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2014年8月 4日 (月)

安倍首相、「北朝鮮が拉致問題の全面調査を約束」と発表・12

安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮による外務相局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての拉致被害者と拉致の可能性が排除できない特定失踪者について、包括的な全面的調査をすると約束したことを明らかにした。
安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮による外務相局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての拉致被害者と拉致の可能性が排除できない特定失踪者について、包括的な全面的調査をすると約束したことを明らかにした。

首相官邸で記者団に語った内容は次の通り。
「ストックホルムで行われた日朝協議の結果、北朝鮮側は拉致被害者および拉致の疑いが排除されない行方不明の方々を含め、全ての日本人の包括的全面調査を行うことを日本側に約束をしました。
その約束に従って、特別調査委員会が設置をされ、日本人拉致被害者の調査がスタートすることになります。
安倍政権にとりまして、拉致問題の全面解決、最重要課題の一つであります。
全ての拉致被害者のご家族がご自身の手でお子さんたちを抱きしめる日がやってくるまで、私たちの使命は終わらない。この決意を持って取り組んできたところでありますが、全面解決へ向けて第一歩となることを期待しています」

※以上、産経新聞の報道より。

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リンク:政府、拉致で詳細報告要求へ - 速報:@niftyニュース.
リンク:菅官房長官が生存者の存在を示唆 「拉致被害者は全員当局の管理下に」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者市川修一さん父の葬儀 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「再会させられず残念」=市川修一さん父の葬儀―鹿児島 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査 北の特別委報告「調査状況見極める」 菅長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:日本人拉致報告、9月第2週以降 - 速報:@niftyニュース.
リンク:拉致支援法 受け入れ対応、戸惑う自治体 国との役割分担もあいまい - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】特定失踪者の和田佑介さんの家族ら、江津市長に面会 島根 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致支援法 帰国者の生活に道筋 就職・言語…柔軟対応求める声 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】被害者受け入れ態勢「事前準備を」 家族会が秋田知事に要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相「帰国者に安心を」 拉致被害者支援、政府が中間報告決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相母・洋子さんモンゴル訪問 めぐみさん宛手紙持参か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<北朝鮮拉致>新たな被害者の帰国に向け支援法改正中間報告 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者支援きめ細かく=新たな帰国へ準備―政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者に給付金…政府が支援策を決定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:政府、拉致被害者の支援策決定 - 速報:@niftyニュース.
リンク:拉致被害者に新給付金=政府対策本部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者の帰国に備え新支援策 政府、日朝協議の進展想定 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者「出迎える親兄弟いないと悲劇」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】家族会、救う会が竿燈まつりで救出訴え 秋田 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:99歳・平さん死去 拉致被害者・市川修一さんの父 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者に新給付金=政府対策本部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致報告、来月上旬に…政府は失踪者の回答要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:竿燈会場で拉致被害者救出訴え 家族会・飯塚代表ら - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<拉致被害者>市川修一さんの父の平さん死去 99歳 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者、市川修一さんの父、平さん死去 99歳 「悔しくてたまらない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者の市川修一さんの父・平さん死去 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:市川平氏死去=拉致被害者、修一さんの父 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ブローチ>拉致被害者家族を励まし 茨城の74歳女性 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致交渉に「透明性を」 ARF会議で米が日本に要請へ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北の拉致再調査1カ月 「あなたは日本人、帰国準備を」子供世代も聴取 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】拉致被害者・松木薫さんの姉、斉藤文代さん - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査1カ月 具体的な指示なく…沈黙の官邸、関係者ヤキモキ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:安倍首相の母・洋子さん モンゴルで対北朝鮮交渉の驚愕情報 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

政府、拉致で詳細報告要求へ
2014年8月6日(水)19時16分配信 共同通信

 政府は6日、ミャンマーで10日に予定される国際会議に合わせた日朝外相の非公式接触に向けた対処方針を固めた。9月第2週にも見込まれる北朝鮮の特別調査委員会による最初の報告では、拉致被害者らの安否に関し詳細を報告するよう要求する。北朝鮮による最近の短距離弾道ミサイル連続発射に抗議し、核開発を含めた自制も促す。複数の日本政府筋が明らかにした。

 日本政府が想定するのは、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に出席する岸田文雄外相と李洙ヨン外相による短時間の「立ち話形式」。3月に政府間協議が再開して以来、最も高いレベルでの接触となる。


菅官房長官が生存者の存在を示唆 「拉致被害者は全員当局の管理下に」
J-CASTニュース 8月6日(水)18時39分配信

 菅義偉官房長官が2014年8月6日発売の「週刊文春」8月14日・21日号のインタビューで、北朝鮮側が「拉致被害者を全員、管理下に置いていると思います」と述べ、9月にも結果の第一弾が発表されるとみられる北朝鮮側の「包括的かつ全面的な調査」に期待感を示した。

 仮に北朝鮮が拉致被害者の所在をすでに把握しているとすれば、その前提として拉致被害者の中に生存者がいるということになり、少なくとも拉致被害者に関しては事実上調査が終了しているとも言えるからだ。記者会見では慎重姿勢を守っている菅氏だが、週刊誌のインタビューでは一歩発言を踏み込んだ形だ。

■なにをもって「全員帰国」かは明らかではない

 菅氏のインタビューは、「池上彰が菅義偉官房長官に迫る!」と題して4ページにわたって掲載された。菅氏は、政府が掲げる「全員帰国」の対象については、

  「これまで、日本側で拉致された人の特定をしていますね。この人たちは全員生存しているという前提で動くのが我々の揺るがない基本です」

と述べるにとどめ、政府が公式に認定した拉致被害者12人を指すのか、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない「特定失踪者」や全国の警察で捜査している約860人のことを指すのかは必ずしも明らかではない。

 その上で、

  「私は、北朝鮮は拉致被害者を全員、管理下に置いていると思います。当局が現在の状況を把握していないということはあり得ない」

 と述べた。北朝鮮の調査委員会では、拉致被害者、行方不明者、日本人遺骨問題、 残留日本人・日本人配偶者の4つの分科会が並行して作業を進めることになっている。仮に菅氏の見立てが正しければ、少なくとも拉致被害者については「再調査」するまでもなく、北朝鮮は「調査結果」を把握していることになる。

会見では「北朝鮮側の調査状況を慎重に見極めたい」
 ただ、菅氏は記者会見では慎重姿勢を続けており、8月6日午前の会見では、

  「北朝鮮と我が国の政府間会合の中で、北朝鮮側は特別調査委員会について、本年夏の終わりから秋の初めの頃に通報を行う、こういうことになっている。現時点においては全くなにも決まっておらず、北朝鮮側の調査状況を慎重に見極めたい」

と述べるにとどめた。調査結果の最初の伝達が9月第2週以降にずれ込む見通しになったという報道についても、

 「そうしたことについては承知をしていない」

と否定した。


拉致被害者市川修一さん父の葬儀
時事通信 8月6日(水)12時47分配信

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北朝鮮による拉致被害者市川修一さんの父で、4日に99歳で死去した平さんの葬儀が6日午前、鹿児島県鹿屋市の斎場で営まれた。写真は、父の葬儀であいさつする市川修一さんの兄健一さん(左から4人目)。


