« 「慰安婦の真実」国民運動、「河野談話」の撤廃を求める署名を国に提出、河野洋平個人の提訴も | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1390,2013年9月17日 »

2013年9月16日 (月)

台風18号 愛知県豊橋市付近に上陸、京都など3府県に大雨の特別警報・3

大型の台風18号は16日午前8時前に愛知県豊橋市付近に上陸した。この台風の接近・上陸にともない、近畿から関東の広い範囲で、浸水・土砂災害などの被害が広がっている。

気象庁は同日5時過ぎに、京都、滋賀、福井の3府県に大雨の特別警報を出したほか、各地で自治体による避難勧告が相次いでいる。

埼玉県熊谷市などでは、突風のため住宅の屋根が飛ばされるなど、建物の被害が発生、滋賀・福井両県などで土砂崩れによる行方不明者が発生している。また滋賀県大津市ではJR東海道線北側のり面が崩壊し、近くの3階建てアパートの1階に土砂が流れ込んだ。

京都では桂川と宇治川が増水し、26万人以上に避難指示が出た。

最初のニュース
2番目のニュース
ニュースの続き

リンク:三つ星料亭にも川水、休業…有名寺社境内には泥 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号 北側に積乱雲とどまり雨量多く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号 埼玉・群馬突風 16人けが、600棟損壊 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号 暖気流入で上昇気流 竜巻が発生しやすく - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号 首都圏の交通機関も大混乱 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号 「危ない」泥水、一気に 経験ない大雨…京都・嵐山襲う - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>初の特別警報 方向転換で雨雲停滞のため - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>初の特別警報 48時間雨量が根拠に - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>初の特別警報 自治体「対応の検証必要」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「見たことない水の流れ」に恐怖…泥水覆う嵐山 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>気象庁、初の特別警報 50年に1度の雨量 3府県、長時間降り続く - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号列島縦断!京都の嵐山・渡月橋に濁流 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:靖国神社で倒木、清掃員が下敷きになり重傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:埼玉で突風発生し全壊5棟 群馬でも被害 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号で「大雨特別警報」第1号 50万人に避難指示 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>「こんな体験、初めて」突風被害 三重・志摩 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>津で母子2人不明 東海3県で27人重軽傷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<転落>小4男児、淀川に 中国人男性が飛び込み救出 大阪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>温帯低気圧に 再び発達のおそれ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:大型台風、3人死亡6人不明=京都、滋賀、福井に初の特別警報—愛知上陸後縦断 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>新幹線など運休 空も欠航相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号は温帯低気圧に 引き続き暴風・高波・大雨に警戒 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:濁流飛び込み、男児救出=中国人留学生、とっさに—大阪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>突風被害で16人けが 埼玉・熊谷 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:はしごから転落、男性死亡=台風備え作業中—岩手県 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>突風で男性転落死 岩手・北上 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号、3人死亡5人不明…浸水など被害も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>本州縦断2人死亡2人不明 初の特別警報 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>地鳴り、一気に浸水 京都・渡月橋 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:台風18号、北海道の南海上を北東へ 北海道では記録的大雨も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>北海道の釧路、厚岸で1時間80ミリの猛烈な雨 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「道路、川のよう」=未明の洪水、住宅襲う—崩落した橋も・京都 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:土砂崩れや増水、列島襲う=各地で被害相次ぐ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<台風18号>低気圧に変わっても発達か 北海道・東北で警戒を - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

三つ星料亭にも川水、休業…有名寺社境内には泥
読売新聞 9月17日(火)7時58分配信

 今回の台風では、桂川に近い嵐山の有名寺社や料亭なども影響を受けた。

 世界遺産で知られる天龍寺は難を免れたが、寺を開いた夢窓疎石(むそうそせき)の墓所がある約500メートル東の臨川寺(りんせんじ)では一時、山門が約40センチの高さまで水につかり、境内に泥が流入した。

 野宮神社や松尾大社は社殿に被害はなかったが、境内の木が折れるなどした。

 仏・ミシュランガイドの格付けで、最高の三つ星評価を4年連続で受けた料亭「京都吉兆嵐山本店」は川の水が流れ込み、別棟の床下が浸水。16日は休業した。

 トロッコ列車を運行する嵯峨野観光鉄道(トロッコ嵯峨—亀岡間)では線路上に土砂崩れや倒木があり、当分の間運休する。亀岡市から嵐山まで保津川下りの船を運航している保津川遊船企業組合はホームページで当面、運航を中止すると発表した。渡月橋周辺の屋形船も今月中の営業休止を検討しているという。


台風18号 北側に積乱雲とどまり雨量多く
産経新聞 9月17日(火)7時55分配信

Photo_5
台風18号が大雨をもたらしたメカニズム(写真:産経新聞)

 9月は台風の発生、接近、上陸が8月に次いで多い。16日に本州に上陸した台風18号も各地に記録的大雨をもたらした。しかし、勢力が強い台風ではなかった。気象庁によると、被害が大きくなったのは、台風の北側に積乱雲が長くとどまったことで雨量が多くなったのが要因。平成23年9月に和歌山県などを襲った紀伊半島豪雨と「似たパターン」(同庁)だった。

 気象庁の基準では最大風速33メートル超で「強い」と分類されるが、台風18号は基準以下の「表現されない」だった。

 しかし福井県小浜市で16日午後8時までの雨量が413・5ミリに達し、この地点の観測史上1位を更新するなど激しい雨に。小浜市は平年の9月に降る1カ月分の倍の雨量が2日足らずで降ったことになる。

 大雨の原因は、北側に連なっていた積乱雲。要因は太平洋高気圧と台風の相互作用にあるようだ。

 太平洋高気圧は、例年より北東寄りに位置していた。高気圧は時計回りに風を吹き出し、台風は反時計回りに風を引き込むため、台風が北上した際、台風と高気圧の間を通って南から暖かく湿った空気を大量に送り込む流れができた。

 台風は通常、北上して太平洋高気圧を回り込むと偏西風に乗って東へ方向転換し、急速に移動速度を上げる。今回は高気圧を回り込む位置が日本列島に近く、ゆっくり接近したため、雨雲が長くとどまって雨が降り続いたとみられる。

