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2014年7月20日 (日)

298人乗りマレーシア航空機、ウクライナ東部のロシア国境近くで撃墜される・9

引き続きマレーシア航空アムステルダム発クアラルンプール行きMH17便が、現地時間17日午後4時20分(日本時間午後10時20分)ウクライナ東部ドネツク州のロシア国境近くでミサイルによって撃墜され、ドネツク州内に墜落したとなっているニュースを伝達します。

撃墜されたのは、同航空のボーイング777型機で、同機には、280人の乗客と15人の搭乗員が乗っていたが、ウクライナ内務省は乗客乗員は全員死亡したと伝えている。

マレーシア航空では、今年3月8日、クアラルンプール発北京行きMH370便・ボーイング777―200型が、南シナ海上空を飛行後、行方不明となる事故が起きている。

リンク:撃墜に「ロシア関与」=ウクライナ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア機撃墜 ケリー米長官 親露派のミサイル発射「非常に明白」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:英仏独、露に警告 マレーシア機撃墜 調査支援せねば制裁強化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ウクライナ大統領 親露派のテロ組織指定、要請 「撃墜 9・11と同じ」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア機撃墜 調査団妨害「停戦必要ない」 親露派、失地恐れる - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロ大統領が支援「約束」=オランダ首相と電話協議 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:現場調査団の安全保証が必要 - 速報:@niftyニュース.
リンク:撃墜「受け入れ難い」=ロ大統領に働き掛け要求―英首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:親ロ派が遺体奪う=欧州安保機構 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<マレーシア機撃墜>数週間前、露から大量兵器…米国務長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:親ロ派の実行は「非常に明白」 - 速報:@niftyニュース.
リンク:<マレーシア機撃墜>親露派の関与「捏造」…ロシア側が反論 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:地対空ミサイルはロシア供与=マレーシア機撃墜で―米国務長官 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:対ロ制裁強化へ準備=マレーシア機撃墜で―英独仏首脳 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「停戦合意なら国際調査団の安全を保証」、ウクライナの親露派 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:遺体の粗末な扱いに、オランダ外相「国民激怒」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【マレーシア】マレーシア航空機・MH17便=ウクライナ輸送機と誤認して撃墜 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「露からブク」証拠映像あるとウクライナ大統領 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:撃墜機にマレーシア・ナジブ首相の祖父の妻も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<マレーシア機撃墜>収容遺体、親露派奪う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<マレーシア機撃墜>キエフ市民が献花…オランダ大使館前 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:犠牲者に首相の親族=マレーシア - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:撃墜に「ロシア関与」=ウクライナ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:親ロシア派が遺体運び去りか - 速報:@niftyニュース.
リンク:悲しみの中、豪でエイズ会議 - 速報:@niftyニュース.
リンク:マレーシア航空機撃墜事件 誰がどうやって撃墜したのか?真相は究明できるか? - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:撃墜に「ロシア関与」=親ロ派は飲酒、調査妨害―ウクライナ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米、撃墜調査妨害を非難 - 速報:@niftyニュース.
リンク:墜落現場は「無秩序」=アボット豪首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:マレーシア機墜落現場は「無秩序」=責任者不在と豪首相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:航空券取り消し24日まで無料=マレーシア航空、撃墜事件受け - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:露の国営メディア、マレーシア機墜落の「陰謀論」伝える - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシアからミサイルを搬入 - 速報:@niftyニュース.
リンク:墜落マレーシア機に犬や鳩、外交文書も 荷物目録を公開 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

撃墜に「ロシア関与」=ウクライナ
時事通信 7月21日(月)8時58分配信

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20日、ウクライナ東部ドネツク州でマレーシア機墜落現場の立ち入りを遮る武装した親ロシア派。


マレーシア機撃墜 ケリー米長官 親露派のミサイル発射「非常に明白」
産経新聞 7月21日(月)8時0分配信

 【ワシントン=加納宏幸、キエフ=佐々木正明】ケリー米国務長官は20日、米CNNテレビのインタビューで、マレーシア航空機撃墜に関し、BUK地対空ミサイルがロシアから親ロシア派武装勢力の手に渡り、親露派がミサイル発射を実行したことは「非常に明白だ」と述べた。

 ケリー氏は、数週間前にロシアから多連装ロケット砲や戦車などを含む、約150両の車列がロシアからウクライナ東部に入り、親露派に渡されたことを米政府が把握していると語った。オバマ大統領は近く、ロシアのプーチン大統領と電話協議する。


英仏独、露に警告 マレーシア機撃墜 調査支援せねば制裁強化
産経新聞 7月21日(月)7時55分配信

 【ベルリン=宮下日出男、ワシントン=青木伸行】ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜された事件で、ドイツのメルケル首相とフランスのオランド大統領、キャメロン英首相は20日、電話で会談し、ロシアのプーチン大統領が墜落現場での国際調査が円滑に進むよう「必要な措置」をとらない場合、22日の欧州連合(EU)外相理事会の場で制裁強化など「相応の行動をとる」と警告した。

 メルケル首相は19日、プーチン大統領と電話会談し、国連専門機関の国際民間航空機関(ICAO)主導の「国際的かつ独立的」な調査委員会が、事件の究明のため迅速に墜落現場に入る必要性で一致した。

 しかし、ケリー米国務長官は19日、ラブロフ露外相との電話会談で、欧州安保協力機構(OSCE)などが墜落現場での調査活動を親露派勢力に妨害されていると非難するなど、国際調査の迅速化に向けて親露派への影響力を行使しないプーチン政権への国際的批判が強まっている。