「再会させられず残念」=市川修一さん父の葬儀―鹿児島
時事通信 8月6日(水)12時42分配信

 北朝鮮による拉致被害者市川修一さん=失踪当時(23)=の父で、4日に99歳で死去した平さんの葬儀が6日午前、鹿児島県鹿屋市の斎場でしめやかに営まれ、約80人の参列者が冥福を祈った。修一さんの兄健一さんは「父と修一の再会を果たしたい一念で闘ってきたが、その願いもむなしく旅立ち、残念で無念で悔しくてなりません」と時折声を詰まらせながらあいさつした。
 拉致被害者松木薫さん=同(26)=の姉斎藤文代さん(69)は、今年1月に亡くなった母スナヨさんに触れ、「本当に会いたかったと思う。私の母もそう。早期解決の道につなげていってほしい」と話した。葬儀では、安倍晋三首相の「政府として拉致問題の解決に全力で取り組むことを改めて誓います」との弔電も読み上げられた。 


拉致再調査 北の特別委報告「調査状況見極める」 菅長官
産経新聞 8月6日(水)12時16分配信

 菅義偉(よしひで)官房長官は6日午前の記者会見で、拉致被害者らの再調査を行う北朝鮮の特別調査委員会の報告が9月第2週以降になるとの一部報道について、「北朝鮮側は夏の終わりから秋の初めのころに1回目の報告を行うことになっている。現時点で何も決まっていないので、北朝鮮側の調査状況を慎重に見極める」と述べた。


日本人拉致報告、9月第2週以降
2014年8月6日(水)11時8分配信 共同通信

 北朝鮮が設置した日本人拉致被害者の安否再調査などに関する特別調査委員会の最初の報告が9月第2週以降に行われる見通しとなったことが分かった。日本政府関係者が6日、明らかにした。早ければ8月末との見方もあったが、結果の取りまとめに時間がかかるためとみられる。日本側は外務省局長級協議を開催して報告を受けたい考えで、時期と場所について今後、北朝鮮側と調整する。

 安否不明の政府認定被害者12人や、拉致の可能性が濃厚な行方不明者について、帰国につながる新たな安否情報が示されるかが焦点となる。


拉致支援法 受け入れ対応、戸惑う自治体 国との役割分担もあいまい
産経新聞 8月6日(水)7時55分配信

 新たな拉致被害者の帰国も想定し、改正されようとしている支援法。だが、居住地で生活支援を担う地方自治体の大半は被害者の受け入れ経験がないため、今後に向けて戸惑いの声が上がる。

 拉致被害者、松本京子さん=拉致当時(29)=の出身地である鳥取県は5月末、帰国を見据えた準備を始めた。公営住宅の提供のほか、朝鮮語しか話せない家族がいた場合の通訳の用意などを検討している。担当する人権・同和対策課は「準備をしておけば、帰国者の希望にあった支援に応用できる」と話す。

 鳥取県が参考にしたのが平成14年に拉致被害者の帰国を経験した新潟、福井両県の取り組みだ。新潟県には、ほかの自治体からの問い合わせが相次いでいるが、「被害者によって必要な支援は異なる」(県拉致問題調整室)。すべての被害者に対応できる完全なマニュアルはない。

 北海道は準備に動き始めたものの、具体的な支援策はまとまっていない。拉致の可能性を排除できないとして警察が捜査・調査している行方不明者の数は北海道で81人(24年11月現在)もいる。担当者は「どういう人が、どんな状況で帰国するかによって対応は異なる」と語る。

 支援法で国と自治体の具体的な役割分担があいまいなことも戸惑いの理由の一つ。北海道の担当者は「具体的な分担を示してもらうことで、自治体としての課題整理につながる」と政府の取り組みを求めている。


【拉致再調査】特定失踪者の和田佑介さんの家族ら、江津市長に面会 島根
産経新聞 8月6日(水)7時55分配信

 北朝鮮による特別調査委員会の調査の進展が注目される中、島根県江津市出身で、特定失踪者問題調査会が北朝鮮に拉致された疑いを否定できない失踪者としている和田佑介さん=失踪当時(25)=の家族らが5日、江津市の山下修市長と面会し、対応強化などを要望した。

 この日、支援団体の関係者と市役所を訪れた和田さんの母、執子さんは、和田さんを待つ心情などを伝えるとともに、行政の対応、支援の取り組み強化などを要望。山下市長は「協力していきたい」と、前向きに取り組む姿勢をみせた。

 和田さんは地元の高校を卒業後、広島市内の自動車部品製造会社に勤務していたが、平成14年5月7日、会社から欠勤しているとの報告があり、以来失踪。直前、江津市に帰省し、学生時代の友人らとバーベキューを楽しむなどしていたことが分かっている。


拉致支援法 帰国者の生活に道筋 就職・言語…柔軟対応求める声
産経新聞 8月6日(水)7時55分配信

 「本当にありがたい。帰国した被害者が生活再建することは、今後帰国する被害者の道筋にもなる」

 平成14年に帰国した地村富貴恵さん(59)の兄で、家族会副代表の浜本七郎さん(62)は拉致被害者支援法改正についてこう語る。帰国後、富貴恵さんは福井県嶺南振興局に、夫の保志さん(59)は小浜市役所にそれぞれ就職。支援法による給付金を受けながら、16年に帰国した3人の子供と生活再建を目指してきた。

 現行の支援法では給付金の支給期間は10年間で、27年3月で終了する。その3カ月後、夫妻はそろって60歳になり、定年を迎える。その後収入が途切れる不安があったため、地村さん夫妻は、生活を切り詰め、給付金を貯蓄にあててきた。「旅行にも行かず、贅沢はほとんどなかった」。浜本さんは暮らしぶりをそう振り返る。

 改正案では60歳以上の被害者への新たな給付金が盛り込まれ、老後支援には一定のめどがついた。しかし、14年に帰国した被害者は全員が40歳代だったのに対して、現在未帰国の政府認定被害者の大半が60歳以上。帰国後、すぐに自立するのは難しい。

 24歳で拉致された増元るみ子さんは、今年61歳。北朝鮮で出産したとの情報もある。弟の照明さん(58)は「子供たちは30歳を超えて、(るみ子さんの)孫もいるかもしれない」と話し、「就職や言葉の習得など課題も多いが、家族にできることは限られている」と帰国後に必要に応じて国や自治体が支援を拡充するよう求める。

 支援法の適用対象が政府認定の拉致被害者に限定されていることも、特定失踪者家族らの不安をかきたてている。

 独裁国家の北朝鮮で長く生活した被害者が自ら「拉致された」と口にするのは難しく、その場合は拉致被害者として認定されない恐れもある。

 特定失踪者問題調査会の荒木和博代表は「支援法が規定するケースとは異なる方法で北朝鮮に渡った人もいるかもしれない。帰国前に拉致被害者とは何なのかという議論をする必要がある」と指摘した。


【拉致再調査】被害者受け入れ態勢「事前準備を」 家族会が秋田知事に要請
産経新聞 8月6日(水)7時55分配信

 政府が5日、新たな北朝鮮拉致被害者らの帰国を想定した支援拡充策を決めたことを受け、家族会の飯塚繁雄代表と増元照明事務局長がこの日、県庁に佐竹敬久知事、橋口昌道副知事らを相次いで訪れ、県出身被害者が判明した際の受け入れ態勢を整えるよう求めた。家族会が自治体トップに受け入れ態勢整備を要請したのは初めて。