 23年9月の台風も、北上中に進行方向が迷走して雨雲が長くとどまり、最終的に台風本体が直撃するというパターンで今回と類似している。気象庁予報課の松本積(つもる)予報官(55)は「こんなに日本列島の近くで方向転換することはあまりない。その分、長時間にわたって雨が降り続いた」と説明した。


台風18号 埼玉・群馬突風 16人けが、600棟損壊
産経新聞 9月17日(火)7時55分配信

 埼玉県熊谷市、行田(ぎょうだ)市、滑川(なめがわ)町と群馬県みどり市、桐生市では、16日午前2時すぎに突風が発生。少なくとも16人がけがをし、約600棟が損壊した。2日の竜巻で大きな被害を受けた埼玉県越谷市内では、台風の二次被害で住民らが復旧作業に追われた。

 熊谷市西城の住宅街。がれきが散乱し、車は横転。電柱は折れ、ちぎれた電線が何本も道路にぶら下がった。ある民家は建物ごと突風に飛ばされ、中にいた女性(53)と息子(18)が数メートル先の水田に転落。女性は顔などを打ち病院に搬送された。

 同地区の会社員、飯島彩菜さん(22)は午前2時20分ごろ、2階の自室で異様な音を聞いた。部屋を出た瞬間、「バーン」という音とともに突風が吹きこんできた。ベッドは横転、壁には無数のガラス片が突き刺さった。床に血が流れているのを見て、自分のけがに気付いた。「越谷の竜巻はニュースで見ていたが、まさか自分の所に来るなんて」と疲れ切った表情で話した。熊谷市に隣接する滑川町でも、同市に近い福田地区や土塩地区で計13棟が一部損壊した。

 「竜巻被害から復旧する途中で、今度は台風被害。風が強くて雨が吹き込み、防ぎきれなかった」。2日に竜巻が直撃し、窓ガラスが割れたままの越谷市大杉の市第2学校給食センターは廊下が水浸しになり、矢島幹雄所長(54)は疲れた表情を浮かべた。

 同センター近くの自宅の屋根が竜巻で飛ばされたトラック運転手の染谷弘さん(43)。応急措置のブルーシートは台風で飛ばされ、2度目の修復作業に取りかかっていた。「台風でも大きな被害を受けるのではないかと恐怖感があった。今回はそれほどでもなかったが、精神的ダメージは大きい」とうなだれた。


台風18号 暖気流入で上昇気流 竜巻が発生しやすく
産経新聞 9月17日(火)7時55分配信

 15日から16日にかけては埼玉、群馬両県の他に三重県志摩市や宮城県石巻市などでも突風被害が発生。台風が接近中の地域では竜巻が発生しやすくなる。

 気象庁によると、台風は反時計回りに風を引き込むため、台風の北東側では南東から風が吹く。日本列島に接近中の場合、南東の風によって太平洋上から暖かく湿った空気が吹き込み、大気の状態が不安定に。暖気は上昇気流となり、積乱雲が発達する。一方、日本上空では年間を通じて強い西風が吹いており、下層と風向きが異なることで上昇気流が渦を巻き、竜巻が発生しやすくなるという。

 突風被害が発生した場所はいずれも接近中の台風の北東側。気象庁の担当者は「接近中の台風によって竜巻が発生することは珍しくない」と話す。気象庁は職員を各被害現場に派遣し、竜巻が発生した可能性もあるとみて調べる方針。


台風18号 首都圏の交通機関も大混乱
産経新聞 9月17日(火)7時55分配信

 連休最終日の日本列島を直撃した台風18号の影響により、各地で交通機関が大混乱した。駅や空港には長蛇の列ができ、待ちくたびれて座り込む人も。仕事や学校を翌日に控え、旅行客らは焦りをにじませながら“台風一過”を願った。

 東海道新幹線では、東京−新大阪の全区間運休を含め計145本が運休した。上越、長野新幹線の一部区間でも一時運転を見合わせた。JR東日本の在来線特急が少なくとも計180本運休した。

 一方、羽田空港などを発着する国内線は午後11時現在、日本航空が222便、全日空が258便の欠航をそれぞれ決めた。

 JR東京駅では午前7時過ぎから、運行状況を確認する人であふれた。親類の結婚式に出席するため上京していた岐阜市の会社員、深津昌明さん(44)は「昨晩のうちに帰ればよかった。台風を甘く見ていた」と、改札横のテレビのニュースを心配そうに見つめた。

 京都に観光に行く予定だった東京都杉並区の大学4年、長谷川彩佳さん(21)は「友達と約束していたが、あきらめて家に戻る」と、地下鉄の改札に向かっていた。


台風18号 「危ない」泥水、一気に 経験ない大雨…京都・嵐山襲う
産経新聞 9月17日(火)7時55分配信

 強い雨と突風を伴い、3連休最後の16日、日本列島を縦断した台風18号。京都の観光名所を濁流が襲い、旅館などが浸水した。埼玉や群馬では突風が発生、けが人や家屋の損壊も発生した。各地で避難指示も相次ぎ、鉄道や空の便など交通機関は大混乱した。「店をいつ再開できるのか」「まさか自分のところに来るなんて」…。最大級の台風の猛威に、住民らは疲れ切った表情を見せた。

【フォト】 あの渡月橋が…濁流の押し寄せた京都・嵐山

 ■福知山市内全域に避難指示

 「本当にあっという間だった」。京都・嵐山のランドマーク、渡月橋(とげつきょう)の近くで飲食店「嵐山亭」を営む若杉一利さん(46)は、16日午前4時ごろ、入り口のガラスドアを押し破り、店に茶色い泥水が流れ込む瞬間を目撃した。水は一気に膝下まで届き、座敷の畳をぬらさないようにするのが精いっぱいだった。

 3連休最後の日とあって満室となっていた旅館「渡月亭」では、宿泊客約70人にけがはなかったが、旅館前の道路が冠水。チェックアウトする宿泊客をボートに乗せて見送った。従業員の男性は「いつ再開できるかわからないし、これからどうなるのか」と表情を曇らせる。