ウクライナ大統領 親露派のテロ組織指定、要請 「撃墜 9・11と同じ」
産経新聞 7月21日(月)7時55分配信

 【キエフ=佐々木正明】ウクライナのポロシェンコ大統領は19日、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長と電話会談し、マレーシア機撃墜に関与した疑いのあるウクライナ東部の親ロシア派勢力「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」の両組織を、国連が「テロ組織」に指定するよう要請した。撃墜事件をめぐっては、東部での戦闘を激化させた政権にも責任の一端があるとの指摘も出ており、ポロシェンコ氏は国際社会の非難をかわすため、「テロとの戦い」を前面に押し出して難局を乗り切ろうとしているとみられる。

 ウクライナ大統領府によると、ポロシェンコ氏は潘事務総長に、撃墜事件の真相究明に向け、「透明性のある開かれた調査の実施」を約束。その上で、親露派が墜落現場以外の場所で政府軍への攻撃を続けていることや、国際調査団の墜落現場での活動を妨害していることなどを訴えた。

 ポロシェンコ氏は同日、フランスのオランド大統領とも電話会談し、仏政府が両「人民共和国」をテロ組織に指定するよう求めた。

 ポロシェンコ氏は欧州、東南アジアなど計10カ国の298人が犠牲になった今回の事件が、2001年に米国で国際テロ組織アルカーイダが起こした米中枢同時テロと何ら変わりがないと指摘。「われわれは国際社会の毅然(きぜん)とした反応を待ち望んでいる」とも語った。

 しかし、今回の撃墜事件をめぐっては、親露派勢力が今年4月に東部各地の行政庁舎を占拠して以来、事態正常化に向けた、政権側の対話努力が不十分だったことや、国境管理のつたなさにより、露側から高性能の武器や熟練戦闘員が何の制限もなく、流れ込んできていたことが遠因にある。

 軍事筋は、東部地域で6月以降、何機も軍用機が撃墜され、親露派が高度な攻撃能力を有したことを把握しながら、政権側はなぜ、領空一帯を民間機の飛行禁止空域にする注意を払わなかったのか、今後、大きな論点になるとも説明する。

 ポロシェンコ政権は、親露派勢力を「テロ組織」と位置づけ、国際社会の脅威になるとの印象を植え付けることで国際世論を味方につける情報戦を展開しているとの見方もある。


マレーシア機撃墜 調査団妨害「停戦必要ない」 親露派、失地恐れる
産経新聞 7月21日(月)7時55分配信

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ウクライナ東部の戦況(写真:産経新聞)

 【キエフ=佐々木正明】マレーシア航空機撃墜事件で、ウクライナ東部の親ロシア派勢力が国際調査団などの活動を妨害している背景には、自由な活動を許せば周辺地域における支配の実効性が失われ、政府軍との戦闘に響きかねないとの懸念がある。親露派指揮官は、調査を進めるための「人道的停戦」という政府側の提案を拒否、国際的な非難も高まっている。

 「通常行われるはずの作業が全く進んでいない」。事件発生から4日目となる20日、犠牲者298人のうち27人が亡くなったオーストラリアのアボット首相はこう不満を表明した。

 親露派は国際調査団の現場での活動を制限しているばかりか、遺体の一部も独自に管理し、政府が身元確認の拠点に指定した東部ハリコフへの搬送を拒んでいる。20日には、「ブラックボックス」を回収したことを明らかにした。

 欧米では、マレーシア機撃墜には地対空ミサイル「BUK」が使われ、ロシアの支援を受けた戦闘員が発射したとの見方が強まっている。そうした中で、親露派のストレルコフ指揮官は「原因究明のための停戦や人道的回廊は必要ない」と強調。調査団の受け入れも徹底した監視の下で実施させようとしている。

 高度1万メートルの上空から落下したマレーシア機の残骸や犠牲者の遺体は、半径数十キロの広範囲に落下しているとされる。事件を機に国際調査団や欧米メディアが殺到して主導権を握られれば、政府軍との戦闘にも影響が出るのは確実だ。

 重要拠点だったドネツク州スラビャンスクが政府軍に奪還されるなど、親露派はじりじりと後退を余儀なくされている。親露派が軍用機などを攻撃目標にし始めた点についても、「劣勢の挽回が目的だ」(外交筋)という見方もある。


ロ大統領が支援「約束」=オランダ首相と電話協議
時事通信 7月21日(月)7時27分配信

 【ハーグAFP=時事】ロシアのプーチン大統領は20日、オランダのルッテ首相と電話協議を行い、ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空機のブラックボックス回収や遺体収容を支援すると約束した。オランダ政府広報局が明らかにした。 


現場調査団の安全保証が必要
2014年7月21日(月)6時8分配信 共同通信

 【モスクワ、ウィーン共同】ロシアのプーチン大統領とドイツのメルケル首相は20日、電話会談し、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜について、客観的で独立した国際調査を実施するため、調査団などの専門家が現場で活動する際の安全を保証することが必要だとの認識で一致した。

 墜落現場では、ウクライナの政権部隊と戦闘を続ける親ロシア派が、欧州安保協力機構(OSCE)の国際監視団メンバーらの立ち入りを制限。墜落機の飛行データなどを記録したブラックボックスをドネツクで管理するなど、証拠隠滅の懸念が出ている。


撃墜「受け入れ難い」=ロ大統領に働き掛け要求―英首相
時事通信 7月21日(月)5時59分配信

 【ロンドンAFP=時事】キャメロン英首相は20日、ロシアのプーチン大統領に対し、ウクライナでのマレーシア機撃墜について「到底受け入れ難い」と電話で伝えた。英首相官邸広報室が明らかにした。
 キャメロン首相はプーチン氏に「親ロシア派武装組織の仕業であることを示唆する証拠がある」と述べた。首相はまた、専門家が墜落現場へのアクセスを確保できるよう親ロ派への働き掛けを求めた。 