                   ◇

 増元事務局長は知事に「東北、北陸では、特定失踪者が拉致だと判明して帰国する可能性が高い。自治体で受け入れ態勢を事前に構築していただきたい」と求めた。

 知事は「(被害者が北朝鮮で結婚して)家族がいる場合もある。どういう生活支援ができるのか考えたい」と述べた。

 増元事務局長は橋口副知事との面会で「(秋田に)拉致被害者がいないはずがない。絶対いる。よろしくお願いします」と語った。

 秋田から失踪した人のうち特定失踪者問題調査会が「拉致濃厚」としているのは、木村かほるさん(青森県八戸市出身)と松橋恵美子さん(北秋田市出身)の2人。

 増元事務局長は産経新聞の取材に対し「木村さんが拉致されたのは間違いないと思う。松橋さんは私の姉(るみ子さん)のケースと状況が似ている」と話した。


首相「帰国者に安心を」 拉致被害者支援、政府が中間報告決定
産経新聞 8月6日(水)7時55分配信

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新たな拉致被害支援ポイント(写真:産経新聞)

 政府は5日、北朝鮮による日本人拉致事件の解決に向け、全閣僚をメンバーとした拉致問題対策本部(本部長・安倍晋三首相)の会合を首相官邸で開き、新たな拉致被害者らの帰国に備えて拡充する支援策の中間報告案を決定した。政府は報告に基づき、必要な経費を平成27年度予算の概算要求に盛り込む。

 首相は「帰国した拉致被害者が日本で安心して生活できる環境をきめ細かく整備することは極めて大切だ」と強調。「今後も拉致問題の全面解決に向けた取り組みに全力で当たってほしい」と指示した。

 自民、公明両党は拉致被害者支援法が27年3月に期限切れとなることを踏まえ、政府の中間報告を反映させた支援法改正案を秋の臨時国会にも議員立法で提出する方針だ。

 支援策は日朝協議の今後の進展を想定。新たに帰国する拉致被害者とその家族を対象に、現行で最長10年の「拉致被害者給付金」支給期間を延長する。また、拉致被害者の高齢化が進んでいることから、65歳以上の帰国者に対し帰国時まで受け取れなかった国民年金相当の給付金も支払う。

 北朝鮮が設置した拉致被害者らの再調査を行う「特別調査委員会」の対象は、終戦時に北朝鮮に残った日本人、在日朝鮮人の帰還事業で北朝鮮に渡った日本人配偶者も含まれているが、政府・与党がそれぞれまとめた中間報告ではいずれも支援の対象としていない。


安倍首相母・洋子さんモンゴル訪問 めぐみさん宛手紙持参か
NEWS ポストセブン 8月6日(水)7時6分配信

「政界のゴッドマザー」と呼ばれる安倍晋三首相の母、安倍洋子さん(86歳)が、8月18日からモンゴルを訪問する予定だ。しかも、その翌日から拉致議連事務局長の山谷えり子・自民党北朝鮮拉致問題対策本部長らもモンゴル入りするという。

 8月20日からウランバートルで日蒙文化交流40周年事業として友好書道展が開かれ、山谷氏など拉致議連メンバーや洋子さんの書も出展されるというのが訪問の表向きの目的だ。

 だが、モンゴルはこれまで何度も日朝の秘密接触の舞台になってきた。今年3月にはエルベグドルジ大統領の仲介で横田滋・早紀江夫妻とめぐみさんの娘キム・ウンギョンさんやひ孫との面会がウランバートルで実現したことは記憶に新しい。本誌は日朝外交筋の間で、興味深い情報が流れていることを掴んだ。

「洋子さんは横田夫妻がしたためた手紙を託されることになる。そして、現地で北朝鮮の政府関係者と面会して手渡す。安倍官邸主導の案件だ」──というのである。

 官邸の極秘の仕切りなので関係者に流れる情報もごく少なく、手紙の目的も中身も不明だという。

 手紙の宛先として考えられているのは、まずはウンギョンさんだ。だが一度面会しているのだから、わざわざ洋子さんがモンゴルまで運ばなくても北朝鮮との外交ルートで手紙を渡すことは可能だろう。洋子さんに託さなければならない理由は乏しい。そこで有力視されている宛先が「横田めぐみさん」なのだ。

「“安倍総理の母”といえば北朝鮮側にも十分な重みがある。何らかの理由で帰国できないでいるめぐみさんに対し、横田夫妻が思いを綴った手紙を必ず手渡してほしいと洋子さんがいえば、北朝鮮サイドも無視はできないだろう」(官邸筋)

 官邸内で「洋子さんに横田夫妻の手紙を託す」という手立てが考えられているならば、7月に来日したエルベグドルジ大統領から安倍首相に直接もたらされた「重大な情報」が、めぐみさんの生存にかかわる具体的な何かだった可能性が高い。拉致議連幹部はこうも話す。

「総理の母が出向くのだから、手紙を手渡すだけが目的かどうかもわからない。めぐみさん本人ではなくても、拉致被害者かその関係者との対面が用意されている可能性はある。

 だが裏では、北朝鮮が安倍首相を交渉のテーブルから離さないために、モンゴル政府を巻き込んで期待を持たせ続けようとしているだけかもしれない。警戒する必要がある」

 洋子さんのモンゴル訪問や当地での活動について安倍晋三事務所に尋ねたところ、「担当者不在」を理由に本稿締め切りまでに回答はなかった。

 果たして洋子さんは安倍首相にとって「究極の密使」となるのか。それとも北朝鮮から“飛んで火に入る夏の虫”と利用される「親バカ外交」に終わるのだろうか。

※週刊ポスト2014年8月15・22日号


<北朝鮮拉致>新たな被害者の帰国に向け支援法改正中間報告
毎日新聞 8月5日(火)20時30分配信

 政府は5日の拉致問題対策本部(本部長・安倍晋三首相)で、拉致被害者支援法改正に向けた中間報告を了承した。新たな被害者の帰国に備えて、帰国後、永住意思を表明するまで支給する滞在援助金の拡充を盛り込んだ。月末に取りまとめる2015年度予算の概算要求に必要経費を反映させ、議員立法で早ければ秋の臨時国会での法改正を目指す。

 首相は対策本部で「帰国する拉致被害者が日本で安心して生活できる環境をきめ細かく整備することが極めて大切だ」と述べ、各省庁に必要な措置を講じるよう指示した。

 中間報告は、新たな被害者の帰国に向けた政策として、現行法は被害者本人に限っている滞在援助金の支給対象を配偶者や子、孫まで拡大。一部の親族が北朝鮮にとどまった場合も想定し、北朝鮮訪問の費用を支援する。

 老後支援では、高齢者世帯の平均所得を基準にした「老齢給付金」や、外国人配偶者が対象の「配偶者支援金」(老齢基礎年金の3分の2相当額)を創設。朝鮮語の通訳が医療・福祉施設に同行する支援策も用意する。

