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2014年7月16日 (水)

安倍首相、「北朝鮮が拉致問題の全面調査を約束」と発表・11

安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮による外務相局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての拉致被害者と拉致の可能性が排除できない特定失踪者について、包括的な全面的調査をすると約束したことを明らかにした。
安倍晋三首相は29日、日本と北朝鮮による外務相局長級の政府間協議を受け、北朝鮮が全ての拉致被害者と拉致の可能性が排除できない特定失踪者について、包括的な全面的調査をすると約束したことを明らかにした。

首相官邸で記者団に語った内容は次の通り。
「ストックホルムで行われた日朝協議の結果、北朝鮮側は拉致被害者および拉致の疑いが排除されない行方不明の方々を含め、全ての日本人の包括的全面調査を行うことを日本側に約束をしました。
その約束に従って、特別調査委員会が設置をされ、日本人拉致被害者の調査がスタートすることになります。
安倍政権にとりまして、拉致問題の全面解決、最重要課題の一つであります。
全ての拉致被害者のご家族がご自身の手でお子さんたちを抱きしめる日がやってくるまで、私たちの使命は終わらない。この決意を持って取り組んできたところでありますが、全面解決へ向けて第一歩となることを期待しています」

※以上、産経新聞の報道より。

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リンク:拉致被害者、新たな帰国に備え生活支援策…政府 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:秋田竿燈まつりで拉致被害者の救出訴え - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】全員奪還の声を地元から 川口で家族ら署名活動 埼玉 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:再調査1カ月拉致認定されぬ不明者 事態進展祈る家族たち - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再捜査】拉致疑い・松田さんの情報公開 鳥取県警 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】横田夫妻と語る県民の集い、9月27日開催 埼玉 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】和田佑介さんの母、執子さん「いい方向に進んで」 島根 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者支援策、政府・与野党で了承 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:再調査結果「8月末か9月初め」=古屋拉致担当相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<拉致連絡協>被害者60歳以上に給付金創設 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】古屋担当相、取り組みの加速約束 埼玉・川口からの声に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致、年内解決に期待=飯塚代表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:被害者支援、地方自治体も拡充を=古屋拉致相 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】救う会埼玉が夏休み子供向け啓発 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大沢孝司さんと再会を果たす会 調査の進展次第で政府に要望書 新潟 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:【拉致再調査】啓発の「把握進める」 埼玉県教育長、新たな指導法も検討 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:横田夫妻がメッセージ 26日子供イベントで映像初公開 埼玉 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:首相「万全の対応したい」 自民拉致対策本部が支援策提出 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自民党が拉致問題で首相に申し入れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:自民が拉致被害者支援で中間案 給付金の支給期限を延長 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致被害者給付金の支給期限延長など柱 自民、支援策の中間案を了承 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:新たな支援策を了承=自民拉致対策本部 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮、送還日本人を選別 「全て対象」偽りの恐れ…体制批判者は収容所か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北朝鮮拉致 すべての機関を調査できるが…決定的にかけている「権限」とは - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:北の拉致再調査 「本気度見える」蓮池薫さんが講演 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「めぐみさん帰国まで私の使命は終わらない」首相 長州「正論」懇話会で - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致調査不十分なら制裁強化も - 速報:@niftyニュース.
リンク:北「自発入国者の帰国承認」伝達 拉致の関心そらす意図か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<岸田外相>「拉致」説明の訪米、困難…政府内で異論 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査「強い態度で」 家族が集会 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<曽我ひとみさん>たくさんの人の支えが…家族来日10年 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:拉致再調査「期待が大半」=家族帰国10年でコメント―曽我さん - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<曽我ひとみさん>「たくさんの人の支えあった」 家族帰国10年のコメント全文 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:来週訪米へ調整=日朝拉致協議を説明―岸田外相 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

拉致被害者、新たな帰国に備え生活支援策…政府
読売新聞 8月3日(日)11時8分配信

Point
読売新聞

 政府は、北朝鮮による拉致被害者らの新たな帰国に備え、国民年金の一括支給などを柱とする生活支援策をまとめた。

 5日に拉致問題対策本部(本部長・安倍首相)の会合を首相官邸で開き、正式決定する。

 新たな支援策では、今後帰国する拉致被害者が65歳を超えていた場合、本来65歳から受け取れていたはずの国民年金相当額を一括で支給する。日本に永住する意思を表明後、10年間支給される拉致被害者等給付金については、物価が高い大都市に居住した場合の地域手当を新たに加算する。

 一緒に帰国した子や孫を含めて手厚く就職支援を行い、北朝鮮にとどまった親族については、病気やけがの治療を日本で受けられるように渡航を支援する。

 拉致被害者の高齢化が進んでいることも考慮し、60歳以上の被害者と配偶者に対し、一般の高齢者世帯の平均所得を参考にした給付金を新たに支給する。外国人配偶者も対象に含まれ、曽我ひとみさん(55)の夫、チャールズ・ジェンキンスさん(74)への支給も可能になる。

 立法措置が必要な支援策については、自民、公明両党などが秋の臨時国会にも提出予定の拉致被害者支援法改正案に盛り込む方針だ。


秋田竿燈まつりで拉致被害者の救出訴え
産経新聞 8月3日(日)7時55分配信

 北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表と、救う会秋田のメンバーが、秋田市で行われる秋田竿燈(かんとう)まつり2日目の4日夜、穂積志市長とともに入場行進し、拉致被害者救出をアピールすることになった。

 家族会などはこれまでも、竿燈まつり期間中に街頭活動を行ってきたが、まつり自体に参加するのは初めて。穂積市長は1日の定例記者会見で、「拉致事件の解決は国民の願いなので、実行委員会として許可した」と話した。

 飯塚代表らは4日午後2時から、「昼竿燈」と呼ばれる竿燈妙技会の会場でも、街頭活動を行う。5日には、家族会の増元照明事務局長が合流し、佐竹敬久知事と面会する。


【拉致再調査】全員奪還の声を地元から 川口で家族ら署名活動 埼玉
産経新聞 8月3日(日)7時55分配信

 川口市で始まった「たたら祭り」会場の川口オートレース場で2日、北朝鮮による拉致被害者や特定失踪者の家族らが被害者の全員救出へ署名を呼びかけた。

 活動には拉致問題を考える川口の会、北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会のメンバーも参加。厳しい暑さの中、同市ゆかりの拉致被害者、特定失踪者の家族が署名簿やパネルを手に、来場者一人一人に後押しを訴えていた。

