8月20日(水)7時0分配信

 日本海に延びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、中国地方と九州北部では20日未明、局地的に猛烈な雨が降った。気象庁などは広島、長崎、佐賀各県に土砂災害警戒情報を出した。同庁は河川の氾濫や低地の浸水にも厳重な警戒を呼び掛けている。
 広島市では土砂災害が発生し、安佐北区と安佐南区で死者、行方不明者が30人以上に上った。同市と広島県は災害対策本部を設置。両区では一部地域の住民に避難勧告や指示が出された。
 安佐北区では20日午前3時半までの1時間雨量が約120ミリとの記録的短時間大雨情報が出された。安佐北区の同4時半までの3時間雨量は204.0ミリで、この地点の観測史上最多となった。一方、長崎県西海市では同5時ごろまでの1時間に93.5ミリの雨が降った。
 21日正午までの24時間予想雨量は多い所で、九州北部100ミリ、中国60ミリ。落雷や突風、竜巻にも注意が必要。 


<広島豪雨>土砂崩れ、13人が行方不明
毎日新聞 8月20日(水)6時47分配信

Photo_4
行方不明の家人を捜索する消防隊員ら=広島市安佐南区山本で2014年8月20日午前5時41分、大西岳彦撮影

 広島市北部は19日夜から20日未明にかけて、局地的な大雨に見舞われた。広島市消防本部によると、同市安佐南、安佐北両区内で土砂崩れが連続発生し、そのうち安佐南区山本8の民家では午前5時過ぎ、2歳の男児が心肺停止状態で発見された。20日午前6時半現在、少なくとも13人の行方不明者が出ている。

 同区山本、緑井、八木地区などでは広範囲にわたり土砂崩れが起き、複数の住民と連絡が取れなくなっている。安佐北区でも数人が行方不明との情報があり、消防や警察が確認を急いでいる。

 広島地方気象台によると、19日午後11時~20日午前5時まで、安佐北区三入で観測史上最多となる243ミリを記録。広島県と広島市はそれぞれ災害対策本部と災害警戒本部を設置。同市は午前4時15分と4時半に安佐北区と安佐南区の一部地域に避難勧告を出した。【吉村周平】


土砂崩れで3人死亡=2歳男児ら、生き埋め十数人―大雨、複数箇所で・広島
時事通信 8月20日(水)6時28分配信

 20日未明、広島市内で土砂崩れが相次ぎ、市消防局などによると、2歳男児を含む3人の死亡が確認された。土砂崩れは複数箇所で発生しており、少なくとも十数人が生き埋めになっているとみられる。
 市消防局などによると、午前3時20分ごろ、安佐南区山本の住民から「自宅の裏山が崩れて土砂が流れ込んだ」と119番があった。この家の11歳と2歳の男児が土砂に巻き込まれており、2歳児の死亡が確認され、11歳児は救出されたが心肺停止の状態という。
 また、同区内の約7キロ離れた住宅地の土砂崩れなどで、女性(77)と男性の死亡が確認された。 


男児ら27人死亡、10人不明…広島土砂崩れ
読売新聞 8月20日(水)5時32分配信

Photo_3
豪雨による土砂崩れで押し流された住宅(20日午前6時36分、広島市安佐南区緑井で)=近藤誠撮影
 広島市北部の安佐南、安佐北両区で20日未明、局地的に猛烈な雨が降り、南北約15キロにわたり10か所以上の土砂崩れが発生、多数の住宅に土砂が流れ込んだ。

 警察庁によると、午後2時現在、11歳と2歳の男児ら27人が死亡し、10人が行方不明になった。死者には、救助活動中に土砂崩れに巻き込まれた消防署員も含まれている。陸上自衛隊は、広島県の要請を受けて現地に部隊を派遣。政府は同日午前、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置、その後官邸連絡室に格上げした。

 県は20日、同市に災害救助法の適用を決めた。避難所の設置、食料品や衣料品の提供などの費用を国と県が負担する。総務省消防庁は災害対策本部を設置した。

 市消防局によると、土砂崩れがあったのは、安佐南区山本、緑井、八木と安佐北区可部東などの山沿いの地区で、太田川との間で、南北に帯状に延びた住宅街。

 小さな谷になっている場所で複数の土石流が発生し、多数の家屋が崩れた。また、安佐北区可部の根谷川が一時氾濫した。

 雨は19日午後8時頃から本格的に降り始め、20日未明に激しくなった。市消防局には、午前3時20分頃から9時半頃にかけ、「裏山が崩れた」「人や車が川に流された」など、救助が必要な内容の119番が計30件あった。

 市は午前4時20分以降、両区の計21地区に避難指示・勧告を出した。

 警察庁によると、死亡が確認されたのは、安佐南区山本で土砂崩れに巻き込まれた11歳と2歳の兄弟2人、同区緑井で土石流に流された77歳女性、68歳女性ら。

 安佐北区可部東では、救助活動をしていた安佐北消防署の男性消防司令補、政岡則義さん(53)が住民5人を救出した後、土砂崩れに遭い、死亡が確認された。

« 宮城沖地震に関するニュース・1730,2014年8月19日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1731,2014年8月20日 »

ニュース」カテゴリの記事

災害」カテゴリの記事

社会・事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/60181195

この記事へのトラックバック一覧です: 広島で豪雨による土砂崩れ、27人死亡、10人不明:

« 宮城沖地震に関するニュース・1730,2014年8月19日 | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1731,2014年8月20日 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30