 同じく3連休が予約で満室だった旅館「花筏(はないかだ)」の長谷川誠常務(38)は「こんな時期の災害はあまり記憶にない。1週間くらいでなんとか営業再開したい」と、従業員らとともに泥のかき出し作業に追われた。

 紅葉シーズンを間近に控え、桂川の中州にある飲食店などは水没、渡月橋周辺の土産店の多くも浸水被害を受けており、観光への影響が懸念される。

 桂川は、京都市伏見区でも積み上げられた土嚢(どのう)を越えて氾濫。約3万5千世帯に避難指示が出された。同区久我御旅(こがおたび)町の女性(46)は「危ないと思った瞬間に堤防を越えて水があふれてきた。25年間住んでいるが、こんなのは初めて」と話した。

 京都府福知山市では由良川が氾濫。市内全域の約3万5千世帯、約8万8千人に避難指示が出された。けが人などは確認されていないが、市内では約200戸が床上浸水。市危機管理室は「道路が寸断されており、確認すらできていない集落もある。早急に確認したい」と話した。

 同市のパート従業員、足立千晴さん(37)は「あちこちから水が入ってきて、5分もたたずに家の前が川のようになった」と振り返る。雨戸の隙間からも水が入り込み、膝下まで浸水。「もっとひどい家もある。こんなことは初めて」。汚れた畳を干しながらため息をついた。


<台風18号>初の特別警報 方向転換で雨雲停滞のため
毎日新聞 9月17日(火)7時31分配信

Photo_4
台風18号が被害をもたらしたメカニズム

 初の大雨特別警報はなぜ京都、滋賀、福井の3府県に出たのか。気象庁予報課はその要因として台風18号の「大きさ」と「コース取り」の二つを挙げる。

【写真総まとめ】台風18号の被害写真 川床の真下にまで濁流が押し寄せた鴨川

 今回の台風は大型で、雨域が広かった。暖かく湿った空気が台風の周辺を反時計回りに、そして台風の前面にある高気圧の周辺を時計回りにそれぞれ回って流れ込んだため、特に台風の北側で雨雲が発達したのが特徴だという。

 さらに台風が四国の南海上で方向転換する進路を取ったことで、西日本の同じような地域に長時間にわたって雨雲がかかり続けた。方向転換する際に台風の速度が遅くなり雨雲がかかる時間を延ばした。この結果、台風の中心からは少し離れていた3府県の累積雨量が多くなったという。


<台風18号>初の特別警報 48時間雨量が根拠に
毎日新聞 9月17日(火)7時30分配信

Photo_3
台風18号による大雨で由良川が氾濫し、水没した周辺地域=京都府福知山市で2013年9月16日午後2時31分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 初の「大雨特別警報」は、短時間の猛烈な雨ではなく、台風18号に伴う長時間の雨での発表となった。発表段階で状況が既に切迫し、屋外への避難が危険なことすらある特別警報は、直ちに住民へ「周知の措置」を取ることが市町村に義務付けられている。京都、滋賀、福井の3府県の自治体は初の特別警報にどう対応したのか。【飯田和樹、堀智行、村瀬優子、山衛守剛】

【写真総まとめ】台風18号の被害写真 川床の真下にまで濁流が押し寄せた鴨川

 大型の台風18号に伴う大雨で、気象庁は8月30日の運用開始以降、初めて京都、滋賀、福井の3府県に特別警報を発表した。運用開始前の7〜8月にも山陰や東北で「特別警報に該当する豪雨」が発生したが今回はその時の雨の降り方や発表の目安と異なっている。

 大雨特別警報を発表する目安は(1)48時間雨量と土壌雨量指数(降った雨が土中にどれだけたまっているかを示す値)が「50年に1度の値」を超えた地域(5キロ四方)が一定の範囲内で50カ所以上(2)3時間雨量と土壌雨量指数が「50年に1度の値」を超えた地域が一定の範囲内で10カ所以上−−のいずれかの条件を満たし、さらに降雨が予想される場合だ。(1)は長時間の雨(2)は短時間の雨が対象だ。

 「50年に1度の値」は、普段から雨が多いかどうかなど地域によって異なる。例えば京都市は48時間雨量で338ミリ程度が目安となり、実際に同程度の雨が降って特別警報の発表となった。

 今回の大雨特別警報は(1)に該当する。16日に発表された京都、滋賀、福井の3府県のうち、発表段階で雨量が多かった京都市、大津市、福井県小浜市では多くても1時間に30ミリ超の雨量しかなかった。今夏に各地で見られた局地的な豪雨と比べると降り方は弱い。しかし、3府県とも20〜30ミリの雨が長時間にわたって降り続けたことで(1)の目安に達した。同じ近畿地方でも奈良県上北山村では16日午後2時過ぎまでの48時間雨量が500ミリを超えたが、目安の数値は1000ミリ以上で半分程度。特別警報の基準には達しない。

 山陰や東北の場合は、いずれも発達した積乱雲が連続して発生し、1時間に80ミリを超えるような猛烈な雨が降る(2)のケースだった。

 気象庁気象防災推進室によると「大雨災害の発生は単純な雨量の多寡だけでなく、その地域の過去の雨量と比べた多寡との関係が深い」という。弟子丸卓也気象防災推進室長は「48時間雨量の特別警報の場合は、恐怖を感じるような猛烈な雨が降らなくても切迫した状態になっていることがある。『こんな雨は初めて』と感じるのが3時間雨量の特別警報だとすれば、48時間の場合は『こんな状態になるのは初めて』と感じることが多いかもしれない。しかし、いずれの特別警報も重大な自然災害が起きる恐れが高まっていることに変わりはなく、最大限の警戒をしてほしい」と話している。


<台風18号>初の特別警報 自治体「対応の検証必要」
毎日新聞 9月17日(火)7時30分配信

 京都府は16日午前5時5分の特別警報発表を受けて災害対策本部を設置。約1500人態勢で避難の呼びかけなどにあたった。夜間に広範囲の避難が予想されたため「市町村との二重連絡になってもいい」と、警報発表2分後に府全域に緊急速報メールを送信した。