 田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄、本間勝さんは「再調査は文字通り『最後』の機会。日本政府も全身全霊で取り組んでほしい」と話した。特定失踪者、藤田進さん=失踪当時(19)=の弟、隆司さんは「すべての拉致被害者を取り戻す世論の声が地元から高まれば」と力を込めた。

 川口市は田口さん、藤田さん、新木章さん=同(29)、佐々木悦子さん=同(27)、井上克美さん=同(21)=ら同市出身者や周辺で足取りを絶った人が多く存在する。

 署名の呼びかけは3日も同会場で行われる。


再調査1カ月拉致認定されぬ不明者 事態進展祈る家族たち
産経新聞 8月3日(日)7時55分配信

 北朝鮮による拉致被害者らの再調査が始まってから4日で1カ月を迎える。調査対象は「全ての日本人」だが、その中には拉致された疑いが濃厚ながら、さまざまな事情で政府に拉致被害者として認定されていない行方不明者もいる。不明者の家族たちは認定被害者の家族らと同様、今回の再調査での事態進展を祈っている。

                   ◇

 「父に何があったのか。真実が知りたい。今回がその最後のチャンスだ」

 昭和38年5月11日、石川県志賀町から出漁し、消息を絶った寺越昭二さん=失踪当時(36)=の三男、内田美津夫さん(61)はそう話す。

 漁船には昭二さんの弟の外雄さん=同(24)=と、おいの武志さん(64)も同乗し、行方不明となった。62年1月22日に外雄さんから手紙が届き、武志さんと北朝鮮で生存していることが分かった。昭二さんは北朝鮮に渡って5年後に亡くなったとされた。

 その後、北朝鮮の元工作員が「漁船を襲い、2人を拉致し、1人を殺害したと聞いた」と証言したことから、昭二さんが船上で殺害された疑いも浮上した。しかし、平成6年に外雄さんが死去し、唯一生存している武志さんは「遭難したところを(北朝鮮に)救助された」と拉致を否定した。

 拉致被害者の支援組織「救う会」は昭二さんら3人を拉致被害者と認定。内田さんら家族は被害者の「家族会」にも参加しているが、武志さんの説明もあり、政府に拉致被害者として認定されていない。

 昭二さんの妻、トシ子さんは「遺骨を見るまでは亡くなったとは信じない」と帰国を待ち望みながら14年に76歳で死去。内田さんは「遺骨が北朝鮮にあるのなら、持ち帰って母の墓に入れてあげたい。それが、息子としてできる、せめてもの弔いだ」と話す。

 拉致の疑いが強いのに、被害者認定されていない行方不明者はほかにもいる。

 昭和51年7月に羽田空港から出国し、行方不明となり、その後日航機「よど号」乗っ取り犯の一人と結婚した福留貴美子さん=同(24)=もその一人。

 支援者は「(福留さんは)モンゴル行きを希望しており、だまされて北朝鮮に連れて行かれた可能性が高い」とみており、よど号犯メンバーの妻にさせるために拉致されたとする。

 福留さんは55年に日本に入国。子供を北朝鮮に残したままの状況で日本に来ており、逃げるのは困難だったが、機会がありながら、逃げなかったとして拉致被害者としては認定されていない。

 60年に警視庁が摘発した「西新井事件」で、北朝鮮工作員になりすまされていた北海道出身の小住(こすみ)健蔵さんも拉致された疑いが強い。日本政府も平成14年の日朝国交正常化交渉で小住さんについて、北朝鮮に確認を求めたことがあるが、認定にまでいたっていない。

                   ◇

 警察当局が拉致事件と断定しながら被害者として認定されていないケースもある。高敬美(きよみ)ちゃん=同(6)=と弟の剛(つよし)ちゃん=同(3)=が拉致された事件だ。

 2人の父は北朝鮮工作員だった在日朝鮮人で、昭和48年6月に北朝鮮に召還され失踪した。母の渡辺秀子さん=同(32)=は2人を連れて夫を捜していたところ、別の工作員に誘い出され、東京都目黒区のマンションに監禁。その後行方不明となった。

 子供2人は49年6月に福井県小浜市の海岸から北朝鮮に連れ去られた疑いがあり、警察当局が平成19年に拉致容疑事件と断定した。しかし、2人の国籍が朝鮮籍であるため、拉致被害者支援法の規定で認定されていない。

 3人の無事を祈り続ける渡辺さんの妹、鳥海冏子(けいこ)さん(70)は「2人は自らの意思で朝鮮籍になったわけではない。姉が日本人であることは疑いないことで、国籍で差別されてはならない」と訴えている。(拉致問題取材班)


【拉致再捜査】拉致疑い・松田さんの情報公開 鳥取県警
産経新聞 8月2日(土)7時55分配信

 鳥取県警は、北朝鮮による拉致の可能性を排除できない県関係の行方不明者として、大山町出身の会社員、松田敏一さん=失踪当時(25)=をホームページで公開、情報提供を呼びかけている。

 松田さんは身長1メートル68センチぐらい。平成4年9月17日、千葉県船橋市の社員寮を出て以降、所在不明となっている。

 県警では昨年6月、松田さんの情報をホームページで公開したが、家族の意向で2日間で削除。今年5月、日朝政府が拉致被害者らの再調査で合意したのを受け、家族に意向を再確認し、再公開した。

 鳥取県警では特定失踪者のリスト以外で、大山町出身の木町勇人(はやと)さん=失踪当時(20)=の情報を拉致の可能性を排除できないとして公開している。


【拉致再調査】横田夫妻と語る県民の集い、9月27日開催 埼玉
産経新聞 8月1日(金)7時55分配信

 北朝鮮による拉致被害者の全員救出に向けて9月27日、「拉致問題を考える埼玉県民の集い」がさいたま市内で開催される。日朝交渉が進められる中で、拉致被害者や特定失踪者の家族たちが県民に全面解決への思いを語り、世論の後押しを訴える。今回は県民の集い初の試みとして、横田めぐみさん=拉致当時(13)=の両親、滋さんと早紀江さんが参加者の質問に答えるコーナーが設けられる。

 集いでは、横田さん夫妻とともに、川口市出身の田口八重子さん=同(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さんが県民へのメッセージを伝える。また、北朝鮮による拉致の疑いが排除できない同市の特定失踪者、藤田進さん=失踪当時(19)=の弟、隆司さんも講演。進さん救出の取り組みや、これまで注目されてこなかった特定失踪者問題の背景などを語る予定だ。会場では拉致問題を描いた映像なども放映される。