親ロ派が遺体奪う=欧州安保機構
時事通信 7月21日(月)0時6分配信

 【キエフ時事】欧州安保協力機構(OSCE)当局者は20日、ウクライナ東部ドネツク州で、親ロシア派武装勢力がマレーシア機の乗客らの遺体を車に積んで奪い去る様子を目撃したと証言した。地元通信社が伝えた。
 ウクライナ当局の遺体収容作業の妨害は、政権との合意違反に当たる。ポロシェンコ大統領は19日、遺体がぞんざいに扱われているとして、最多の犠牲者が出たオランダのティメルマンス外相と会談で懸念を共有していた。 


<マレーシア機撃墜>数週間前、露から大量兵器…米国務長官
毎日新聞 7月20日(日)23時56分配信

 【ワシントン及川正也】ケリー米国務長官は20日、米CNNに対し、マレーシア機撃墜事件の数週間前の先月、ロシア軍車両約150両がウクライナ東部に入り、ミサイル発射装置や戦車など大量の兵器・装備が親ロシア派に引き渡されていたと明らかにした。また、20日付の米紙ワシントン・ポストは複数のロシア製ミサイル発射装置が「1週間ほど前」にウクライナに搬入されたと報じた。


親ロ派の実行は「非常に明白」
2014年7月20日(日)23時54分配信 共同通信

 【ワシントン共同】ケリー米国務長官は20日、米CNNテレビなどのインタビューで、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜について、親ロシア派武装組織が実行したことは「非常に明白だ」と指摘した。

 米情報機関やソーシャルメディアの情報に基づく見方だと説明。撃墜に使用された地対空ミサイルがロシアから持ち込まれたことも「一目瞭然」とした上で、撃墜後は再びロシア側に運び出す動きがあると述べた。


<マレーシア機撃墜>親露派の関与「捏造」…ロシア側が反論
毎日新聞 7月20日(日)23時52分配信

 【モスクワ田中洋之】マレーシア航空機撃墜事件で、ウクライナ政府が親ロシア派武装集団の関与を示す証拠と主張している会話の盗聴記録について、ロシア国営テレビは19日、「捏造(ねつぞう)された」と報じた。ロシア国防省も撃墜事件についてウクライナ軍への「10の質問」を発表。国際社会の非難を浴びるロシアが攻勢に出た形だ。

 国営テレビによると、ウクライナ保安庁が公開した交信記録をロシアの専門家が分析したところ、複数の音声をつなぎ合わせて編集したものと断定。武装集団メンバーが「撃ち落とした」と言うのは前日の16日に親露派が撃墜したウクライナ軍のスホイ攻撃機を指し、マレーシア機墜落後に現場から「民間機だ」と伝える交信を合成したと伝えた。

 親露派が撃墜に使ったとされる地対空ミサイル「ブク」の車両を東部国境からロシア領に移動させている場面としてウクライナ当局が公開した動画映像についても、露国営テレビは映像に出てくる広告の看板などからウクライナ政府軍が管理下に置くドネツク州西部で撮影されたものと報じた。

 ロシアのアントノフ国防次官は19日、撃墜事件に関する対露批判について、「情報戦争の一環だ」と反発。ウクライナ軍に対し▽親露派の犯行とする根拠は何か▽なぜ軍事行動地域の上空を民間機の飛行禁止区域にしなかったのか--など「10の質問」を発表した。


地対空ミサイルはロシア供与=マレーシア機撃墜で―米国務長官
時事通信 7月20日(日)23時35分配信

 【ワシントン時事】ケリー米国務長官は20日に放送されたCNNテレビの番組などで、ウクライナ東部で撃墜されたマレーシア航空機に使用されたとみられるブク地対空ミサイル(SA11)について、ロシアから東部の親ロシア派に渡ったのは明らかだとの見方を示した。
 長官はNBCテレビの番組で、ロシアによるミサイル供与に関して「オバマ政権として結論は下していないが、特別な状況証拠がある」と主張。ミサイルが発射された時間や場所、軌道なども特定されていると述べた。 


対ロ制裁強化へ準備=マレーシア機撃墜で―英独仏首脳
時事通信 7月20日(日)23時0分配信

 【ロンドン時事】キャメロン英首相は20日、ドイツのメルケル首相、フランスのオランド大統領とウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜事件について電話協議した。英首相スポークスマンによると、3首脳は欧州連合(EU)が対ロシア追加制裁に向けた準備を進める必要があるとの認識で一致した。
 報道によると、英首相スポークスマンは声明で「3首脳はEUがロシアへの対応を見直し、各国外相が22日に会う際にロシアにさらなる制裁を科す用意をすべきだとの考えで同意した」と表明した。 


「停戦合意なら国際調査団の安全を保証」、ウクライナの親露派
AFP=時事 7月20日(日)22時31分配信

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親ロシア派の武装勢力が支配するウクライナ東部のヒマワリ畑に墜落したマレーシア航空MH17便の残骸の前に立つウクライナの救急隊員ら(2014年7月19日撮影)。

【AFP=時事】ウクライナの親ロシア派武装勢力の指導部は20日、ウクライナ政府との間で停戦合意が成立すれば、マレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便の墜落現場に入る国際調査団の安全を保証すると明言した。

【写真特集】ウクライナのマレーシア機墜落現場

 一方的に樹立を宣言した「ドネツク人民共和国」の副首相を自称するアンドレイ・プルギン(Andrei Purgin)氏は声明で、「ウクライナ政府が停戦協定に調印し次第、現場に入る各国の専門家の安全を保障すると断言する」と述べ、ウクライナ政府に速やかに停戦に応じるよう要求した。