【写真総まとめ】台風18号の被害写真 川床の真下にまで濁流が押し寄せた鴨川

 京都市は午前7時45分、桂川流域の伏見区内2万8106人に同市としては初の避難指示を出した。避難指示は4区の計約11万世帯、約27万人に達したが、市のまとめでは、避難所への避難は40カ所2498人にとどまった。下遠秀樹・市防災危機管理室長は「多くの人は建物の2階以上に避難したのだろうが、この人数では避難所の利用が多いとはいえない。避難状況を検証したい」と話した。

 また、滋賀県防災危機管理局には午前4時50分ごろ、彦根地方気象台から「特別警報が発表される」と連絡が入った。午前7時17分に災害対策本部を設置したが、男性参事は「一気に被害の情報が入ってきたため錯綜(さくそう)した。どのように迅速に対応していくか、職員の役割などを整理していく必要がある」と課題を挙げた。

 福井県も特別警報発表の約30分前に、福井地方気象台から「発表が見込まれる」との連絡を受け、各市町に電話連絡した。県は防災担当職員らの研修会などを開いてきた。担当者は「初動からうまく動けたが、県から市町、市町から住民への連絡がうまくいったのか検証は必要」と話す。

 一方、同県美浜町丹生(にゅう)地区の住民は、避難所の公民館が土砂崩れの恐れがあり使えず、次の小学校も土砂の流入でトイレが使えなかったため、3カ所の避難先を転々とした。町の担当者は「ここまでの大雨は想定していなかった」と説明する。区長の浜野照実さん(61)は「町と相談して対策を考えたい」と話した。


「見たことない水の流れ」に恐怖…泥水覆う嵐山
読売新聞 9月17日(火)7時29分配信

 列島を16日縦断した大型の台風18号は、各地で豪雨をもたらし、近畿地方を中心に大きな爪痕を残した。

 土砂崩れなどで死者を出したほか、大雨特別警報が出された京都府内では浸水被害が相次ぎ、多くの人が避難を余儀なくされるなど、不安を募らせた。

 普段は多くの観光客でにぎわう京都市・嵐山の渡月橋(とげつきょう)周辺は、茶色い濁水と泥で覆われた。近くの無職男性(77)によると、16日の明け方から水位がどんどん上昇し、渡月橋の路面を覆う水かさに。「これまで見たことのない水の流れで怖かった」と話した。

 渡月橋の南端にある旅館「渡月亭」では、1階や地下の調理場に濁水が流れ込み、近くにあった観光用ボート5隻で宿泊客約70人の避難を開始。従業員がボートを押し、約50メートル先の冠水していない路上まで“ピストン輸送”した。従業員の男性(28)は、腰近くまで水につかりながら何度も往復し、「今後、お客さんをどう迎えるか」と疲れ切った表情だった。


<台風18号>気象庁、初の特別警報 50年に1度の雨量 3府県、長時間降り続く
毎日新聞 9月17日(火)7時24分配信

 初の「大雨特別警報」は、短時間の猛烈な雨ではなく、台風18号に伴う長時間の雨での発表となった。発表段階で状況が既に切迫し、屋外への避難が危険なことすらある特別警報は、直ちに住民へ「周知の措置」を取ることが市町村に義務付けられている。京都、滋賀、福井の3府県の自治体は初の特別警報にどう対応したのか。【飯田和樹、堀智行、村瀬優子、山衛守剛】

 大型の台風18号に伴う大雨で、気象庁は8月30日の運用開始以降、初めて京都、滋賀、福井の3府県に特別警報を発表した。運用開始前の7〜8月にも山陰や東北で「特別警報に該当する豪雨」が発生したが今回はその時の雨の降り方や発表の目安と異なっている。

 大雨特別警報を発表する目安は(1)48時間雨量と土壌雨量指数(降った雨が土中にどれだけたまっているかを示す値)が「50年に1度の値」を超えた地域(5キロ四方)が一定の範囲内で50カ所以上(2)3時間雨量と土壌雨量指数が「50年に1度の値」を超えた地域が一定の範囲内で10カ所以上−−のいずれかの条件を満たし、さらに降雨が予想される場合だ。(1)は長時間の雨(2)は短時間の雨が対象だ。

 「50年に1度の値」は、普段から雨が多いかどうかなど地域によって異なる。例えば京都市は48時間雨量で338ミリ程度が目安となり、実際に同程度の雨が降って特別警報の発表となった。

 今回の大雨特別警報は(1)に該当する。16日に発表された京都、滋賀、福井の3府県のうち、発表段階で雨量が多かった京都市、大津市、福井県小浜市では多くても1時間に30ミリ超の雨量しかなかった。今夏に各地で見られた局地的な豪雨と比べると降り方は弱い。しかし、3府県とも20〜30ミリの雨が長時間にわたって降り続けたことで(1)の目安に達した。同じ近畿地方でも奈良県上北山村では16日午後2時過ぎまでの48時間雨量が500ミリを超えたが、目安の数値は1000ミリ以上で半分程度。特別警報の基準には達しない。

 山陰や東北の場合は、いずれも発達した積乱雲が連続して発生し、1時間に80ミリを超えるような猛烈な雨が降る(2)のケースだった。

 気象庁気象防災推進室によると「大雨災害の発生は単純な雨量の多寡だけでなく、その地域の過去の雨量と比べた多寡との関係が深い」という。弟子丸卓也気象防災推進室長は「48時間雨量の特別警報の場合は、恐怖を感じるような猛烈な雨が降らなくても切迫した状態になっていることがある。『こんな雨は初めて』と感じるのが3時間雨量の特別警報だとすれば、48時間の場合は『こんな状態になるのは初めて』と感じることが多いかもしれない。しかし、いずれの特別警報も重大な自然災害が起きる恐れが高まっていることに変わりはなく、最大限の警戒をしてほしい」と話している。

 ◇方向転換で雨雲停滞

 初の大雨特別警報はなぜ京都、滋賀、福井の3府県に出たのか。気象庁予報課はその要因として台風18号の「大きさ」と「コース取り」の二つを挙げる。

 今回の台風は大型で、雨域が広かった。暖かく湿った空気が台風の周辺を反時計回りに、そして台風の前面にある高気圧の周辺を時計回りにそれぞれ回って流れ込んだため、特に台風の北側で雨雲が発達したのが特徴だという。