 県民の集いは北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会(救う会埼玉)と県が主催し、今回で12回目。埼玉関係では政府認定の拉致被害者1人、警察庁が断定する被害者2人、公開された特定失踪者12人、警察当局が拉致の疑いで捜査中の失踪者もいる。

 救う会埼玉の竹本博光代表は「特定失踪者を含め拉致の全容はいまだ解明されていない。拉致問題がいつ動いてもおかしくない状況で、全員救出に向けて、県民の皆さまに関心を持ち、声を上げていただければ」と呼びかけている。

 集いは、さいたま市浦和区の埼玉会館で9月27日午後1時半~4時。入場無料で定員500人。参加希望者は今月22日必着ではがきかEメールで事前申し込みが必要。応募多数は抽選。【問】県社会福祉課(電)048・830・3277。(中村昌史)


【拉致再調査】和田佑介さんの母、執子さん「いい方向に進んで」 島根
産経新聞 7月30日(水)7時55分配信

 「何とかいい方向に進んでほしい」

 広島市のアパートから12年前に突然姿を消した島根県江津市出身の和田佑介さん=失踪当時(25)。母、執(とも)子さん(71)は、北朝鮮の再調査に関する報道などを食い入るように見つめている。

 地元の高校を卒業後、自動車専門学校に進学、広島市内の自動車部品製造会社に勤務していた和田さんが行方不明になったのは、平成14年5月7日。会社から「無断欠勤している」との報告があり、失踪していることが分かった。

 直前、江津市に帰省し、学生時代の友人らとバーベキューなどを楽しんでいた。広島に戻った6日午後8時ごろ、電話で執子さんと会話したという。

 執子さんは「(会社のことで)『頑張りなさいよ』と話をした。普段とまったく変わった様子はなかった」と振り返った。

 夜、空にきれいな星が見えると、執子さんに電話で教えてくれたこともあったという和田さん。「気が利く優しい子。学校もほとんど休まない子だった」

 不明になった5日後には、愛用の乗用車の趣味の会を立ち上げようとしていた。失踪後は愛車も見つかっておらず、運転免許を更新した形跡もないという。

 ほとんど手がかりがなかったなか、同年に「特定失踪者問題調査会」に届けた。その後、島根県の市民団体「東アジアネットワーク」の支援で「和田佑介さんをさがす会」が結成され、真相究明を求める署名は2万人以上に達している。執子さんも島根や広島で街頭活動に参加した。

 江津市の実家1階の和田さんの部屋には、愛車の写真やプラモデル、使っていたバイクのヘルメットなどが置いてあった。「元気でガンバッテますか」「早く帰ってきてね」-。ヘルメットには友人らのメッセージが記されている。

 執子さんは「あっという間の12年間。早く顔が見たい」と話している。


拉致被害者支援策、政府・与野党で了承
産経新聞 7月29日(火)21時27分配信

 政府・与野党拉致問題対策機関連絡協議会が29日、都内で開かれ、拉致被害者の帰国に備えて与党がまとめた新たな支援策の中間報告を了承した。

 拉致被害者支援法が平成27年3月に期限切れを迎えることを踏まえ、最長10年としている「拉致被害者給付金」の支給期限を今後帰国する拉致被害者を対象に延長することや、すでに帰国した拉致被害者への支援策拡充などが柱。古屋圭司拉致問題担当相は改正法案に関し「臨時国会(への提出)を視野に準備してもらう」と述べた。


再調査結果「8月末か9月初め」=古屋拉致担当相
時事通信 7月29日(火)20時52分配信

 古屋圭司拉致問題担当相は29日、政府と与野党でつくる拉致問題対策機関連絡協議会が東京都内で開いた会合で、拉致被害者らの再調査結果について、北朝鮮から「8月末か9月初め」に報告があるとの見通しを示した。政府はこれまで「夏の終わりから秋の初め」と説明してきたが、時期を絞り込んだ形だ。
 協議会はこの日の会合で、拉致被害者向けの新たな給付金制度を柱とする支援策を了承した。与野党がこうした支援策を盛り込んだ議員立法の拉致被害者支援法改正案を検討しており、古屋氏は「スピード感を持ってやる必要がある」と述べ、秋の臨時国会での提出に期待を示した。 


<拉致連絡協>被害者60歳以上に給付金創設
毎日新聞 7月29日(火)20時25分配信

 北朝鮮の拉致問題解決を目指す政府と与野党の連絡協議会が29日、東京都内で開かれた。政府は拉致被害者支援法の改正に向け、60歳以上の被害者らを対象に新たな給付金を創設することを柱とする中間報告を示し、与野党もおおむね了承した。政府は来月5日の拉致問題対策本部で中間報告を正式了承し、来年度予算の概算要求に必要経費を盛り込む。

 中間報告ではこのほか、新たな帰国者に限り、現行の被害者給付金の期限(10年)を延長できるようにする。自民党の中間報告になかった日朝間の親族往来に対する支援策も盛り込むことで調整する。


【拉致再調査】古屋担当相、取り組みの加速約束 埼玉・川口からの声に
産経新聞 7月29日(火)7時55分配信

 北朝鮮による拉致被害者の早期救出に向けて28日、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表や、川口市の奥ノ木信夫市長ら同市ゆかりの関係者が東京都内で古屋圭司拉致問題担当相と面会し、要望書と署名を手渡した。問題解決への活動が活発な同市などで集められた1万4410人分の署名を受け取った古屋氏は「ずっしり重い」と語り、取り組みの加速を約束した。

 「北朝鮮との交渉、拉致問題の解決については最初で最後」。飯塚さんは、今回の再調査にかける悲痛な思いをこう表現した。面談には同市に関係のある特定失踪者の家族らも同席。同市と、拉致問題を考える川口の会が、安倍晋三首相と古屋氏に宛てた要望書とともに、署名を手渡した。

 古屋氏は「明らかに北朝鮮の空気や環境は変わりつつある」とする一方で「何度も苦しい思いをさせられてきた」と指摘。全面解決へ強い姿勢で交渉する政府の方針を強調するとともに、全国各地での啓発や署名活動が「北朝鮮に対するメッセージになる」とも述べた。

 さらに今後、拉致被害者が新たに帰国してくることに備え、帰国者の年齢や家族構成などさまざまなケースを想定し、具体的支援の法制化に向けた検討が進む見通しを説明した。

 これを受け、飯塚さんは「署名は国民、市民の声の具体化」と強調。特定失踪者を含め、数多くの拉致被害者が帰国する可能性があるとし、「今年中に頑張っていただければ」と成果への期待感をにじませた。