 被害者給付金(2人世帯で月24万円)の対象外となっている、被害者の子どもの配偶者への支援策として、国家公務員の扶養手当を参考にした制度を設ける。【村尾哲】


拉致被害者支援きめ細かく=新たな帰国へ準備―政府
時事通信 8月5日(火)17時50分配信

 政府は5日の拉致問題対策本部で、北朝鮮による拉致被害者らへの支援策を拡充することを決めた。北朝鮮の再調査の結果、拉致被害者が新たに帰国することを想定した準備の一環で、被害者の高齢化への手厚い配慮を打ち出した。北朝鮮の人と結婚していたり、子や孫が生まれていたりするなど、さまざまなケースに備え、きめ細かな受け入れ態勢を整える方針だ。
 政府認定の拉致被害者の中で最も若い横田めぐみさん=失踪当時(13)=も今年10月で50歳の誕生日を迎える。帰国が待たれる拉致被害者は北朝鮮での生活が長期間に及び、日本で生活するには従来の支援の枠組みでは不十分との声が家族会などから出ていた。 


拉致被害者に給付金…政府が支援策を決定
読売新聞 8月5日(火)14時46分配信

 政府は5日午前、首相官邸で拉致問題対策本部(本部長・安倍首相)を開き、北朝鮮による拉致被害者の新たな帰国などに備えた支援策を決定した。

 今後帰国する拉致被害者が65歳を超えていた場合、本来65歳から受け取れていたはずの国民年金相当額が一括で支給されるようにする。拉致被害者の高齢化を踏まえ、60歳以上の被害者と配偶者を対象に、一般の高齢者世帯の平均所得を参考にした新たな給付金制度も創設する。

 自民、公明両党などは、立法措置が必要な支援策を盛り込んだ拉致被害者支援法改正案を秋の臨時国会にも提出する方針だ。


政府、拉致被害者の支援策決定
2014年8月5日(火)12時10分配信 共同通信

 政府は5日午前、北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向け、全閣僚で構成する拉致問題対策本部(本部長・安倍晋三首相)の会合を官邸で開き、日朝政府間協議の進展を視野に、新たな拉致被害者らの帰国を想定した支援拡充策を決定した。首相は「必要な措置を着実に進め、全面解決に向けた取り組みに全力で当たってほしい」と関係閣僚に対応を指示した。

 政府は拡充策を踏まえ、必要経費を2015年度予算の概算要求に盛り込む。与党は拡充策を反映させた拉致被害者支援法改正案を、秋の臨時国会にも議員立法で提出する方針だ。


拉致被害者に新給付金=政府対策本部
時事通信 8月5日(火)11時12分配信

Sabe
政府は5日、拉致問題対策本部の会合を開いた。北朝鮮による拉致被害者向けの新給付金など今後の支援策を協議。政府は北朝鮮が最初の再調査結果を8月末にも示すとみている。写真は同会合での首相(右から3人目)。


拉致被害者の帰国に備え新支援策 政府、日朝協議の進展想定
産経新聞 8月5日(火)10時54分配信

 政府は5日、北朝鮮による日本人拉致事件の解決に向け、全閣僚をメンバーとした拉致問題対策本部(本部長・安倍晋三首相)の会合を首相官邸で開き、新たな拉致被害者らの帰国に備えて拡充する支援策の中間報告案を決定した。必要な経費を平成27年度予算の概算要求に盛り込む。

 首相は「帰国された拉致被害者の方々が日本で安心して生活できる環境を、柔軟かつきめ細かく整備することは極めて大切だ」と強調。各閣僚に「今後も拉致問題の全面解決に向けた取り組みに全力で当たってほしい」と指示した。

 中間報告案は、日朝協議の今後の進展を踏まえてまとめられた。自民、公明両党は拉致被害者支援法が27年3月に期限切れとなることから、支援策改正案を秋の臨時国会にも議員立法で提出する方針で、政府が決定した中間報告案の内容を改正案に反映させる。

 報告案に盛り込まれた支援策は、新たな拉致被害者とその家族の帰国を想定し、現行で最長10年としている「拉致被害者給付金」の支給期間を延長することなどが柱。65歳以上の年齢で帰国する拉致被害者に対する、帰国時までの国民年金相当額の一括支給なども盛り込んだ。


拉致被害者「出迎える親兄弟いないと悲劇」
産経新聞 8月5日(火)7時55分配信

 拉致問題の解決に時間がかかるなか、被害者との再会を待ち望みながら、家族が次々と亡くなっている。残る家族の中にも、高齢のため健康に不安を抱える人が多く、被害者の早期帰国の実現を訴えている。

 今年に入り、松木薫さん=拉致当時(26)=の母、スナヨさんが1月に92歳で死去。5月には、田口八重子さん=同(22)=の兄、進さんが72歳で亡くなった。

 田口さんと進さんの兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(76)は「解決が長引くほど、帰りを待つ人が疲れてくる。救出されても、出迎える親や兄弟が誰もいないとしたら悲劇だ」と語る。

 救出活動を続ける被害者の親も高齢化が進む。有本恵子さん=同(23)=の両親はいずれも80代。母の嘉代子さん(88)は体調不安を訴えながら救出活動を続けている。横田めぐみさん=同(13)=の父、滋さん(81)も80歳を超え、母の早紀江さん(78)は高齢で声が出にくくなっているという。

 市川修一さんと一緒に拉致された増元るみ子さんの母、信子さんも86歳。るみ子さんの弟、照明さん(58)は「帰国を待つ親のことを考えると、政府に『のんびり取り組んでほしくない』という気持ちが改めて強くなった。母と姉を何とか再会させたい」と訴えている。


【拉致再調査】家族会、救う会が竿燈まつりで救出訴え 秋田
産経新聞 8月5日(火)7時55分配信

 秋田市で開かれている秋田竿燈(かんとう)まつり2日目の4日夜、北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表と救う会秋田のメンバーが入場行進し、拉致被害者救出を訴えた。

 穂積志市長に続いて大通りを練り歩いた一行は「今が正念場! 北朝鮮から全ての拉致被害者を取り返そう!」と書かれた横断幕を掲げて観光客らにアピールした。

 飯塚代表らは日中は「昼竿燈」と呼ばれる竿燈妙技会の会場で署名活動。「今回の日朝政府間協議は最後の機会。政府は絶対に被害者を取り返すという意気込みで事にあたってほしい」と訴え、世論の協力を求めた。


99歳・平さん死去 拉致被害者・市川修一さんの父
産経新聞 8月5日(火)7時55分配信

 拉致被害者、市川修一さんの父、市川平(いちかわ・たいら)さんが4日午後0時半ごろ、脳梗塞のため鹿児島県鹿屋市の介護施設で死去した。99歳。通夜は5日午後6時、葬儀・告別式は6日午前10時半、鹿児島県鹿屋市輝北町上百引1934、上村葬祭輝北斎場で。喪主は長男、健一(けんいち)さん。政府が認定する拉致被害者の両親の中では最高齢だった。

 拉致被害者らの再調査が始まってちょうど1カ月での死だった。北朝鮮から最初の報告が間もなくもたらされる見込みで、健一さん(69)が最期まで「頑張れ、頑張れ」と呼びかけたが、平さんが再び目を覚ますことはなかった。

 修一さんは昭和53年8月12日、鹿児島県の吹上浜で交際中の増元るみ子さん=拉致当時(24)=とともに拉致された。失踪直後は修一さんの手がかりを求めるため、テレビ番組にも出演。だが、消息は長く分からず、修一さんのことを口にすることは次第に少なくなった。