 さらに台風が四国の南海上で方向転換する進路を取ったことで、西日本の同じような地域に長時間にわたって雨雲がかかり続けた。方向転換する際に台風の速度が遅くなり雨雲がかかる時間を延ばした。この結果、台風の中心からは少し離れていた3府県の累積雨量が多くなったという。

 ◇自治体「対応の検証必要」

 京都府は16日午前5時5分の特別警報発表を受けて災害対策本部を設置。約1500人態勢で避難の呼びかけなどにあたった。夜間に広範囲の避難が予想されたため「市町村との二重連絡になってもいい」と、警報発表2分後に府全域に緊急速報メールを送信した。

 京都市は午前7時45分、桂川流域の伏見区内2万8106人に同市としては初の避難指示を出した。避難指示は4区の計約11万世帯、約27万人に達したが、市のまとめでは、避難所への避難は40カ所2498人にとどまった。下遠秀樹・市防災危機管理室長は「多くの人は建物の2階以上に避難したのだろうが、この人数では避難所の利用が多いとはいえない。避難状況を検証したい」と話した。

 また、滋賀県防災危機管理局には午前4時50分ごろ、彦根地方気象台から「特別警報が発表される」と連絡が入った。午前7時17分に災害対策本部を設置したが、男性参事は「一気に被害の情報が入ってきたため錯綜(さくそう)した。どのように迅速に対応していくか、職員の役割などを整理していく必要がある」と課題を挙げた。

 福井県も特別警報発表の約30分前に、福井地方気象台から「発表が見込まれる」との連絡を受け、各市町に電話連絡した。県は防災担当職員らの研修会などを開いてきた。担当者は「初動からうまく動けたが、県から市町、市町から住民への連絡がうまくいったのか検証は必要」と話す。

 一方、同県美浜町丹生(にゅう)地区の住民は、避難所の公民館が土砂崩れの恐れがあり使えず、次の小学校も土砂の流入でトイレが使えなかったため、3カ所の避難先を転々とした。町の担当者は「ここまでの大雨は想定していなかった」と説明する。区長の浜野照実さん(61)は「町と相談して対策を考えたい」と話した。


台風18号列島縦断!京都の嵐山・渡月橋に濁流
スポーツ報知 9月17日(火)7時4分配信

 大型の台風18号は16日午前8時前、愛知県豊橋市付近に上陸し、関東甲信を通って東北に進んだ。上陸前から広い範囲で大雨となり、気象庁は午前5時5分、福井県、京都府の全域、滋賀県のほぼ全初の大雨特別警報域に8月30日の運用開始以来、初めて大雨特別警報を発表した。近畿中心に避難指示も相次ぎ、対象者は最大49万人を超えた。各地で3人が死亡し、5人が行方不明になっている。京都市を流れる桂川は伏見区内で氾濫し、観光名所、嵐山・渡月橋にも橋脚が見えなくなる高さまで濁流が押し寄せた。

 風光明媚(めいび)な観光地が、豪雨被害に見舞われた。京都市は16日午前、台風18号の大雨の影響で桂川が氾濫したことを受け、被害が拡大する恐れがあるとして、伏見区や右京区などの約11万世帯、約26万人に避難指示を出した。

 京都府の山田啓二知事は氾濫した桂川の対策として、鴨川との合流地点から1キロ上流の右岸に自衛隊に災害派遣を要請。初の大雨特別警報が発令された観光名所の渡月橋は橋脚が見えなくなる高さまで桂川の濁流が押し寄せ、時折、橋の上にまで水があふれた。

 渡月橋近くに建つ1970年創業の老舗旅館「京都嵐山温泉旅館彩四季の宿『花筏』」では、午前3時半頃から建物内に水が入り、1階と地下1階が浸水。当時全館満室だったが、客室は2、3階のため、宿泊客は自室待機後、3階の非常口から裏山の避難路へ退避したという。客、従業員とも全員無事だったが、営業再開のメドは立たず「予約のお客さんのキャンセル対応に追われている」という。

 京都観光協会によると、渡月橋を含めた周辺道路が通行止めになっており「観光の問い合わせもくるが、周辺のお店は被害を受けており『今日は観光は無理』と答えている」と語った。

 また、京都・右京区の太秦にある映画撮影所も一部影響を受けた。松竹京都撮影所によると、台風の強風によりオープンセットの一部が損壊。予定されていたロケ撮影が中止された。「役者さんたちが新幹線で京都入りできるか心配」と同撮影所の関係者。一方、東映京都撮影所は影響がなかったが、隣接の東映太秦映画村は終日休館となった。


靖国神社で倒木、清掃員が下敷きになり重傷
スポーツ報知 9月17日(火)7時3分配信

 16日午前11時ごろ、東京都千代田区の靖国神社境内の木が台風18号の強風により倒れ、65歳の男性清掃員が下敷きになる事故があった。東京消防庁によると男性は頭を強く打ち、外傷性くも膜下出血の重傷。

 同神社広報や警視庁麹町署によると、男性は靖国神社側から委託を受けた清掃業者。早朝から数人で落ち葉拾いなどを行っていた。事故当時、別の清掃員が「ドン」という大きな音に気付いて現場に向かうと、男性が倒れた木の下で身動きが取れなくなっていたという。意識がもうろうとしていたことから救急車で搬送、そのまま入院した。

 問題の樹木は根元からポッキリ折れており、高さ約16メートル、幹の直径が60センチ程度。樹齢は数十年とみられる。当時は都内全域が風速25メートル以上の暴風域に入っていた。

 靖国神社広報は「周辺はビル風の影響で、普通より風が強めに吹く傾向にある。昨年も倒木したことがあった」と話している。「最近は老木を中心にこまめに補強工事をしていた」ものの、この日倒れた木は樹齢が比較的若かったことから、補強などはしていなかった。