 川口市は、飯塚さんの妹で拉致被害者、田口八重子さん=拉致当時(22)=の出身地。このほか藤田進さん=失踪当時(19)、新木章さん=同(29)、佐々木悦子さん=同(27)、井上克美さん=同(21)ら同市出身者や、同市の周辺で足取りを絶った特定失踪者も多く存在している。(中村昌史)


拉致、年内解決に期待=飯塚代表
時事通信 7月28日(月)15時57分配信

 古屋圭司拉致問題担当相は28日、内閣府で北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表らと面会した。飯塚氏は「今回の交渉は最初で最後。ぜひ今年中に頑張ってほしい」と述べ、年内の全面解決に期待を示した。古屋氏は「全ての被害者を返すまで、(北朝鮮が)問題にピリオドを打とうとしても絶対に受け入れられない」と語った。
 古屋氏は席上、飯塚氏の妹で拉致被害者の田口八重子さんの地元埼玉県川口市の支援団体が早期解決を目指して集めた約1万4400人分の署名を受け取った。 


被害者支援、地方自治体も拡充を=古屋拉致相
時事通信 7月28日(月)12時55分配信

 古屋圭司拉致問題担当相は28日、内閣府で全国知事会の代表者から、北朝鮮による拉致問題の早期解決などを求める要望書を受け取った。古屋氏は、拉致被害者の新たな帰国を前提に、被害者支援法改正案を準備していると説明し、「地方公共団体も独自の支援をしているので、ぜひ(支援拡充に)取り組んでほしい」と促した。要望書を持参した平井伸治鳥取県知事は「(各都道府県に)対応策を検討するよう話したい」と応じた。 


【拉致再調査】救う会埼玉が夏休み子供向け啓発
産経新聞 7月27日(日)7時55分配信

 夏休みの子供らに北朝鮮の拉致問題を伝えようと26日、さいたま市で開かれた交流イベントに、北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会が啓発コーナーを出展した。横田めぐみさん=拉致当時(13)=の両親、滋さんと早紀江さんが若い世代に向けたメッセージ映像が初公開され、子供らは真剣なまなざしで見入っていた。

 コーナーでは、めぐみさん拉致を描いたアニメも放映。子供らは横田さん夫妻への応援などを寄せ書きした。解決への取り組みを講演した特定失踪者、藤田進さん=失踪当時(19)=の弟、隆司さんは「拉致を知ろうとする子供たちの思いを感じて熱が入った」と語った。

 家族で訪れた佐藤順一さん(42)は「親子で考えるきっかけになった」。娘で小学生の芽依さん(8)も「めぐみさんたちに早く帰ってきてほしい」と願いを込めていた。


大沢孝司さんと再会を果たす会 調査の進展次第で政府に要望書 新潟
産経新聞 7月26日(土)7時55分配信

 昭和49年に佐渡市で消息を絶った特定失踪者の大沢孝司さん=失踪当時(27)=を探す「大沢孝司さんと再会を果たす会」は25日、北朝鮮による拉致被害者らの再調査を受けて役員会を開催。調査の進展次第で政府に要望書を提出する方針を確認した。

 役員会では、8月末にも報告される第1回の再調査結果などを精査したうえで、再会を果たした場合の支援策も含めて要望内容を協議することを確認した。出席した孝司さんの兄、昭一さん(78)は「日本政府一丸となった泥臭い交渉を期待している。お盆までに再調査結果が出てほしい。弟がもし帰ってきたら、失った40年をカバーしてあげたい」と再調査に望みを託した。


【拉致再調査】啓発の「把握進める」 埼玉県教育長、新たな指導法も検討
産経新聞 7月26日(土)7時55分配信

 北朝鮮による日本人拉致問題をめぐり、関根郁夫県教育長は25日の定例記者会見で、子供らが学校で拉致問題に触れる機会の実情について「把握を進めていきたい」と述べた。

 県教育委員会は平成21年に教師向けの手引を作成。横田めぐみさん=拉致当時(13)=を描いたアニメの活用などを例示し、重要な人権問題として取り上げるよう指導している。

 今月4日には特定失踪者家族の藤田隆司さんと、北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会(救う会埼玉)の竹本博光代表が関根教育長を訪問。教育現場での啓発の現状を調べ、小中高生が学校で必ず拉致問題に触れ、考える機会が得られるよう要望していた。

 25日の会見で、関根教育長は手引を前提に、新たな教材の導入を含め指導法を検討する考えを示した。県教委は今後、教育施設でのパネル展など啓発を後押しする取り組みも企画する。


横田夫妻がメッセージ 26日子供イベントで映像初公開 埼玉
産経新聞 7月25日(金)7時55分配信

 若い世代に北朝鮮の拉致問題を知ってもらおうと、26日、さいたま市で開かれる交流イベントに親子連れで参加できるコーナーが出展する。横田めぐみさん=拉致当時(13)=の両親、滋さんと早紀江さんが子供たちに向けたメッセージ映像が初公開され、拉致を分かりやすく学べる冊子なども無料で配られる。

 「家族が一緒に生活することは本当はすごく幸せなこと」。メッセージ映像で横田さん夫妻は「宝物」だっためぐみさんへの思い、未来を背負う子供たちへの願いを優しく語りかける。

 このコーナーは、夏休みの子供や保護者らを対象にした交流イベントで、北朝鮮に拉致された日本人を救出する埼玉の会(救う会埼玉)が出展。めぐみさん拉致を題材にしたアニメや、救う会埼玉などが横田さん夫妻にインタビューして新たに制作したメッセージ映像も初めて公開される。また、拉致の経緯や背景をまとめた冊子を無料配布。一問一答形式の設問や分かりやすい資料集も付け、子供の視点で拉致を学べるコーナーとなっている。

 救う会埼玉の竹本博光代表は「子供や若い保護者の方々が理解を深める機会になれば幸い。冊子は夏休みの自由研究にも活用できる」と来場を呼びかけた。

 イベントは26日午前10時~午後4時、JR浦和駅東口の複合公共施設「コムナーレ」9階の市民活動サポートセンターで開催。拉致問題のコーナーは約1時間で1コマを6回行う。問い合わせは竹本代表(電)090・8815・4986。(中村昌史)


首相「万全の対応したい」 自民拉致対策本部が支援策提出
産経新聞 7月24日(木)21時0分配信

 自民党の北朝鮮拉致問題対策本部の山谷えり子本部長は24日、首相官邸で安倍晋三首相に、帰国した日本人拉致被害者への給付金の支給期限延長などを盛り込んだ支援策の中間報告を提出した。首相は「党とも連携しながら万全の対応をしたい」と述べた。