 拉致される数年前、親子3人で初めて酒を酌み交わした。いつになくうれしそうにグラスを傾けた平さんの姿を思い出し、健一さんは息子を北朝鮮に連れ去られた父の気持ちを推し量る。「僕たち兄弟でも苦しかった。それが親だったら、どれだけつらかっただろう」

 修一さんについて「死亡した」とする北朝鮮の説明には根拠がなく、健一さんは修一さんと両親を会わせるために奔走したが、平成20年に母のトミさんが91歳で死去。平さんも22年に脳梗塞で倒れ、認知症の症状が出始めた。健一さんは「高齢の父に修一のことを思い出させていいものか」と、拉致問題の話題を避けるようになった。

 救出運動の最前線に立つことはなかった平さんだが、修一さんのことを常に気にかけていた。修一さんと平さんの再会を夢見ていた健一さんは「修一が帰ってくるまで頑張ってほしいと思っていたけれど、こういう結果になって悔しくてたまらない」と無念そうに話した。


拉致被害者に新給付金=政府対策本部
時事通信 8月5日(火)6時8分配信

 政府は5日午前、安倍晋三首相と全閣僚で構成する拉致問題対策本部の会合を首相官邸で開き、北朝鮮による拉致被害者向けの新給付金など今後の支援策を取りまとめた。政府は、北朝鮮が最初の再調査結果を「8月末か9月初め」に示すとみており、被害者帰国を想定した受け入れ準備を進める考えだ。
 首相は席上、「対話と圧力の基本方針の下、北朝鮮が行う調査の進捗(しんちょく)を慎重に見極めていく。帰国された拉致被害者が日本で安心して生活できる環境を、柔軟かつきめ細かく整備することは極めて大切だ」と語った。
 新たな支援策は、拉致被害者の高齢化が進んでいることを踏まえ、(1)被害者と配偶者の老後の所得を補完する新たな老齢給付金制度の創設(2)外国人配偶者に対する支援金の創設(3)65歳以上で帰国した拉致被害者に、帰国前までの国民年金相当額を特別給付―など。
 既に帰国した被害者とその家族には、拉致被害者支援法に基づく給付金が支給されてきたが、2015年3月に期限切れとなる。現在の受給者については期限を延長しない一方、新たな帰国者には例外的に給付期限を延長することも検討する。 


拉致報告、来月上旬に…政府は失踪者の回答要請
読売新聞 8月5日(火)3時6分配信

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読売新聞

 日本人拉致問題などに関し、「特別調査委員会」を設置した北朝鮮政府から日本政府への1回目の報告が、9月上旬となる見通しであることが4日、わかった。

 日本政府が、拉致被害者で未帰国の12人に加え、特定失踪者で拉致被害者の可能性が高いとみている約30人の情報を北朝鮮に伝え、優先して調査結果を回答するよう求めていることも明らかとなった。

 複数の日本政府関係者が明らかにした。日朝両政府は調査期間を最長で1年とし、北朝鮮が「夏の終わりから秋の初め」に最初の報告を行うことで合意している。日本政府は7月、北朝鮮による特別調査委の設置に合わせ、対北朝鮮制裁の一部を解除した。

 1回目の報告時期について、日朝両政府が水面下で調整した結果、北朝鮮側から9月上旬とする意向が示された。調査結果の伝え方については、8月下旬以降に協議するとみられる。


竿燈会場で拉致被害者救出訴え 家族会・飯塚代表ら
産経新聞 8月4日(月)20時17分配信

 秋田市で開かれている秋田竿燈(かんとう)まつり2日目の4日夜、北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表と救う会秋田のメンバーが入場行進に参加し、拉致被害者救出を訴えた。

 穂積志市長に続いて大通りを練り歩いた一行は「今が正念場! 北朝鮮から全ての拉致被害者を取り返そう!」と書かれた横断幕を掲げて観光客らにアピールした。

 飯塚代表らは日中は「昼竿燈」と呼ばれる竿燈妙技会の会場で署名活動。「今回の日朝政府間協議は最後の機会。政府は絶対に被害者を取り返すという意気込みで事にあたってほしい」と訴え、世論の協力を求めた。


<拉致被害者>市川修一さんの父の平さん死去 99歳
毎日新聞 8月4日(月)20時13分配信

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市川平さん

 鹿児島県吹上町(現日置市)の吹上浜で1978年8月、北朝鮮に拉致された市川修一さん(当時23歳)の父、平さんが4日午後0時半ごろ、脳幹部梗塞(こうそく)のため死去した。99歳。政府認定の拉致被害者家族の最高齢だった。葬儀は6日午前10時半、同県鹿屋市輝北町上百引1934の上村葬祭輝北斎場。喪主は長男健一(けんいち)さん。

 長野県松本市出身。北朝鮮による拉致被害者家族連絡会(家族会)が発足した1997年までは、市川家の代表として報道対応したが、高齢などを理由に、その後、健一さん(69)が活動を引き継いだ。

 北朝鮮は2002年9月、次男の修一さんについて「79年9月、海水浴場で水死」と伝えたが、記載内容の疑問や矛盾点が数多く判明。生存を信じ、妻トミさんと再会の日を待ったが、トミさんは08年11月に91歳で死去した。健一さんは「もうちょっとで修一に会えたかもしれない。残念でならない」と語った。【新開良一】


拉致被害者、市川修一さんの父、平さん死去 99歳 「悔しくてたまらない」
産経新聞 8月4日(月)13時53分配信

 拉致被害者、市川修一さんの父、市川平(いちかわ・たいら)さんが4日午後0時半ごろ、脳梗塞のため鹿児島県鹿屋市の介護施設で死去した。99歳。通夜は5日午後6時、葬儀・告別式は6日午前10時半、鹿児島県鹿屋市輝北町上百引1934、上村葬祭輝北斎場で。喪主は長男、健一(けんいち)さん。政府が認定する拉致被害者の両親の中では最高齢だった。

 拉致被害者らの再調査が始まってちょうど1カ月での死だった。北朝鮮から最初の報告が間もなくもたらされる見込みで、健一さん(69)が最期まで「頑張れ、頑張れ」と呼びかけたが、平さんが再び目を覚ますことはなかった。

 修一さんは昭和53年8月12日、鹿児島県の吹上浜で交際中の増元るみ子さん=拉致当時(24)=とともに拉致された。失踪直後は修一さんの手がかりを求めるため、テレビ番組にも出演。だが、消息は長く分からず、修一さんのことを口にすることは次第に少なくなった。

 拉致される数年前、親子3人で初めて酒を酌み交わした。いつになくうれしそうにグラスを傾けた平さんの姿を思い出し、健一さんは息子を北朝鮮に連れ去られた父の気持ちを推し量る。「僕たち兄弟でも苦しかった。それが親だったら、どれだけつらかっただろう」

 修一さんについて「死亡した」とする北朝鮮の説明には根拠がなく、健一さんは修一さんと両親を会わせるために奔走したが、平成20年に母のトミさんが91歳で死去。平さんも22年に脳梗塞で倒れ、認知症の症状が出始めた。健一さんは「高齢の父に修一のことを思い出させていいものか」と、拉致問題の話題を避けるようになった。