埼玉で突風発生し全壊5棟 群馬でも被害
スポーツ報知 9月17日(火)7時3分配信

 16日午前1時40分ごろ、埼玉県熊谷市と行田市、滑川町で突風が発生した。県などによると、屋根が飛ぶなど全壊5棟を含む288棟以上の建物が壊れた。県警によると、熊谷市野原と妻沼では16人が割れたガラスの破片などで腕を切るなど、25人が重軽傷。同市は小学校など4か所の避難所を設置した。突風による被害は、市内南北十数キロと広範囲。突風発生時は激しい雨が降っており「屋根が飛んだ」「竜巻が来た」などの110番が相次いだ。熊谷気象台によると、現場上空では南から北に積乱雲が断続的に通過していた。

 群馬県みどり市でも住宅の瓦が飛んだり、窓ガラスが割れたりする被害が相次いだ。被害範囲は同市の南北7キロ。けが人は4人いたが、いずれも軽傷。住宅など84棟に被害が出た。

 東京電力によると、電線が切れるなどして、埼玉、群馬両県で一時1万世帯以上が停電するなど混乱が続いた。


台風18号で「大雨特別警報」第1号 50万人に避難指示
スポニチアネックス 9月17日(火)7時1分配信

 大型の台風18号は16日午前8時前、愛知県豊橋市付近に上陸し、関東甲信を通って東北に進んだ。広い範囲で大雨となり、気象庁は午前5時5分、福井県、京都府の全域、滋賀県のほぼ全域に運用以来初めて大雨特別警報を発表。京都の嵐山では桂川が氾濫し、周辺の旅館、土産物店などが冠水。各地で土砂崩れ、突風も発生し、犠牲者も出た。

 8月30日の運用開始以来、初めて大雨特別警報が発表された福井県、京都府、滋賀県では、台風を取り巻く雨雲が流れ込み、15日午後から雨が降り続いていた。気象庁は「これまでに経験したことのないような大雨になっている」とした。

 台風は関東甲信から東北を縦断。各地の警察などによると、この影響で岩手、福島、三重、福井、滋賀、兵庫の6県で3人が死亡し、5人が行方不明。津市の川沿いの県道では放置された車が見つかり、名古屋市の親子2人の行方が分からなくなった。

 気象庁は16日午前11時半までに3府県の特別警報を解除。3府県のほか、近畿中心に避難指示が相次ぎ、対象者は最大約50万人に上った。大気の状態が不安定になり、埼玉県と群馬県では突風が発生。屋根や物置が飛ばされたり、巨木が倒壊したりする被害が出た。都内では強風が夜半まで続いた。

 交通機関も終日混乱。東海道新幹線をはじめ、近畿から東北の広い範囲で運休やダイヤの大幅な乱れが出た。3連休の最終日ということもあり、各ターミナル駅では足止めされた観光客らでごったがえした。

 気象庁によると、福井県小浜市や京都市右京区京北、大津市で16日朝までの48時間雨量が300ミリ前後に達し、9月の月間雨量平年値を超えた。豊橋市では最大瞬間風速39・4メートルの非常に強い風が吹いた。台風は16日夜には三陸沖に抜け温帯低気圧に変わり、17日にかけて再び発達する見通し。17日夕までの24時間予想雨量はいずれも多い所で、北海道と東北150ミリ。

 ▽特別警報 重大な自然災害が起きる恐れが高まった場合に気象庁が発表する。大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪の6種類で、それぞれの地域で「数十年に1度」を基準とする。気象庁は「これまでに経験したことがないような大雨になっている」「ただちに命を守る行動をとって」などと呼び掛ける。台風では1959年の伊勢湾台風級、大雨では2011年の紀伊半島豪雨などを想定。8月30日に運用を始めた。

 【台風18号アラカルト】

 ▼最多雨量 福井、滋賀、京都の3府県の多くの観測点で、24時間、48時間雨量の観測史上最多を記録。

 ▼通信障害 NTTドコモとKDDI(au)、ソフトバンクは関西から中部、関東地方にかけての広い範囲で携帯電話の通話やデータ通信ができなくなるなどの通信障害が発生したと発表。停電による基地局の機能停止や伝送路の故障などが生じたため。

 ▼救助 大阪市北区の淀川で午後5時ごろ、大阪府高槻市の小学4年の男児(9)が転落した。約350メートル流されたが、通りがかった20代の中国籍の男性が飛び込んで引き上げ、無事だった。


<台風18号>「こんな体験、初めて」突風被害 三重・志摩
毎日新聞 9月17日(火)2時9分配信

Photo_2
トタン屋根が吹き飛ぶなどの被害が出た家屋=三重県志摩市志摩町片田で

 15日午後9時過ぎ、三重県志摩市志摩町片田では突風が吹き、住宅など41棟の屋根瓦などが吹き飛ばされ、うち2棟は半壊した。同市によると、突風は大野浜から北西に、全長150メートル、幅30メートルにわたって吹き抜けたと見られる。屋根瓦の一部が飛ばされた平賀澄子さん(87)は「ド、ドッという不気味な音がして家が揺れた。こんな体験は初めて」と話した。大きな庭石(幅2メートル、高さ1.5メートル)が持ち上がっており、「これを見るだけでも震えがくる」と表情をこわばらせた。

 岐阜県恵那市明智町では16日午前9時ごろ、精米業「鈴木ライスサービス」近くの山の斜面が崩れ、同店のプレハブ作業場が半壊し、男性作業員(66)が軽傷を負った。経営者の鈴木宏史さん(58)は「こんなことは初めて。被害は甚大としか言えない」と語った。岐阜県によると、現場付近では当時、1時間に66ミリの非常に激しい雨が降っていた。

 また、次郎柿の栽培が盛んな愛知県豊橋市石巻地区では、出荷を約1カ月後に控えているだけに、点検に訪れる生産者の姿があった。同市石巻萩平町の阿部良夫さん(74)は「実はあまり落ちていないが、実に栄養を与える葉が落ちた。台風前は豊作だと思っていたが、実を間引かねばならないか」と表情を曇らせた。

 一方、同県田原市白磯の白谷海浜公園の砂浜には、海上作業用の台船(長さ約50メートル、幅約25メートル)が乗り上げた。台船を引いていた引き船が危険回避のため切り離したもので、台船は強い風と波を受けて大きくしぶきをあげていた。【林一茂、清藤天、道永竜命】