 支援策は、永住表明から最長10年としている給付金の支給期限を、必要に応じて延長することが柱。自民党は公明党と調整した上で来年の通常国会に、平成27年3月に期限が切れる拉致被害者支援法改正案を議員立法で提出する方針だ。


自民党が拉致問題で首相に申し入れ
時事通信 7月24日(木)19時42分配信

Photo
自民党「北朝鮮による拉致問題対策本部」の山谷えり子本部長(中央)から申し入れを受ける安倍晋三首相(右から2人目)。右端は古屋圭司拉致問題担当相=24日午後、首相官邸


自民が拉致被害者支援で中間案 給付金の支給期限を延長
産経新聞 7月24日(木)7時55分配信

 自民党は23日の北朝鮮拉致問題対策本部などの合同会議で、拉致被害者の帰国に備えた新たな支援策の中間とりまとめ案を了承した。現行で最長10年としている「拉致被害者給付金」の支給期限延長などが柱。すでに帰国した拉致被害者への支援策も拡充する。

 拉致被害者支援法が平成27年3月に期限を迎えることから支援策をまとめた。

 支援策には拉致被害者の老後の生活支援を目的に、本人かその配偶者のいずれかが60歳に達した時点で支給を始める新たな給付金制度創設も盛り込んだ。住居取得などで支援が必要な場合は、給付金の一部を一時金として支給することも検討する。自民党は公明党と調整した上で、支援法改正案を来年の通常国会に議員立法で提出する方針だ。


拉致被害者給付金の支給期限延長など柱 自民、支援策の中間案を了承
産経新聞 7月23日(水)20時51分配信

 自民党は23日の北朝鮮拉致問題対策本部などの合同会議で、拉致被害者の帰国に備えた新たな支援策の中間とりまとめ案を了承した。現行で最長10年としている「拉致被害者給付金」の支給期限延長などが柱。すでに帰国した拉致被害者への支援策も拡充する。

 拉致被害者支援法が平成27年3月に期限を迎えることから支援策をまとめた。

 支援策には、拉致被害者の老後の生活支援を目的に、本人かその配偶者のいずれかが60歳に達した時点で支給を始める新たな給付金制度創設も盛り込んだ。住居取得などで支援が必要な場合は、給付金の一部を一時金として支給することも検討する。

 自民党は公明党と調整した上で、支援法改正案を来年の通常国会に議員立法で提出する方針。ただ、8月末にも出される北朝鮮による再調査の結果次第では今秋の臨時国会に前倒しで提出する可能性もある。 


新たな支援策を了承=自民拉致対策本部
時事通信 7月23日(水)15時25分配信

 自民党は23日、党本部で拉致問題対策本部などの合同会議を開き、拉致被害者とその配偶者の老後の所得を補完する恒久的な給付金制度の創設を柱とした新たな支援策の概要を了承した。24日に安倍晋三首相に提出する。 


北朝鮮、送還日本人を選別 「全て対象」偽りの恐れ…体制批判者は収容所か
産経新聞 7月23日(水)12時22分配信

 北朝鮮が拉致被害者ら在留日本人を調べる特別調査委員会の設置前から、「行方不明者」と称する日本人の調査を始めていたことが22日、複数の消息筋の話で分かった。日本送還対象者の選別作業にも着手、体制にとって不都合な日本人を収容所に隔離する動きもあるという。日朝合意で北朝鮮は全ての日本人を調べるとうたいながら、一部についてしか日本側に調査結果を公表しない恐れがある。 (桜井紀雄)

 消息筋によると、調査委が設置された今月4日以前から、朝鮮籍の夫らと北朝鮮に渡った日本人配偶者に加え、自主的に渡航したとする日本人についても、朝鮮語で「行方不明者(ヘンバンプルミョンジャ)」と称し所在確認と聴取を実施。調査委を主導する国家安全保衛部周辺者と最近接触した日朝関係者によると、日本人の調査は平壌(ピョンヤン)や南部の黄海道(ファンヘド)のほか、東部の咸鏡南(ハムギョンナム)・北(ブク)道や両江(リャンガン)道など全国規模で進んでいるという。

 公安筋によると、かつて共産主義に共鳴したり、事業の失敗など日本に居づらい事情を抱えたりして北朝鮮に渡った日本人がいるとされるが、実数は不明だ。

 日朝関係者によれば、厳重な管理下に置く拉致被害者と違い、日本人配偶者や自主的渡航者は一般公民として暮らすケースも少なくないという。半面、“模範的”日本人を除き、当局に「腐ったリンゴ」「資本主義社会のごみ」と呼ばれ、警戒対象ともなってきた。

 今回の調査では、収容所経験のある者や処刑された姻戚者がいる者、体制批判をしかねない日本人を選別。「問題なし」と判定されると、平壌で帰国に備えた教育を受けることになるが、「不適格者」は一般社会から隔離され、咸鏡南道奥地に造成した特別収容所に移されることもあるという。消息筋は「帰国後、金正恩(キム・ジョンウン)体制を誹謗(ひぼう)するような者を表には出せないと判断したようだ」と指摘する。

 日朝協議で、北朝鮮が送還を示唆していた自主的渡航者のほか、拉致被害者についても体制に不都合だとみなし、事実通り調査結果を通知しない恐れがある。「全員帰国」を掲げる日本政府の対応が問われる。


北朝鮮拉致 すべての機関を調査できるが…決定的にかけている「権限」とは
産経新聞 7月21日(月)17時0分配信

 拉致被害者の支援組織「救う会」が17日、東京都文京区で集会を開いた。テーマは拉致被害者らについて調べている北朝鮮の特別調査委員会。北朝鮮に詳しい専門家が調査委の構成に潜むさまざまな問題点を挙げ、今後の拉致問題の行方を分析した。

 ■権力の頂点は朝鮮労働党

 集会で調査委の問題について指摘したのは、救う会の西岡力会長と、北朝鮮に詳しいジャーナリストの恵谷治さん。北朝鮮側からの説明では、「北朝鮮の最高指導機関である国防委員会から、北朝鮮のすべての機関を調査することができ、必要に応じ参加関係機関及びその他の関係者をいつでも調査に動員することのできる特別な権限が付与される」とされる調査委。2人がまず問題点として挙げたのは、国防委員会の持つ権限についてだった。