 国際社会は、MH17便墜落現場への国際調査団の立ち入りは全面的に認められるべきだとして、親ロシア派武装勢力を支援するロシアへの圧力を強めている。【翻訳編集】 AFPBB News


遺体の粗末な扱いに、オランダ外相「国民激怒」
読売新聞 7月20日(日)22時10分配信

 【ロンドン=佐藤昌宏、ジャカルタ=池田慶太】マレーシア航空機撃墜事件で、ロシアがウクライナ東部の親露派武装集団に供与した地対空ミサイルが使用されたことが濃厚となる中、犠牲者を出した国々から、プーチン露大統領への怒りの声が日増しに強まっている。

 出発地のオランダは、乗客283人のうち最多の193人を占める。ルッテ首相は19日、プーチン氏と電話会談後、「協力する姿勢を世界に示さねばならない」と強い口調で迫ったことを自ら記者団に明らかにした。ルッテ氏は「プーチン氏は武装集団への責任を直ちに取るべきだ」と強調した。

 武装集団が現場で遺体や遺品を粗末に扱っていることが、怒りに拍車をかけている。同国のティメルマンス外相は19日、ウクライナのポロシェンコ大統領との会談で、「遺体が引きずられるなど、丁重に扱われないことに大きなショックを受けている。国民は激怒している」と述べた。


【マレーシア】マレーシア航空機・MH17便=ウクライナ輸送機と誤認して撃墜
Global News Asia 7月20日(日)21時58分配信

Mh777
マレーシア航空 ボーイング777型機。

 2014年7月20日、ウクライナ東部上空1万メートルで17日墜落したマレーシア航空MH17便・アムステルダム発クアラルンプール行き(乗客283名、乗員15名、ボーイング777)について、航空関係者が明らかにしたところによると、ドネツク州の親露派武装勢力「ドネツク人民共和国(Donetsk People's Republic)」が、ウクライナの「アントノフ26(An-26)型輸送機」と誤認してして、ミサイルを発射させ撃墜した可能性が高い。

 民間機にはミサイルの接近を知らせるシステムは無いため、ミサイルに撃墜されるまで、パイロットも気がつかなかったためSOSを出せずに、消息を絶ったと思われる。

 3月に消息を絶ち、インド洋周辺で行方不明のままとなっているMH370便事件に続き、マレーシア航空は悲劇に見舞われた。MH17便の航路について、最短ルートで燃料を節約することを優先してしまい、戦闘地域を迂回するルートをなぜ選択しなかったのかという批判が強い。以前は、安全な航空会社とのイメージが強かったが、心理的な側面からマレーシア航空の利用を避ける乗客が大きく増えており、深刻な経営危機は避けられないとの見方が強まっている。LCCのエア・アジアに飲み込まれてしまうのではないかとの声も聞かれる。

【編集:朝日音然】


「露からブク」証拠映像あるとウクライナ大統領
読売新聞 7月20日(日)21時56分配信

 【キエフ=工藤武人】ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜された事件で、ウクライナのポロシェンコ大統領は19日、撃墜に使用されたとみられる旧ソ連製地対空ミサイル「ブク(BUK)」がロシアから運ばれた証拠映像があると述べた。

 親ロシア派武装集団が飛行データを記録した「ブラックボックス」を持ち去ったことも明らかにした。

 ウクライナ大統領府が同日、フランスのオランド大統領との電話会談の内容として発表した。

 米紙ワシントン・ポスト(19日電子版)は、米政府当局者の話として、ブクが撃墜前にロシアからウクライナに運び込まれ、撃墜後にロシアへ運び出そうとする動きを米政府が確認したと伝えている。ポロシェンコ氏はまた、ブクが発射された場所の衛星写真もあると明らかにしており、「証拠」の一部は米政府から提供されたとみられる。


撃墜機にマレーシア・ナジブ首相の祖父の妻も
読売新聞 7月20日(日)21時46分配信

 【クアラルンプール=児玉浩太郎】マレーシア航空機撃墜事件で、マレーシアのナジブ首相の義理の祖母(83)が搭乗者の中に含まれていたことがわかった。

 ナジブ首相は19日、「深い悲しみを個人的に共有している」とコメントした。ナジブ首相の祖父の妻にあたる。


<マレーシア機撃墜>収容遺体、親露派奪う
毎日新聞 7月20日(日)21時25分配信

 【ドネツク(ウクライナ東部)真野森作、キエフ篠田航一】マレーシア航空機撃墜事件で、ウクライナ当局の救助隊は20日までに墜落現場から犠牲者196人の遺体を収容した。AP通信などによると、親ロシア派武装勢力がこの遺体すべてを奪い、保冷装置付きの貨車に運んだ。親露派は「国際調査団が来るまで保管している」と主張しているが、貨車がロシアとの国境方面へ向かうとの情報もある。

 ◇「現場保存のため」

 ウクライナ国家安全保障・国防会議のルイセンコ報道官は19日、親露派武装集団が証拠隠滅の目的で「38体の遺体を持ち去った」と述べ、批判していた。親露派は遺体から貴重品を奪い、盗んだクレジットカードを既に使用した形跡もあるという。

 犠牲者が最も多かったオランダのティメルマンス外相は、略奪報道に「オランダ国民は怒り、憤慨している」と述べた。米国務省のサキ報道官も19日の声明で、略奪行為を非難。現場検証のため現地入りした全欧安保協力機構(OSCE)の監視団が親露派の妨害を受けているとして、「愛する人を亡くした人々への侮辱だ」と強く批判した。

 ウクライナのポロシェンコ大統領は19日、ポーランドのコモロフスキ大統領と電話で協議し、「テロリストは撃墜に続き犠牲者の冒とくという二重の国際的犯罪を行った」と述べた。