<台風18号>津で母子2人不明 東海3県で27人重軽傷
毎日新聞 9月17日(火)2時2分配信

Photo
行方不明となった母子が乗っていたとみられる乗用車=津市芸濃町河内で2013年9月16日午後5時21分、永野航太撮影(一部画像を処理しています)

 台風18号が上陸した東海地方では津市で母子2人が行方不明になったほか、3県で計27人が重軽傷を負った。

 三重県警などによると、16日午前9時ごろ、津市芸濃町河内の黒曽川沿いの県道で、住民が「車が流されている」と110番した。津署が調べたところ、ワゴン車が放置され、乗っていたと見られる名古屋市西区新道1のアルバイト、小島麻里さん(41)と長女で小学5年の里佐子さん(10)の行方が分からなくなった。

 2人は同日午前5時ごろ、大阪市のテーマパークに向かうため、自宅を出発した。新名神高速などは一部区間が当時通行止めになっており、車が発見された県道は大阪方面に抜けられる道だった。

 愛知県では、知立市でタンクローリーの上で作業をしていた男性(66)が転落して顔面に重傷を負ったほか、15人が軽傷。三重県は重傷2人、軽傷7人、岐阜県でも2人が軽傷を負った。

 住宅の損壊や浸水被害は、岐阜県で102棟▽三重県44棟▽愛知県20棟に上った。一方、中部電力によると3県で一時、最大4万2660戸が停電した。河川の増水などにより、三重県伊賀市と紀宝町の約2600人に避難指示が出た。交通機関は、中部国際空港発着の国内・国際線の計77便が欠航した。【安達一正、大野友嘉子、道永竜命】


<転落>小4男児、淀川に 中国人男性が飛び込み救出 大阪
毎日新聞 9月16日(月)22時5分配信

 16日午後5時ごろ、大阪市北区豊崎の淀川で、高槻市内の小学4年の男児(9)が足を滑らせて川に転落した。男児は約300メートル下流に流されたが、通りかかった中国籍のアルバイト男性(26)が川に飛び込み男児を救出した。2人は病院に搬送されたが、けがはなかった。

 大阪府警大淀署によると、男児はデジタルカメラのSDカードを川に落とし、拾い上げようとした際に足を滑らせたという。当時、淀川は台風18号の影響で増水していた。


<台風18号>温帯低気圧に 再び発達のおそれ
毎日新聞 9月16日(月)21時56分配信

Photo_35
台風18号による大雨で由良川が氾濫し、水没した住宅街=京都府福知山市で2013年9月16日午後3時28分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 気象庁によると、大型の台風18号は16日午後9時、温帯低気圧に変わったが、海上で再び発達する見込みで、北海道・東北では夜遅くまで非常に激しい雨となるおそれがある。同庁では、北日本を中心に大雨、暴風、高波に厳重な警戒を呼びかけている。

【写真総まとめ】台風18号の被害写真 住宅街冠水、アパートに土砂…

 台風18号から変わった温帯低気圧は、16日午後9時現在、北海道根室市の南約90キロの太平洋上を1時間におよそ75キロの速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は980ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南東側750キロ以内と北西側560キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 低気圧の通過に伴い、北海道では非常に激しい雨が降っており、これまでの大雨により土砂災害の危険度が高くなっているところや氾濫の危険性が高まっている河川がある。17日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、北海道、東北で150ミリの見込み。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要という。

 東日本では16日夕方にかけて非常に強い風が吹き、北日本では17日明け方にかけて猛烈な風が吹く見込み。海上はうねりを伴い大しけとなる。17日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、北海道で陸上20メートル(35メートル)、海上30メートル(45メートル)▽東北で陸上20メートル(35メートル)、海上30メートル(45メートル)▽関東甲信で陸上25メートル(35メートル)、海上25メートル(35メートル)。17日にかけて予想される波の高さは、東北、関東8メートル▽北海道6メートル。【毎日jp編集部】


大型台風、3人死亡6人不明=京都、滋賀、福井に初の特別警報—愛知上陸後縦断
時事通信 9月16日(月)21時47分配信

 大型の台風18号は16日午前8時前、暴風域を伴って愛知県豊橋市付近に上陸し、関東甲信を経て三陸沖へ縦断した。西・東日本では15日から断続的に非常に激しい雨が降り、各地で土砂崩れや河川の氾濫が発生。気象庁は16日午前5時すぎ、京都、滋賀、福井の3府県に大雨の特別警報を発表した。
 特別警報は警報の上に位置付けられ、発表は8月30日の運用開始以来初めて。3府県とも16日午前11時半までに解除され、通常の警報に切り替えられた。
 避難勧告や指示が出されたが、各県によると、滋賀、福井、岩手で計3人が死亡し、福島、兵庫、三重などで計6人が行方不明となった。総務省消防庁によると、18府県で70人がけがをした。交通機関も大きく乱れた。
 18号は16日午後9時、北海道の東海上で温帯低気圧に変わった。
 特別警報が出た3府県の16日までの24時間最大雨量は、京都府京田辺市が244.0ミリ、大津市が302.5ミリ、福井県小浜市が384.0ミリなど、観測史上最多を記録した地点が続出した。


<台風18号>新幹線など運休 空も欠航相次ぐ
毎日新聞 9月16日(月)21時46分配信

Photo_34
台風のため相次ぐ欠航を知らせる空港カウンターの電光掲示板=羽田空港で2013年9月16日午前7時45分、武市公孝撮影

 台風18号の影響で、交通機関は西日本から東日本にかけての広範囲で大幅に乱れた。

 新幹線は強風や大雨の影響で運休や遅れが相次ぎ、16日午後7時現在、JR東海の東海道新幹線は東京−新大阪間の上下線で計145本が運休。JR東日本管内では東北、山形、秋田、上越、長野の各新幹線計9本が運休したほか68本に最大約1時間20分の遅れが生じ、3万6000人に影響が出た。また、首都圏を発着するJRの特急約180本が運休。在来線はJRのほか東京メトロ▽東武▽西武▽小田急▽京急▽多摩都市モノレール−−などの各線でダイヤが大幅に乱れた。