 西岡会長は日本政府が7月3日に公表した「特別調査委員会に関する北朝鮮側からの説明概要」という文書を挙げ、「この紙に書いてある通りでは、まともな調査なんかできないと見た瞬間に思った」と指摘。その理由として「国防委員会は朝鮮労働党を指導することができない」と話した。

 日本人拉致を実行したのは、朝鮮労働党傘下にある工作機関。国防委員会が党を調べられないとすると、党に所属する工作機関にも調査は及ばない。その点を西岡会長は懸念した。

 恵谷さんは北朝鮮の憲法第11条に「朝鮮民主主義人民共和国は、すべての活動を朝鮮労働党の指導のもとで行う」と記されていることを紹介し、「これが党が国家を指導するという形で、すべての権力の頂点に立つのが朝鮮労働党と書いている」と解説した。

 ■最高権力機関は党組織指導部

 調査委の問題点として、西岡会長と恵谷さんがさらに挙げたのは、北朝鮮の秘密警察である国家安全保衛部だった。西岡会長が投げかけた「保衛部と党のどちらが力が上か」という疑問に対し、恵谷さんは「現在は、国家安全保衛部の組織は国防委員会という国家機関の統制下にあるということで、党が出てくれば保衛部であれ、党の統制に従わなければならない」と答えた。

 集会では朝鮮労働党の組織指導部が強大な力を持っていることが紹介され、西岡会長は、保衛部に勤めていた脱北者に保衛部と組織指導部のどちらが強いかについて聞いた際のエピソードを紹介。こんな答えが返ってきたという。「何をいっているのか。組織指導部に決まっているじゃないか。簡単にいうと、誰を捕まえるべきのかを決めるのが組織指導部で、捕まえにいくのが保衛部だ」

 さらに西岡会長は「組織指導部というのは党と政府と軍、工作機関すべての人事権を持っている。もう一つ、検閲権をもっている。主体(チュチェ)思想、党の唯一指導体系に逆らうことをしていないかどうか検閲する権限は組織指導部にある」と説明。恵谷さんも組織指導部の権力の強さについて、「党組織指導部は党の中の党といわれるが、北朝鮮の最高権力機関といっても過言ではない」と指摘した。

 ■過去の調査にも関与した国防委員会

 今回の再調査にお墨付きを与えた国防委員会。同委員会の存在を日本政府は評価しているが、西岡会長は過去の不誠実な調査にも、国防委員会が加わっていたことを明らかにした。

 西岡会長が挙げたのは、北朝鮮が初めて日本人拉致を認めた平成14年9月の日朝首脳会談後に、事実調査のため平壌を訪れた日本政府調査団の報告だった。

 報告には日朝首脳会談に向けた北朝鮮の調査について「8月はじめ、共和国国防委員会指導部の指示により、特別調査委員会が設置され、これまでをはるかに上回る最大規模の全面的な調査が行われた」と書かれている。

 日朝首脳会談では、拉致被害者5人の生存が発表されたが、横田めぐみさん=拉致当時(13)=ら8人については「死亡」と説明。その後、「死亡」の証拠として北朝鮮が出してきた「死亡確認書」などの文書は捏造(ねつぞう)や改竄(かいざん)の疑いがあるうえ、8人を「死亡した」とする説明も矛盾にあふれていた。

 「最大規模の全面的な調査が行われたといって出てきたのが、偽の死亡確認書だったんです。それと今回はどう違いがあるのか」と西岡会長は話し、今回の再調査に潜む危険を指摘した。

 ■進展はあり得るのか

 その後も調査委で拉致被害者の安否について調べる分科会に保健省が入っているため、再び偽の「死亡」を証明しようとする文書を出す恐れがあることなどの問題点を説明。最後に今後の展望を述べた。

 西岡会長は最近、北朝鮮が拉致被害者を何人か帰そうとしているというような報道があることに触れ、「日本と北朝鮮の間で裏交渉がなされているのは間違いないと思うが、裏交渉の中で向こうが数字を出してきたとしても、全被害者の帰国は譲れないというスタンスで交渉がなされているのか」と交渉の行方を懸念。その上で、「被害者全員が帰ってこなければだめなんだ、これは外交交渉ではなく被害者を取り戻す犯罪者との交渉なんだということを、いよいよ強く言わなければならないのではないか」と話した。

 恵谷さんは「根拠はないが、ひょっとしたらという淡い気持ちもある。とにかく全く分からないので、第1回の調査結果が出てくるのを待つしかない」と話した。

 北朝鮮が最初の調査結果を出してくるのは「夏の終わりから秋の初め」とされている。調査委の権限に関する数々の問題点が指摘される中で、どんな結果が示されるのか。拉致被害者の家族や支援者は緊張しながら、「その日」を待っている。


北の拉致再調査 「本気度見える」蓮池薫さんが講演
産経新聞 7月20日(日)7時55分配信

 平成14年10月に帰国した拉致被害者の蓮池薫さん(56)が19日、新潟県三条市で講演し、北朝鮮による拉致被害者らの再調査について「北朝鮮の本気度が見える」と期待感を示した。一方、調査範囲の広さや被害者の帰国意思確認方法に懸念を示し、「正念場はこれから」と政府に粘り強い交渉を求めた。

 調査対象に拉致被害者の他、日本人配偶者や遺骨問題なども含まれたことに、蓮池さんは「拉致を薄めようという疑いを持たざるを得ない」と指摘。生存者の帰国をめぐる意思確認方法について「向こうでは『帰ります』といえないが、日本なら言えるかもしれない」と即時帰国を求めた。

 14年の帰国時、蓮池さんは北朝鮮に子供を残したままで、再会まで約1年半を要した。このため「(被害者に)さらに苦しみを与えることは許されない」と話し、被害者家族の帰国に関し「交渉の中で解決しなければいけない」と求めた。


「めぐみさん帰国まで私の使命は終わらない」首相 長州「正論」懇話会で
産経新聞 7月19日(土)19時11分配信

 安倍晋三首相は19日、北朝鮮による拉致被害者らの再調査に関し、拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=に触れ、「(めぐみさんの両親の)横田滋さんと早紀江さんが自らの手で、めぐみさんを抱きしめる日が来るまで、私の使命は終わらない」と述べた。これまで北朝鮮側はめぐみさんを「死亡」としてきたが、今回の再調査では一切の妥協を許さない決意を示した格好だ。山口県下関市の市民会館で開かれた長州「正論」懇話会の創設1周年記念講演会で、首相が「誇りある日本を」と題して講演した。