 救出運動の最前線に立つことはなかった平さんだが、修一さんのことを常に気にかけていた。修一さんと平さんの再会を夢見ていた健一さんは「修一が帰ってくるまで頑張ってほしいと思っていたけれど、こういう結果になって悔しくてたまらない」と無念そうに話した。


拉致被害者の市川修一さんの父・平さん死去
読売新聞 8月4日(月)13時25分配信

 北朝鮮による拉致被害者の市川修一さん(当時23歳)の父、平(たいら)さんが4日、脳幹部梗塞で亡くなった。

 帰国を待つ被害者家族のなかで最高齢の99歳だった。告別式は6日午前10時半、鹿児島県鹿屋市輝北町上百引(かみもびき)1934上村葬祭輝北斎場。喪主は長男で修一さんの兄、健一さん(69)。

 平さんの死去で、未帰国の政府認定拉致被害者のうち、健在な親は横田めぐみさん(当時13歳)の父・滋さん(81)と母・早紀江さん(78)、有本恵子さん(同23歳)の父・明弘さん(86)と母・嘉代子さん(88)、増元るみ子さん(同24歳)の母・信子さん(86)の5人になった。


市川平氏死去=拉致被害者、修一さんの父
時事通信 8月4日(月)12時54分配信

 市川 平氏(いちかわ・たいら=北朝鮮による拉致被害者市川修一さんの父)4日午後0時30分、脳幹部梗塞のため鹿児島県鹿屋市の福祉施設で死去。99歳。長野県出身。葬儀は6日午前10時半から同市輝北町上百引1934の上村葬祭輝北斎場で。喪主は長男健一(けんいち)氏。
 支援団体「救う会」によると、平氏は政府認定の拉致被害者家族の中では最高齢だった。修一さんは23歳だった1978年8月12日、鹿児島県吹上町(現日置市)の海岸で、恋人の増元るみ子さん=失踪当時(24)=とともに拉致された。北朝鮮側は「79年9月に海水浴場で心臓まひを起こし、水死した」と主張している。
 健一さんは取材に「修一に一目会わせてやりたかったが、本当に残念。本当なら大往生だが、拉致のせいでよかったねと言ってあげられないのが悔しい」と涙を浮かべながら話した。


<ブローチ>拉致被害者家族を励まし 茨城の74歳女性
毎日新聞 8月4日(月)10時54分配信

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絢子さんの写真と紅葉のブローチを前に、新しい花のブローチを作る小貫さん=茨城県那珂市下江戸で、玉腰美那子撮影

 北朝鮮が拉致被害者らの安否の再調査を始めたことを受け、被害者家族に手作りのブローチを贈って励ましてきた茨城県那珂市下江戸の主婦、小貫紀子(すみこ)さん(74)が、新たに花の形のブローチを作り始めた。「再調査が実を結び、花が咲くように」との思いを込める。

 拉致被害者5人が2002年10月に帰国した際、被害者家族らが胸に付けていた被害者救出のシンボル「ブルーリボン」。小貫さんは「ほつれやすい布では気の毒」と考え、糸やビーズなどを使ったブローチ作りを思い立った。大きさは約10センチ、色はシンボルと同じ青。5人の帰国時期を忘れないよう紅葉の形にした。

 義母絢子さん(11年3月に死去)とともに計約100個を作製。県内の支援団体を通して被害者家族の横田早紀江さん(78)に郵送してきた。小貫さんらは06年5月、水戸市で講演した横田さん夫妻と初めて対面。「力をいただき、感謝しています」と感謝する早紀江さんに、絢子さんは「自分は長生きしているのに、若者が見知らぬ土地で過ごしているのはつらい」などと話したという。

 新たな花のブローチも色は青で、5枚の花びらをあしらった。再調査決定後、政府主催の講演会「すべての拉致被害者を救出するぞ! 国民の集いinいばらき」が6月、那珂市で開かれ、参加した早紀江さんに15個を手渡した。早紀江さんは「お気遣いありがとうございます。今回は今まで以上に慎重な交渉になる」と語った。

 小貫さんは「母も『みんな早く帰ってこないかな』とつぶやきながら作っていた。私も同じ気持ちでブローチを作り続けたい」と早期解決を願っている。【玉腰美那子】


拉致交渉に「透明性を」 ARF会議で米が日本に要請へ
産経新聞 8月4日(月)7時55分配信

 【ワシントン=青木伸行】ケリー米国務長官は、ミャンマーで10日に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)閣僚会議に際し、日米韓外相会談などを通じ、日本人拉致問題をめぐる日朝交渉の「透明性」の確保を重ねて求める意向だ。

 ケリー長官は先月7日、岸田文雄外相と電話で会談した際、安倍晋三首相が訪朝を検討する場合は、米側と事前に協議するよう要請。その後、岸田外相の訪米が調整されたものの、ケリー長官がパレスチナ情勢の対応に追われたことから見送られていた。

 米政府は依然、拉致再調査の進展に伴い、段階的に独自制裁を解除するとの日本の方針を注意深く「監視」している。デービース北朝鮮担当特別代表も先月30日の下院公聴会で「北朝鮮が出す調査結果を注意深く見守っていく」と語った。

 米政府の懸念はひとえに、日本が北朝鮮の“わな”にはまり、核・ミサイル開発での対北制裁をめぐる多国間の枠組みに、足並みの乱れが生じることにある。米政府は「国連の枠組みと米国独自の取り組みとして、現在の制裁を強化する措置をとり続ける」(デービース氏)との方針を崩していない。それだけに「日朝交渉が透明性をもって行われる限り、日本の努力を支持する」(同)と、日本に再三くぎを刺す必要があるというわけだ。

 今のところ「米政府が核問題に深刻な懸念を抱いていることを、日本側も十分に承知している」(同)と、日米の意思疎通を評価している。「安倍首相がすぐに訪朝するとは思わない」(国務省のハーフ副報道官)との見方を示しているのも、日本側の説明を背景としている。

 米政府内にはまた、歴史認識をめぐる日韓の対立が、拉致問題により“増幅”されることへの懸念も存在する。北朝鮮に対するミサイル防衛(MD)など安全保障分野にも影響するためで、米太平洋軍のロックリア司令官は「政治的な問題のせいで日韓は意思疎通を図ることができず、領空を守る能力が低下している」と、苦言を呈している。


北の拉致再調査1カ月 「あなたは日本人、帰国準備を」子供世代も聴取
産経新聞 8月4日(月)7時55分配信

 ■地域で温度差、恣意的な報告も

 日朝合意に基づき、北朝鮮が進める拉致被害者ら「全ての日本人」に関する調査で、自分が日本人だと知らなかった子供世代にまで帰国を前提に聴取が行われていたことが3日、関係者の証言で分かった。半面、表面的な所在確認にとどまっている地域もあり、現場判断で恣意(しい)的な結果が報告される恐れがある。公式調査開始から4日で1カ月となるが、北朝鮮が主張する「包括的かつ全面的調査」がどこまで徹底されるかは不透明だ。(桜井紀雄)

 「あなたは日本人だ。今回、日本に帰国してもいいことになった。準備をするように」

 日朝関係者によると、北朝鮮北部に住む60代ぐらいの男性は最近、地方当局者からこう一方的に告げられた。「普通の北朝鮮公民と信じて暮らしてきた」男性は突然の通告に衝撃を受けたという。