 仮に遺体や遺品がロシア領内に運ばれた場合、事故調査が困難になるのは確実だ。ルイセンコ報道官は、航空機の飛行状況や音声を記録するブラックボックスについても「ウクライナはまだ一つも回収できていない」と認め、親露派が持ち去った可能性を示唆した。捜索対象の現場は25平方キロに及び、これまでに18平方キロの捜索を終えたが、親露派の妨害で機体や遺体の収容作業は難航しているという。

 一方、親露派側は「撃墜はウクライナ政府軍によるもの」との主張を繰り返し、「自分たちはOSCEの要請に基づき、専門家の到着まで現場の保存に努めているだけ」と反論している。「ドネツク人民共和国首相」を名乗る親露派指導者、ボロダイ氏は19日、関係各国の調査団受け入れについて「安全を保障する用意がある」と説明。「なぜ、なかなかキエフから現地に来ないのか。時間がたてば調査が難しくなる」と訴えた。

 現場は日中25度近くとなり、遺体の収容は急務だ。19日に記者が入ったドネツク州東部グラボボ村の墜落現場では、地元の消防隊員が「我々が見張っており、略奪は起きていない」と語った。だが、マレーシア機の残骸が散らばる地域は広範囲にわたっており、全容をつかむのは難しい。現場一帯で政府軍と親露派武装集団の戦闘が散発している模様だ。

 ウクライナ政府は遺体の収容先について、治安が不安定なドネツクを避け、墜落現場から約300キロ離れた北部の主要都市ハリコフに搬送する方針だが、親露派の妨害で困難な情勢だ。


<マレーシア機撃墜>キエフ市民が献花…オランダ大使館前
毎日新聞 7月20日(日)20時33分配信

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キエフのオランダ大使館前で、雨の中献花に訪れる人々=キエフで2014年7月18日、篠田航一撮影

 【キエフ篠田航一】マレーシア航空機が撃墜された事件で、193人と最も多くの犠牲者を出したオランダに哀悼の意を示そうとウクライナの首都キエフのオランダ大使館前には多くの市民が献花に訪れている。ウクライナのテレビでは、特に幼い子供の死亡情報が繰り返し流されており、大使館前には動物のぬいぐるみやマスコット人形なども置かれ、人々の涙を誘っている。

 生後6カ月の女児リザちゃんを抱きながら18日に追悼にやって来た主婦のマリア・ゴリアチャさん(27)は「子供を持つ身として、いても立ってもいられなくなった」という。「今回の悲劇で、ロシアや(東部の)親ロシア派は、世界中の罪もない子供たちの命さえ奪うという事実がはっきりした」と話した。

 国連によると、死亡した乗客283人のうち80人が子供だった。ウクライナ政府が公表した親ロシア派武装集団の交信記録によると、17日午後に親露派メンバーが墜落現場で「女性や子供の遺体の山だ」と話しており、国民の怒りを増幅させている。


犠牲者に首相の親族=マレーシア
時事通信 7月20日(日)20時4分配信

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マレーシアのヒシャムディン国防相は19日、ウクライナで撃墜されたマレーシア航空機犠牲者にナジブ首相の親族女性(83)が含まれていることを明らかにした。写真はナジブ首相(右)とヒシャムディン国防相=3月


撃墜に「ロシア関与」=ウクライナ
時事通信 7月20日(日)19時30分配信

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ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派支配地域でマレーシア航空機が撃墜された事件で、ウクライナ保安局報道官は19日、ブク地対空ミサイル使用にロシア人要員が関与していたと主張した。写真は、撃墜現場の花束。


親ロシア派が遺体運び去りか
2014年7月20日(日)18時57分配信 共同通信

 【キエフ、ハリコフ共同】ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜で、ロイター通信によると、ウクライナ東部ドネツク州の非常事態当局は20日、墜落現場で196遺体が発見されたと発表した。ただ、首都キエフの非常事態当局報道官は、現場を実効支配する親ロシア派武装集団が遺体196体を運び出したとAP通信に述べ、遺体が当局側の管理下にない実態を明らかにした。

 報道官は、政府の緊急隊員らは脅迫を受けながら作業し、遺体を武装集団側に渡すよう強要されたと説明。「遺体がどこに搬送されたか分からない」と語った。

 緊急隊員によると、武装集団は遺体をトラックに乗せ運び去ったという。


悲しみの中、豪でエイズ会議
2014年7月20日(日)18時32分配信 共同通信

 【メルボルン共同】エイズ問題に関わる専門家や政府関係者が対策を話し合う「第20回国際エイズ会議」が20日、オーストラリア南東部メルボルンで開幕した。「ペースを上げる」をテーマに、近年の感染者や死者の減少傾向をさらに加速させる狙い。25日まで。

 会議を前に、著名な研究者で国際エイズ学会の元会長ヨープ・ランゲ氏を含む専門家6人がウクライナで17日に墜落したマレーシア機に搭乗、死亡したことが分かり、悲しみの中での開催となった。

 約180カ国以上から1万数千人の研究者らが参加。クリントン元米大統領の講演も予定されている。


マレーシア航空機撃墜事件 誰がどうやって撃墜したのか?真相は究明できるか?
小泉 悠 | 軍事アナリスト
2014年7月20日 18時13分

7月17日にウクライナ東部上空で発生したマレーシア機撃墜事件だが、依然として真相はなかなか明らかになっていない。
また、今回の事件では防空システムによる撃墜が有力視されているが、このような軍事技術と事件の真相とが密接に結びついているため、理解が難しい部分もある。今回の件で筆者はかなりの回数、テレビ・ラジオに出演し、あるいは新聞等の取材を受けたが、「そもそも高度1万mを飛んでいる飛行機など撃墜できるのか?」など、かなり初歩的な部分から解説しなければならないケースが多かった。
そこで以下の本稿では、防空システムとはどんなものか。防空システムが民間機を撃墜してしまうことはありえるのか。誰が撃ったか特定は可能なのか・・・などの点について、なるべく分かりやすく解説してみたい。