 首相は、8月末にも報告される第1回の再調査結果などについて「私は北朝鮮がどういう対応をするか誰よりも知っている。行動対行動の原則を貫き、全ての拉致被害者の帰国という具体的な成果につながるよう全力を尽くす」と強調した。

 また、ウクライナで起きたマレーシア航空機の撃墜事件に関し「原因究明にあたって、日本としては国際社会とともに、できる限りの協力を行っていく」と強調した。ただ、対露政策については「ロシアには責任ある国家として国際社会の問題に建設的に関与してもらわなければならない。そのためにプーチン大統領との対話を続けていく」と述べた。

 対中関係については、11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、習近平国家主席と首脳会談を行いたいとの意欲を改めて表明。「戦略的互恵関係をさらに発展させる用意がある」と会談実現を呼びかけた。


拉致調査不十分なら制裁強化も
2014年7月18日(金)20時12分配信 共同通信

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 田口八重子さんの写真を手に講演する拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表=18日午後、仙台市

 北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表が18日、仙台市内で講演し、北朝鮮の特別調査委員会の安否調査が不十分な場合、経済制裁を再び強化することも選択肢になると訴えた。「内容次第では、さらなる制裁を加えるという判断もできる」と述べた。

 講演会は「北朝鮮に拉致されたすべての人を救出する宮城の会」などが主催し、市民ら約80人が参加した。

 飯塚代表は調査について「ようやく進展する雰囲気を感じる」と期待を示す一方、特別調査委は「権威ある人がメンバーにおらず形だけのもの」と指摘。「9月の半ばごろに報告が出ると思うが、注視して次の対応を考えるべきだ」と話した。


北「自発入国者の帰国承認」伝達 拉致の関心そらす意図か
産経新聞 7月18日(金)7時55分配信

 ■外相会談は来月で調整

 日本人拉致被害者らの安否再調査を実施している北朝鮮が「自分の意思で入国し、とどまっている人は日本に帰国してもいい」と日本側に伝えていたことが17日、分かった。日本政府関係者が明らかにした。日本側は北朝鮮が生存者の帰国を示唆する発言として注目している。一方で、北朝鮮は8人の拉致被害者を「死亡」としてきたことから、政府は拉致被害者への関心をそらす意図もあると警戒。8月末にも報告される第1回の再調査結果を慎重に見極める方針だ。

 発言は、北朝鮮の「特別調査委員会」設置と日本の対北独自制裁の一部解除などに関する一連の協議で伝えてきたとみられる。

 日本政府は、北朝鮮が再調査で「ゼロ回答」ではなく、意欲的に取り組むシグナルとして分析。5月末にスウェーデンのストックホルムで行った外務省局長級協議で、拉致被害者らの再調査の過程で生存者が発見された場合、北朝鮮が「帰国させる方向」で日本側と協議することで合意し、文書にも明記した。

 ただ、北朝鮮が言う「自分の意思」の真意については、日本政府もつかみ切れていない。戦後の帰国事業で北朝鮮に渡った日本人配偶者らの帰国を優先させたり、事故や遭難などで入国を余儀なくされた日本人を再調査結果で示したりする可能性がある。このため、日本政府は拉致問題の全面解決に向け着実な調査実施を迫るとともに、拉致被害者全員の帰還と全容解明の必要性を訴えていく。

 一方、日朝は8月上旬、ミャンマーで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)の地域フォーラムに合わせ、岸田文雄外相と李洙●(リスヨン)外相との日朝外相会談を行う方向で最終調整に入った。実現すれば平成16年7月以来となる。

●=土へんに庸


<岸田外相>「拉致」説明の訪米、困難…政府内で異論
毎日新聞 7月18日(金)7時30分配信

 岸田文雄外相が日本人拉致問題を巡る北朝鮮との政府間協議に米国の理解を得るため、来週中に訪米する意欲を示したところ、政府内に反対意見が強く、実現の見通しが立っていないことが分かった。複数の政府関係者が17日、明らかにした。

 日朝関係を巡っては、ケリー米国務長官が7日、岸田氏との電話協議で、安倍晋三首相が訪朝する場合、「日米韓の連携が乱れかねない」と懸念を伝え、米国と事前に相談するよう求めていた。

 岸田氏は8月上旬、ミャンマーで開かれる国際会議に合わせてケリー氏と会談する予定だが、電話協議を踏まえ、「日朝接近」に対する米側の疑念を早期に払拭(ふっしょく)する必要があると判断した。

 しかし、首相官邸や外務省からは「なぜ米国にいちいち報告しなければならないのか」などと米側への不満が続出。官邸主導外交が定着する中、主体性を発揮しようとした岸田氏だが、同省関係者は「現状では訪米の実現は難しいだろう」と語る。【福岡静哉】


拉致再調査「強い態度で」 家族が集会
産経新聞 7月17日(木)23時12分配信

 拉致問題の早期解決を訴える集会が17日、東京都内で開かれ、北朝鮮による拉致被害者らの再調査開始について家族からは「強い態度を示してほしい」との声があがった。

 田口八重子さん=拉致当時(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(76)は被害者の帰国は「金正恩第一書記の判断ひとつ」と指摘し、政府に「判断を促すような、動きや態度を示すことができればいいと思う」と語った。

 横田めぐみさん=同(13)=の母、早紀江さん(78)も「いまが正念場。(調査結果によっては)『こんなことなら何の支援もできない』と訴える力を持ってほしい」と訴えた。

 集会では支援組織「救う会」の西岡力会長とジャーナリストの恵谷治さんが再調査を行う特別調査委員会を分析。調査委に拉致を実行した工作機関への調査権限がないことなどを指摘した。


<曽我ひとみさん>たくさんの人の支えが…家族来日10年
毎日新聞 7月17日(木)19時19分配信

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2012年8月に新潟県で開かれた拉致被害者の救出を求める県民大集会で思いを語る曽我ひとみさん

 北朝鮮による拉致被害者で新潟県佐渡市に住む曽我ひとみさん(55)は17日、夫ジェンキンスさん(74)と2人の娘が来日して18日で10年になるのを機に「落ち着いて生活できるようになった」などとする談話を発表した。

 「それぞれが勤め始めたころは、佐渡での生活に不便を感じていましたが、ここ4~5年は落ち着いた状態で生活できるようになりました」と近況に触れた上、「たくさんの人の支えがありました。今後とも温かく見守っていただけたら幸いです」とつづっている。

 拉致被害者の再調査にも言及。「進展していると分かり、期待が大半を占めるようになりました」と記し、「母を含む拉致被害者全員と、特定失踪者の帰国を実現させてほしい」と、母ミヨシさん(行方不明時46歳)との再会を願った。