 また、「日本に家族を連れて行ってもいい」と説明する当局者に対し、日本は“異国”でしかないこの男性は、「行きたくありません」と答えたという。

 1960年代を中心に在日朝鮮人の帰国事業が推進され、日本人配偶者や子供ら日本国籍を持つ約6700人も北朝鮮に渡った。男性は日本人配偶者の子供世代の可能性が高いが、先の大戦に絡む残留日本人ら、別の事情でとどまった日本人の子供の可能性も残る。「親からも日本人だと知らされなかった」という。

 戦後、消息がつかめない残留日本人は1400人以上。全ての日本人の子供世代や家族まで調査するとなれば、対象は数万人規模に上る計算になる。

 一方で、別の消息筋によると、地方当局者が日本人配偶者に声を掛けて所在確認するだけだったり、子供ら家族の調査は手付かずだったりする地域もある。

 消息筋は「日本人の多い地域ではおざなりな調査で済ますが、少ない地域では子供世代まで聴取して、上に報告する日本人数を水増ししようとしているのではないか」と話す。

 自主的に北朝鮮に渡航したとする「行方不明者」ら他の日本人への調査も行われているが、先の男性同様、「帰国したくない」との回答が目立つという。かつて、日本への帰国を求めただけで収容所に送られた日本人配偶者もいるとされ、「正直に答えて処罰されるのを恐れている」(消息筋)ケースも少なくないとみられる。

 政治犯収容所にも調査が及んでいると伝えられるが、現場担当者らは、処罰されて収容所に送られるような日本人の扱いに神経を使い、帰国対象を選別しているという。消息筋は「上部機関に報告する調査結果は恣意的な内容にならざるを得ない」とみている。


【拉致再調査】拉致被害者・松木薫さんの姉、斉藤文代さん
産経新聞 8月4日(月)7時55分配信

Memo
松木薫さんの母スナヨさんが生前に病室で書いたメモ。震える字で「かおる、あいたい、あいたい」と思いをつづっていた=熊本県菊陽町の斉藤文代さん宅(谷田智恒撮影)(写真:産経新聞)

 ■「あいたい」と病床で書き続けた亡母 

 熊本市出身の拉致被害者、松木薫さん=拉致当時(26)=の母、スナヨさんが今年1月、愛息の帰国を待たずに92歳で亡くなった。薫さんの姉、斉藤文代さん(68)は、最期まで再会を願い続けた亡母の思い出を胸に「今は政府を信頼して待つしかない。責任を持って交渉をやり遂げてほしい」と日本人拉致被害者らの再調査への期待を語った。(谷田智恒)

 薫は、私を含めた4人姉妹に続いて、松木家待望の長男として生まれました。薫が北朝鮮に拉致された後、父は次女の息子、信宏を養子にしました。家族会には、私と、弟となった信宏が中心となって参加しています。

 薫は母が渡した小遣いをため、帰省時にそのまま菓子箱に詰めて母にプレゼントする心優しい子でした。

 しかし、欧州留学中、日航機「よど号」乗っ取り犯の妻らによって言葉巧みに北朝鮮に連れ去られたのです。

 北朝鮮は、日本政府の調査団に「1996年8月23日に高速道路で事故死」と伝えました。2002年と2004年の2度にわたり、薫の「遺骨」とされるものを出してきました。ところが、2002年の骨は高齢女性のものでした。2004年の遺骨をDNA鑑定した結果は、動物の骨や何人分かの遺骨が混ぜられたものでした。こんなひどい話があるでしょうか。

 ただ、政府調査団が2002年に持ち帰ってきた写真は事実だ、と直感しました。ネクタイの締め方に見覚えがあったのです。

 薫は父からネクタイの締め方を教わっていましたが、父の変な癖も一緒に学び、斜めにゆがむ癖があったからです。やはり親子だなあと思いました。

 また、薫が働かされた特殊機関内の学校の様子に、薫ならではと感じさせるエピソードがありました。

 薫は、世話係の女性に、よくカレーを作って振る舞ったそうです。これは母譲りです。薫が帰省した際、母がよくカレーを作って食べさせていました。薫は故郷と母を思い出し、振る舞っていたのでしょう。

 また、教え子が「薫は、はにかみ笑いをしていた」と話したそうですが、薫は確かに、よく恥ずかしそうに笑っていました。

 薫はとても良い先生だったそうです。そこまでわかっていながら、なぜ助けてもらえないのだろうか、と残念でなりません。なぜ解決しない…

 1月に亡くなった母は、薫に関してはひと際、愛情があった。

 認知症が進み、10年以上前から入院しましたが、会話ができる時は、私に「奥さん、奥さん。家でご飯を炊いてありますから、薫に肉料理を作ってあげてください。主人には魚料理がいいと思います」と語りかけました。

 私が「いいわよ。肉料理ならなんでもいいのね」と言うと、母はこう答えたのです。

 「何でもいいから、肉をたくさん食べさせてあげて。若いからね」

 拉致された当時の、若い薫の姿しか頭になかったのでしょう。

 吐血して病院に運ばれたときも、医者からは神経、ストレスから来ているといわれました。胃の中がただれて、噴火口のようでした。「母はこんな苦しい思いで、薫が帰ってくるのを待っているんだ。なぜ拉致問題が解決しないのだろうか」と、つくづく思いました。

 ある日、病室で母が「ペンを貸してちょうだい」というので、渡しますと、ベッド近くに置いてあった紙や冊子に書き出すんです。

 震えた文字で「かおる、あいたい、スナヨ」と。

 (横田)めぐみちゃんの母、早紀江さんの様子を見ると、母を思い出し、胸が痛くなります。

 (拉致問題は)今年になって急に動き出したけれど、今の状況を早く作ることができれば、薫たちはもっと早く帰国できたのではないでしょうか。総理が何人もかわる中で、何ともったいない時間を送ったのかと思います。

 今度こそ花を

 薫についてはとにかく他の拉致被害者と比べて、情報があまりにも少ない。何も知らされないことが一番つらい。

 弟のために私ができることは国民世論に訴えることしかありません。

 2004年以降動きがない中、よど号ハイジャック犯(田宮高麿最高幹部=故人=と妻の森順子(よりこ)容疑者)の息子(森大志氏)が、東京・三鷹市議選に出たりしています。「どの面下げて」と憤慨しました。

 子供にしてみれば「親は悪いことしていない」と信じているかもしれないが、現実はそうではない。「拉致被害者を取り戻すために、先頭に立って署名します。北から薫さんらを連れて帰ります」と訴えればよい。

 また、そんな人物を擁立した政治団体に、菅直人元首相が献金していたそうです。おかしくないですか?