防空システムとは
最も広く定義した場合の防空システムとは、敵の航空機やミサイルが望ましくない空域に入って来られないようにする兵器・装備全てを指す。たとえば、戦闘機、地上のレーダー基地や空中早期警戒機、管制センター、地上から発射する高射砲や地対空ミサイルなどなどである。これが国家規模での「防空システム」だ。
一方、狭い意味で、地対空ミサイルを防空システムと呼ぶこともある。正確に言えば、飛んでいくミサイルだけが存在していても仕方ないので、目標がどのあたりにいるのかを探す捜索レーダー、より精密に照準をつける射撃統制レーダー、発射などのコントロールを行う指揮所、そして実際にミサイルを発射するランチャーが存在して初めて、地対空ミサイルは目標に命中する。規模は小さいが基本的な機能は国家規模の防空システムと同じなので、これも小さな「防空システム」というわけだ。
今回、マレーシア航空MH17便を撃墜したと言われているソ連製のブーク防空システムは、後者の狭い意味での防空システム(つまりミサイルとその関連機器一式)である。

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ブーク防空システム。左から指揮車、レーダー車、ランチャー

ブーク防空システムは、高速で進撃する戦車部隊が敵の空襲を受けないよう上空を防護することを任務として開発されたため、ミサイル、レーダー、指揮所などはすべて移動可能なプラットフォーム(キャタピラ式のシャーシやトラックなど)に搭載され、進撃する部隊に合わせて移動することが可能だ。
性能については、バージョンやターゲットによって違いがあるものの、ソ連軍で標準的に使用されていた「ブーク-M1」シリーズならば概ね30-35kmの射程があり、高度2万~2万5000mまでのターゲットを攻撃できる。
つまり、能力の面で言えば、高度1万mを飛行していたMH17便を撃墜することは充分に可能である。

防空システムによる民間機撃墜
防空システムによる民間機の撃墜という事例は、実はこれが初めてではない。
数十km、場合によっては100km以上という目で見えない場所の敵を、電波だけを頼りに攻撃する以上、誤って民間機を撃墜してしまうということは論理的にあり得るし、実際にそのような自体は発生してきた。
たとえば1988年には、米海軍の巡洋艦ヴィンセンスが、防空システムでイラン航空655便を撃墜し、乗員・乗客290名が死亡するという事件が起きている。2001年には、訓練中のウクライナ軍がロシアのシベリア航空1812便を撃墜、乗員・乗客78名が死亡した(ただし、ウクライナ軍は関与を否定)。
高高度を飛行中の旅客機の場合、ミサイルを回避したり、誘導システムに妨害を掛けるなどの手段が存在しないのはもちろん、ひとたびミサイルの直撃を受けると戦闘機のような脱出装置がないため、ほぼ自動的に乗員・乗客が全員死亡という結果になりやすい。
このため、通常の旅客機には民間機であることを知らせる信号の送受信装置が搭載されているのだが、前述のシベリア航空機のケースでは機体が旧式であったために、このような装備がなかった。
一方、イラン航空機の場合は、イランと米海軍との間で連日小規模な戦闘やにらみ合いが続いている最中のことであり、米海軍側が疑心暗鬼に陥っていたという事情がある(しかもヴィンセンスはイランの領海を侵犯していた)。防空システムによるものではないが、1983年に大韓航空007便がソ連の戦闘機に撃墜された際には、ソ連側は007便を米国のスパイ機だと考えていたフシもある。
いずれにせよ、特定の条件が重なれば、非武装の民間機と言えども攻撃を受けるということは充分にあり得るということだ。

マレーシア航空MH17便を撃墜したのは誰か?
現時点では、ドネツク州の親露派武装勢力「ドネツク人民共和国(DNR)」による攻撃であった可能性が高いと考える。
その根拠は、次の通り。

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ブークを手に入れたとするDNRのツイート(現在は削除されている)

・ 6月末の時点で、DNRがウクライナ軍基地からブーク防空システムを入手したとツイッター上に書き込んでいたこと(現在は削除。ネット上にはウクライナ内務省によるスクリーンショットが出回っているが、ウクライナ側による情報戦の可能性は考慮する必要あり)
・ DNRの軍事部門指揮官ストレリコフ大佐が、撃墜事件の直後、「ウクライナのAn-26輸送機を撃墜した」とSNS上に書き込んでいたこと
・ 7月14日にもDNRは高度6500mを飛行中のAn-26を撃墜していること。これは、従来の携帯型地対空ミサイルよりも高性能な防空システムをDNRがこの頃に入手したことを示唆している

以上の点を鑑みれば、現時点では、DNRがウクライナ軍機とマレーシア航空機を誤認して攻撃してしまったのではないか、という推測が説得力を持つように思われる。イラン航空機撃墜や大韓航空機撃墜のような、誤認や疑心暗鬼に基づく事例、ということだ。
もちろん、DNRやロシア国防省などは、撃墜したのはウクライナ側であると主張しており、その可能性もまだ完全に排除されたわけではない。