 市などによると、曽我さんは養護老人ホームの介護職員、ジェンキンスさんは観光施設の販売員、長女美花さん(31)は保育士、次女ブリンダさん(28)は酒造会社の販売員として働いている。【真野敏幸】


拉致再調査「期待が大半」=家族帰国10年でコメント―曽我さん
時事通信 7月17日(木)18時36分配信

 北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(55)が17日、娘ら家族が帰国して18日で10年を迎えるのを前に、「ここまで来るのにたくさんの人の支えがあった」などとするコメントを新潟県佐渡市を通じて発表した。
 曽我さんは、北朝鮮による拉致問題の再調査が開始されたことについて、「調査委員の名簿が提示された今では、期待する気持ちが大半」とつづり、共に拉致された母ミヨシさん=失踪当時(46)=を含め「拉致被害者全員と特定失踪者の方の帰国をぜひとも実現させてほしいと切に願う」と訴えた。 


<曽我ひとみさん>「たくさんの人の支えあった」 家族帰国10年のコメント全文
毎日新聞 7月17日(木)17時7分配信

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拉致された状況を語る曽我ひとみさん=東京都文京区で2012年10月23日午後6時40分、小出洋平撮

 拉致被害者の一人、曽我ひとみさんは17日、「家族との10年を振り返って」と題するコメントを発表した。全文は以下の通り。

      ◇

 家族が日本に来て、もう10年経つんですね。思い返せば、小泉首相の2次訪朝の際、家族を連れ帰ると聞いていましたが、正直、私は複雑な心境でした。上京する直前まで、来日する、しないの確率が半々でした。いや、もしかしたら来日しない確率の方が高いのではないか、とも考えていました。結果は、ご存じのとおりその時には来日しませんでした。余り期待してはいけないと心の中で念じていても、やはりある程度のショックがあり、なかなか心を落ち着けるのに苦労しました。でもその後の政府、関係機関の動きは素早かったと思います。おかげさまで、ジャカルタで家族と再会することができました。

 ところが、この再会が一番の問題でした。家族を納得させた上で来日させなければならなかったからです。長期戦を覚悟していました。滞在中の細かな内容は省きますが、家族で過ごすうちに少しずつお互いの誤解なども解け、一番心配していた夫の問題もなんとか目途がたち、娘たちも私の故郷に興味を持ってくれたことで、10日ほどで家族を伴っての帰国となりました。本当に10年が経つとは思えないほど、つい最近の出来事のように思い起こすことができます。

 さてここで、この10年の家族との生活を少し述べてみます。すでに皆様もご承知のとおり、夫は観光施設で販売員、長女は保育士、次女は酒造会社で販売員をしております。それぞれが勤め始めたころは、まだまだ佐渡での生活全般に不便を感じていましたが、この4~5年は落ち着いた状態で生活できるようになりました。夫は、74歳と高齢になりましたが、シーズン中は今も週6日勤務しています。最近はとみに足腰が弱ってきているようで、「立ちっぱなしが結構きつい」とこぼすことが多くなりました。それでも、体が動くうちは働き続けようと思っているようで、定休日以外は休むことなく今も頑張っています。長女は、この数年クラスを持たされるようになり保育士としての自覚が増したように感じます。保育士になりたての頃は、担任の補佐的な役割だったので、緊張しつつも気持ちは楽だったようです。ところが、この2~3年は担任と同列の仕事を任されるようになり、自分なりに自信をもって子供たちと接することができ、「毎日、大変だ」と言いつつも楽しく過ごせているようです。次女は、相変わらずマイペースで勤務しているようです。接客については、もとより人見知りしないので、お客様の評判も上々のようで、そのことには自信をもって臨んでいるようです。以上が家族の近況です。ここまで来るのにたくさんの人の支えがありました。私一人では家族をここまで引っ張ってくることができなかったと思います。これからも何かとご迷惑をかけることもあるかも知れませんが、今後とも私たち家族を温かく見守っていただけたら幸いです。

 最後に、5月下旬、日朝協議において「拉致被害者の再調査」を確約したとの報を受けた時は、驚きと期待と疑心が一気に脳裏を過(よ)ぎりました。でも、日を追うごとに少しずつ進展していることが分かり、調査委員の名簿が提示された今では期待する気持ちが大半を占めるようになりました。拉致問題の解決に向けて本腰を入れたことで、新たな拉致被害者が帰国できる可能性が現実味を帯びてきました。「その中に私の母も含まれていれば」などと考えてしまいます。母を含む拉致被害者全員と特定失踪者の方の帰国をぜひとも実現させてほしいと切に願います。1日も早く「拉致問題の完全解決」を目指してください。

平成26年7月

曽我ひとみ


来週訪米へ調整=日朝拉致協議を説明―岸田外相
時事通信 7月16日(水)18時15分配信

 岸田文雄外相は16日、来週の訪米を目指して米側と調整に入った。実現すれば、ワシントンでケリー国務長官と会談し、日本人拉致問題をめぐる北朝鮮との交渉状況などについて説明する意向だ。複数の日本政府関係者が明らかにした。
 米側には、拉致問題を重視する安倍政権が、核・ミサイル問題を脇へ置いたまま、北朝鮮との対話路線に傾斜しかねないとの懸念がある。岸田氏が7日にケリー氏と電話会談した際、ケリー氏は安倍晋三首相の訪朝の可能性に言及し、「日米韓3カ国の連携が乱れかねない」と指摘。今後の北朝鮮との交渉に際しては事前に米側とすり合わせるよう求めた。
 ケリー氏との会談の調整がつけば、岸田氏は、核・ミサイル問題に関しても、米韓と連携していく日本の立場を直接伝える見通しだ。
 日本側は当初、ミャンマーで8月10日に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に合わせ日米の外相会談を行うことを想定していた。しかし、日朝交渉に関して米側の憂慮が高まっていることを踏まえ、早い段階で懸念を払拭(ふっしょく)する必要があると判断した。
 一方、北朝鮮の核開発に関する6カ国協議でともに首席代表を務める伊原純一外務省アジア大洋州局長と韓国外務省の黄浚局平和交渉本部長が16日午後、外務省で会談。ミサイル発射を繰り返す北朝鮮に「より強い措置を講じる必要がある」との認識で一致した。
 会談後、黄氏は記者団に、伊原氏から対北朝鮮制裁の緩和に踏み切った経緯について説明を受けたと明かし、「3カ国の協調に否定的な影響を与えないようにとの希望を表明した」と述べた。 

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