 母が亡くなり、家の中も暗くなってしまいました。薫が帰ってくるといっても、母が生きていれば、喜びも味わわせてあげられるけど、今はいない。

 私も、この何年かは疲れがドッと出ています。やはり母の看病があって気が張っていましたし、薫はいつまでも帰ってこないし…。

 家族会も署名活動や街頭演説などをやって国民に訴えてきました。必ず花は咲くという希望を持って私たちはやってきました。日本政府には責任を持って交渉をやり遂げてほしい。今度こそ、ぜひ花を咲かせてほしいと思います。


拉致再調査1カ月 具体的な指示なく…沈黙の官邸、関係者ヤキモキ
産経新聞 8月4日(月)7時55分配信

 北朝鮮による日本人拉致被害者らの再調査が始まって1カ月。日朝交渉の窓口となる官邸・外務省はこの間、関係省庁や団体への具体的な指示や要請をしていない。情報漏洩(ろうえい)や臆測が広がることを懸念しているためで、関係省庁合同の検証準備チームの結成を見送ることも3日、判明した。

 北朝鮮は再調査のための特別調査委員会に(1)拉致被害者(2)行方不明者(3)日本人遺骨問題(4)残留日本人・日本人配偶者-の4分科会を設置。第1回の再調査結果は早ければ8月下旬にも示される見通しだ。

 しかし、かつて北朝鮮は拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=のものとする「遺骨」を提示。日本側のDNA型鑑定で別人と判明するなど、数々のずさんな調査が浮き彫りになっている。

 このため日本政府は再調査について、4つの分科会に対応した省庁横断の検証チームを設置し、十分な裏付けを行う方針だ。

 ただ、「日本人配偶者」をめぐって、旗振り役のはずの外務省の動きは鈍い。日本赤十字社は平成9~12年に計3回、北朝鮮にいる計43人の一時帰国事業を展開するなど、日本人配偶者らの情報を入手してきた。今回、官邸・外務省から検証に向けた準備の要請はないといい、今後の対応は不透明なままだ。

 「遺骨」「残留日本人」の情報を持つ厚生労働省も動いていない。厚労省社会・援護局は、軍人の死亡地や未帰還者に関する資料を終戦直後に旧引揚援護庁から引き継ぎ省内で保管。今回の再調査の裏付け作業に欠かせない資料となるが、精査は進んでいない。厚労省幹部は「(検証の)ノウハウは十分にある」というが、外務省の指示を待っている状態なのだ。

 また、日本側の民間団体は7月中旬、終戦前後に北朝鮮域内で死亡した日本人の遺族らを引率して訪朝する墓参事業について「手を引く」と突然、ホームページで公表した。団体は6月末から7月初旬、墓参事業で訪朝したが、7月31日からの訪朝予定をキャンセルした。理由は「国家間の合意ができたから」としているものの、「北朝鮮の圧力か」との観測も広がる。

 政府関係者は、こうした現状を「政府の対応で最も優先順位が高いのは拉致被害者救出だ。日本人配偶者や遺骨問題に対する動きはおのずとゆっくりになる」と分析する。「日本人配偶者や遺骨問題はかなりの調査が必要で、時間がかかる」(官邸筋)ためだ。

 外務省は日朝交渉を北京の日本大使館を経由して行ってきたが、情報伝達は拉致問題捜査の陣頭指揮をとる警察庁などに限ってきた。7月29日になって官邸の杉田和博官房副長官が厚労、外務両省と警察庁の幹部らを集めて“説明会”を初開催。ただ、「会合の時間も短く、実務の話はあまりなかった」(関係省庁幹部)という。

 引き続き定期的に説明会を開くことを申し合わせたが、政府高官は、情報漏れを防ぐため「横断的な検証準備チームは作らない。それぞれがしっかりやる」と明言。再調査結果の公表までは、北朝鮮側の出方を慎重に見極める構えだ。


安倍首相の母・洋子さん モンゴルで対北朝鮮交渉の驚愕情報
NEWS ポストセブン 8月4日(月)7時6分配信

 安倍晋三首相の母で「政界のゴッドマザー」と呼ばれる安倍洋子さんが、8月18日からモンゴルを訪問する予定だ。しかも、その翌日から拉致議連事務局長の山谷えり子・自民党北朝鮮拉致問題対策本部長らもモンゴル入りするという。

 モンゴルはこれまで何度も日朝の秘密接触の舞台になってきた。今年3月にはエルベグドルジ大統領の仲介で横田滋・早紀江夫妻とめぐみさんの娘キム・ウンギョンさんやひ孫との面会がウランバートルで実現したことは記憶に新しい。日朝外交筋は意味深な言い方をした。

「総理のご母堂のモンゴル訪問が今後の日朝交渉の重要な節目になるかもしれない」。

 薄い色のサングラスに、豪華なネックレスとイヤリング。86歳を迎えた洋子さんは貫禄十分で足取りは軽く、溌剌(はつらつ)としていた。

 今年6月、都内の高級中華料理店で開かれた誕生会の様子である。次男の晋三氏をはじめ、長男で三菱商事のグループ会社社長を務める寛信氏一家、三男で岸家を継いだ自民党外交部会長の信夫氏一家という、「華麗なる一族」が勢揃いしていた(晋三氏の妻、昭恵夫人は欠席)。

 洋子さんは岸信介・元首相の長女で、安倍晋太郎・元外相の未亡人。父、夫、息子の3代の選挙に関わり、晋三氏には若手議員の頃から政治家としての心得を叩き込んできた指南役でもある。また、長年にわたって旧・安倍派(現・町村派)の婦人会トップを務め、現在も政界に信奉者は多い。それが高齢になってもなお「ゴッドマザー」と呼ばれ、その動静が注目される所以である。

 その洋子さんが8月18日からモンゴルを訪問するという情報を本誌はキャッチした。が、“大物”の訪蒙にもかかわらず、奇妙なことに政界や政府内でもその事実はほとんど知られていない。安倍家関係者が不安がる。

「高齢の洋子さんがどうしてモンゴルに行くのか。医療設備が整っていない国だけに、もし現地で体調を崩したりしたら大変だと心配されている」

 表向きの目的は「書道展」だという。日本モンゴル友好議連の幹部が語る。

「8月20日からウランバートルで日蒙文化交流40周年事業として友好書道展が開かれる。山谷さんなど拉致議連メンバーや洋子夫人の書も出展され、ご本人もいらっしゃると風の には聞いています」

 山谷事務所に確認すると、「書道展への出席のためにモンゴル入りするのは事実。ただし、拉致対策本部や拉致議連の活動とは全く関係ない」と説明する。

 洋子さんは書が趣味で、政財界人夫人の書道の会「雍容苑」を主宰してきた。安倍首相退陣直後の2007年秋に北京の中国美術館で開かれた『日中女流書道家代表作品展』にも「龍」の書を出展したほどの腕前だ。

 確かに書道展というのはもっともな目的にも見えるが、8月下旬といえば、拉致被害者など日本人行方不明者の第1次調査結果が報告される日朝協議が行なわれる時期だ。このタイミングで、日朝秘密交渉の舞台となってきたモンゴルに出向く理由が、「たまたま書道展があるから」では話ができすぎているようでもある。

 安倍首相自身、これまで日朝交渉でモンゴルルートを積極的に利用してきた。前述の横田夫妻とウンギョンさんの面会も、昨年9月にエルベグドルジ大統領が来日した際、安倍首相が大統領を渋谷区富ヶ谷の私邸に招待し、北との仲介を依頼したことで実現したとされる。外務省中堅がいう。

「総理の私邸は2世代同居ですから、当然、母の洋子さんはエルベグドルジ大統領と面識がある。今回の訪問は、大統領がぜひ洋子さんに来てほしいと内々に誘ってきたから実現したという話もある」

※週刊ポスト2014年8月15・22日号

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2017年12月
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