真相は解明できるのか
そこで問題になってくるのが、今回の件は本当に真相が解明できるのか、という点である。
現在、MH17便が搭載していたフライトレコーダーを政権側が回収したのか親露派側が回収したのかが問題になっているが、仮にこれが発見されたとしても、撃墜直前の状況が判明するだけで、撃墜の主体がどこであるか、といったことまでは明らかにはなるまい。
また、民間機にはミサイルの接近を警告する警戒システムなども装備されていないため、実際にミサイルが当たるまでパイロットが全く状況を認識していなかった可能性さえ考えられる(MH17が何のSOSも出さずに消息を絶っていることは、この可能性を示唆する)。
だが、米国のバイデン副大統領やウクライナのポロシェンコ大統領は、事件の直後から「これは事故ではなく撃墜だ」と述べたり、ブーク防空システムが使用されたと具体的に指摘するなど、非常に早い段階から断定的な発言を行っていた。
ポロシェンコ大統領については、前述のDNR側のネット上での書き込みや、ウクライナの情報機関が傍受したという親露派とロシア情報機関との通信記録(ただし、この記録の信憑性については現在の所、保留としたい)を根拠としているようだが、米国は何を根拠に早い段階でこれを「撃墜」と断定したのだろうか。
これについては、米国のハイテク偵察能力を総動員した結果と考えられる。
第1に、米国は敵の弾道ミサイル発射を最初の段階で発見するため、高感度の赤外線センサーを搭載した人工衛星を複数種類、軌道上に配備している。これらの中には弾道ミサイルだけでなく、比較的小型な防空システムの発射も探知できるものがあるとされており、前述した2001年のシベリア航空機撃墜事件でも、米国は衛星情報を根拠にウクライナ軍の誤射であると結論していた。今回の場合も、こうした早期警戒衛星を使用し、親露派支配地域でミサイルの発射熱を探知していた可能性は高い。
第2はレーダーである。米国防総省はレーダー情報によってミサイルが親露派の支配地域から発射されたことを掴んでいるとしているが、航空機に比べてずっと小さなミサイルを正確に探知・追尾したとなると、トルコに配備されているAN/TPY-2を使用したことが考えられる。AN/TPY-2は米軍のミサイル防衛の「眼」となるレーダーで、Xバンドの周波数帯を使用することにより、通常のレーダーよりも高精度で目標を把握することが可能だ。このレーダーは在日米軍にも配備されており、現在、青森県車力基地で1基が実戦配備に就いているが、さらに京都府にも追加配備の予定だ。あるいは、黒海に展開している米海軍のイージス艦が探知したことも考えられる(両者はデータリンクで接続されており、連携して機能する)。

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AN/TPY-2レーダー

第3は電子情報である。撃墜事件の直後、米空軍はイギリスのミルデンホール基地に展開させていたRC-135リベット・ジョイント電子偵察機を離陸させ、ウクライナ付近に派遣した。これによって事件後の親露派の通信やレーダー電波の使用状況、各種信号情報などを収集したと考えられる。米国が、撃墜に使用された兵器はブークだと断定している背景には、こうした電子情報からブーク用レーダーの特徴と合致する周波数などを探知していた可能性が考えられる。

それでも難しい真犯人の特定
もっとも、電子情報について言えば、ロシア国防省側も「ウクライナ側から発射されたという電子情報を掴んでいる」などとしてはいる。
実際問題として、いくら上記のような活動の「結果」だけを「証拠がある!」と突きつけても「ねつ造だ」と言われてしまえばそれまでである。もちろん、生データを解析することができればよいが、機密の塊である弾道ミサイル警戒システムや電子偵察機の詳しい性能などを明かしてしまうことになるため、まず現実的な話ではない。
したがって、今回の件を巡っては、まだしばらくウクライナ、ロシア、親露派、そして西側諸国の間で責任の所在を巡る非難の応酬が続くだろう。


撃墜に「ロシア関与」=親ロ派は飲酒、調査妨害―ウクライナ
時事通信 7月20日(日)18時11分配信

 【キエフ時事】ウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派支配地域でマレーシア航空機が撃墜された事件で、ウクライナ保安局(SBU)報道官は19日、ブク地対空ミサイル(SA11)使用にロシア人要員が関与していたと主張した。また、ミサイルを国境のロシア側に運び去ったと指摘し「ロシアはテロの証拠隠滅を図っている」と強く非難した。
 事件では、アムステルダム発クアラルンプール行きの航空機が撃墜され、子供約80人を含む乗客乗員298人全員が死亡。うち約3分の2がオランダ人だった。ウクライナ当局は196人の遺体を確認した。
 欧州安保協力機構(OSCE)監視団は、撃墜翌日の18日から連日現場入り。ただ、OSCEの発表によると、「監視活動は極めて制限」されている。一帯を支配する親ロ派は威嚇射撃を繰り返し、飲酒して粗暴になっているメンバーもいるという。 


米、撃墜調査妨害を非難
2014年7月20日(日)18時5分配信 共同通信

 【ワシントン共同】米国務省は19日、ウクライナ東部でのマレーシア航空機撃墜を受け現地入りした欧州安保協力機構(OSCE)の調査団に親ロシア派組織が墜落現場への立ち入りを著しく制限していると非難する声明を発表した。また調査団の自由な活動を保証するようロシアに要求した。11月に20カ国・地域(G20)首脳会合を開くオーストラリアではプーチン・ロシア大統領の出席を認めるべきではないとの声も出始めるなど、親ロ派の後ろ盾であるロシアへの国際的批判が一段と高まった。

 ケリー米国務長官は19日、ロシアのラブロフ外相との電話協議で調査妨害に強い懸念を伝えた。


墜落現場は「無秩序」=アボット豪首相
時事通信 7月20日(日)17時43分配信

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オーストラリアのアボット首相は20日、豪ABC放送に対し、ウクライナ東部のマレーシア機墜落現場について「責任者や担当者が一人もいない。完全に無秩序だ」と強い不満を表明した。写真は同日のアボット首相。


マレーシア機墜落現場は「無秩序」=責任者不在と豪首相
時事通信 7月20日(日)17時23分配信

 【シドニーAFP=時事】オーストラリアのアボット首相は20日、豪ABC放送に対し、ウクライナ東部のマレーシア機墜落現場について「責任者や担当者が一人もいない。完全に無秩序だ」と強い不満を表明した。ロシアや親ロシア派の対応に関しても「過去48時間、世界中が目撃したように、ロシア人は自分の手を洗おうとしている」と証拠隠滅を批判した。
 さらに「ロシアがいくら正論を述べても、現地では現場に近づこうとすれば妨害、監視団が調べようとすれば妨害、尊厳をもって遺体を扱おうとすればまた妨害が続くことを恐れている」と指摘。その結果「航空機の墜落現場で通常行われることが全く行われていない」と訴えた。
 撃墜された旅客機には、豪州人27人が搭乗していた。首相によると、ウクライナのポロシェンコ大統領は豪州に対し、墜落原因の調査への「完全参加」を促し、遺体の捜索にも加わるよう求めている。 


航空券取り消し24日まで無料=マレーシア航空、撃墜事件受け
時事通信 7月20日(日)16時2分配信

 【クアラルンプール時事】マレーシア航空は20日までに、同社の航空機がウクライナ東部で撃墜された事件を受け、航空券の変更や取り消しを行いたい人から手数料を取らず、無料で航空券の払い戻しなどに応じると発表した。無料期間は24日までで、12月31日までの航空チケットが対象だという。 


露の国営メディア、マレーシア機墜落の「陰謀論」伝える
AFP=時事 7月20日(日)15時52分配信

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ウクライナ東部のマレーシア航空機MH17便の墜落現場に集まった親ロシア派のメンバーら(2014年7月18日撮影)。

【AFP=時事】ロシア国営放送は18日、ウクライナ上空で撃墜されたとみられているマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH17便に関する複数の「陰謀論」を伝えた。同国のウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領を乗せた航空機を撃墜する試みだったとの説もあった。

「ウクライナ兵が幼児はりつけに」、露TV報道に批判の声

 テレビ局ロシア24(Russia 24)は、同国のインタファクス(Interfax)通信が報じた民間航空当局関係筋の情報を引用し、マレーシア航空の尾翼のロゴマークはロシア国旗と色使いが似ており、プーチン大統領搭乗機と誤って撃墜した可能性があると指摘した。

 さらに、この主張を裏付けるものとして、北大西洋条約機構(NATO)寄りの姿勢で知られるウクライナのアナトーリ・グリツェンコ(Anatoliy Grytsenko)元国防相の「誰かがプーチン大統領を殺すべきだ」との発言を紹介した。

 別のテレビ局、第1チャンネル(Channel One)は、ラテンアメリカを歴訪していたプーチン大統領がマレーシア機墜落と同じ17日にモスクワ(Moscow)に戻ったことに触れ、大統領機とMH17便は同じ時間帯に東欧上空を通過していたと報じた。

 このほか、複数の目撃者が現場で見たと証言している「2機目」の航空機に焦点が当てられた。

 第1チャンネルはMH17便が墜落、炎上した時、別の航空機が飛び去るのを見たという地元の女性の話を伝えた。「最初に1機が墜落し、2機目がドニプロペトロウシク(Dnipropetrovsk)の方向へ飛び去った。2機目は、その後しばらくして武装勢力に撃墜されたウクライナの軍用機だったかもしれない」

 女性は、「これまでのところ、(2機目の)航空機がどうなったのか、その操縦士に何が起きたのか、分かっていない。地元の人たちは、MH17便が墜落した場所の近くにパラシュートで降下してくる人を見たと話している」と続けた。

 この日、ロシアのほぼ全ての新聞が墜落現場の写真を一面に掲載したが、政府系のロシア新聞(Rossiiskaya Gazeta)だけは国民の食習慣に関する調査結果の記事を一面に掲載した。【翻訳編集】 AFPBB News


ロシアからミサイルを搬入
2014年7月20日(日)15時14分配信 共同通信

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 ロシアの軍事ショーで展示された、地対空ミサイルシステム「ブク」=2010年6月(AP=共同)

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は19日、米政府当局者の話として、ウクライナ東部でマレーシア航空機が撃墜される以前に、ロシア製のブク地対空ミサイルがロシアからウクライナ領内に搬入され、撃墜後に再びロシア側に運び出そうとする動きを米政府が確認していると伝えた。

 ウクライナ政府は東部の親ロシア派にロシアが地対空ミサイルを供与したと主張、ミサイルがロシア国境に向け搬出される場面とする映像などを既に公開している。米政府当局者の発言はウクライナの主張を追認しており、供与を否定しているロシアへの圧力が強まりそうだ。


墜落マレーシア機に犬や鳩、外交文書も 荷物目録を公開
CNN.co.jp 7月20日(日)14時42分配信

(CNN) ウクライナ東部で17日発生したマレーシア航空17便(乗客乗員298人)の墜落で、同航空は19日、同便の貨物室に積まれていた荷物の目録を発表し、犬2匹、鳩4羽や他の種類の鳥5羽などが含まれていると報告した。

犬などの生存の有無は伝えられていない。この他、航空機部品、外交文書や花なども積んでいた。

墜落現場では、親ロシア派の武装勢力が機体残骸や遺体を運び出して証拠隠滅を図ったり、犠牲者の所持品から現金や貴金属類などを略奪しているとの情報もある。

機体残骸や遺体は広範な地域に散乱しているとされ、一部の遺体は座席で安全ベルトを装着した状態で見付かっているという。

詳しい墜落原因は不明だが、米国などは親ロシア派武装勢力が地対空ミサイルを発射し、同機を撃墜したとの見方を強めている。

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