 空の便も欠航が相次いだ。羽田や伊丹、中部国際など各地の発着便が乱れ、同日午後7時現在、全日空の258便、日本航空の214便が欠航。計6万人以上に影響。日本トランスオーシャン航空でも名古屋発那覇行きなど計4便が欠航した。

 高速道路は高波や強風で15日深夜からストップ。中日本高速道路によると、16日午後7時半現在、東名高速の清水ジャンクション−富士インターチェンジ(IC)間▽名神高速の八日市IC−彦根IC間▽北陸自動車道の武生IC−敦賀IC間−−など10路線の上下線計20区間が通行止めになった。

 東京都内では、強風のため、江東区の東京ゲートブリッジが一時通行止めになった。【和田浩幸】


台風18号は温帯低気圧に 引き続き暴風・高波・大雨に警戒
ウェザーマップ 9月16日(月)21時45分配信

Photo_33
16日午後9時のひまわり画像。台風18号は温帯低気圧となったが、引き続き北日本では、暴風や高波などに警戒が必要だ。

 東日本・北日本を縦断した台風18号は、16日午後9時頃、北海道の東で温帯低気圧となった。

 ただ、温帯低気圧に変わったあとも再び発達する可能性があり、引き続き北海道や東北では、暴風や高波に警戒が必要だ。

 また、北海道の東部では大雨の続くところがあり、17日未明にかけて土砂災害・低地の浸水・河川の増水やはん濫の恐れがある。


濁流飛び込み、男児救出=中国人留学生、とっさに—大阪
時事通信 9月16日(月)21時37分配信

 16日午後5時ごろ、大阪市北区豊崎のJR東海道線高架下近くで、小学4年の男子児童(9)=大阪府高槻市=が淀川に転落した。淀川は台風18号の影響で増水し、男児は濁流にのまれ約350メートル下流に流されたが、通り掛かった中国人留学生の厳俊さん(26)が飛び込み救助した。2人とも病院に運ばれたが、厳さんは擦り傷程度で、男児にも大きなけがはないという。
 府警大淀署によると、厳さんは「助けなければいけない、と自然に思った」と話しているという。同署は「この時点で救助できなければ、男児の命は危なかった」としている。
 同署によると、男児は鉄道写真を撮りに、仲間の中学生2人と一緒に来ていたが、川に落ちたカメラのSDカードをのり面から拾おうとして、足を滑らせ転落。厳さんは岸から約15メートル先を流されている男児を見つけ、飛び込んだ。
 厳さんは来春に大阪市立大大学院の博士課程に進学する予定で来日中だったという。 


<台風18号>突風被害で16人けが 埼玉・熊谷
毎日新聞 9月16日(月)21時33分配信

Photo_32
突風が通ったあと、畑のネギがすべて同じ方向に倒れていた=埼玉県熊谷市妻沼で2013年9月16日午前8時50分、橋本政明撮影

 16日午前1時40分ごろ、埼玉県熊谷市で「突風で屋根が飛ばされた」と110番通報が相次いだ。埼玉県警によると、ガラスの破片が当たるなどして同市で16人が軽傷を負った。同市によると、市内の建物被害は全壊が26棟、半壊30棟、一部損壊は381棟と大きな被害になった。このほか一部損壊が、同県行田市60棟、同県滑川町13棟に上り、大半が突風による被害だった。

【写真総まとめ】台風18号の被害写真 川床の真下にまで濁流が押し寄せた鴨川

 この突風で、熊谷市西城の篠原民三さん(78)宅の離れの木造2階建て住宅が基礎部分を残して吹き飛ばされた。離れの2階で寝ていた篠原さんの長女(53)と孫(18)は隣の田んぼに投げ出され、救急車で病院に搬送されたが、長女は顔などに、孫も手足にけがをした。母屋に住む家族が突風に気付き、窓から外を見ると、すでに離れの建物はなくなっていたという。

 同市野原の小林進さん(62)は就寝していた午前1時半過ぎ、自宅のシャッターを打ち付ける強い風の音で目覚めたという。「本当に一瞬だった。玄関を開けたら、前の家のトタン屋根がめくれているのが分かった。恐ろしい」と語った。【橋本政明、須藤唯哉】


はしごから転落、男性死亡=台風備え作業中—岩手県
時事通信 9月16日(月)21時30分配信

 岩手県警によると、岩手県北上市で16日午後、台風に備えビニールハウスで作業中だった男性(63)がはしごから転落し、死亡した。 


<台風18号>突風で男性転落死 岩手・北上
毎日新聞 9月16日(月)21時17分配信

Photo_31
増水した伊南川。中央のポールの下にあったヤナ場から4人が流された=福島県南会津町古町で2013年9月16日午後2時すぎ、乾達撮影

 台風18号の上陸で、東北地方では16日昼過ぎ以降、風雨が強まり、各地で被害が出た。

 岩手県北上市では午後6時40分ごろ、男性(63)がビニールハウス内で天窓を閉めようとしていたところ、高さ約5メートルの脚立から転落、頭を強く打ち死亡した。また午後8時ごろ、女性2人が乗った軽乗用車が和賀川に転落。1人は自力で脱出したが、もう1人が車両に残され、救助を待っている。

 福島県南会津町の伊南川では午前10時ごろ、アユのヤナ場の保守作業をしていた男性4人が川に流され、うち地元漁協の渡部文政さん(63)が行方不明となった。

 宮城県石巻市では午後3時10分すぎ、木造2階建ての元仏壇店の建物の看板が突風で倒壊。周辺では民家の屋根部分が飛んだり、窓ガラスが割れたりするなどの被害があった。看板が倒壊した元仏具店の前のガソリンスタンドで働く男性(37)は「事務所内にいたが、バーンという音が聞こえた。雨が弱まってから外に出ると看板が崩れており、スタンドの営業車のガラスも風で飛んできた物で割れていた」と驚いた様子だった。【宮崎隆、三浦研吾、乾達、三村泰揮】


台風18号、3人死亡5人不明…浸水など被害も
読売新聞 9月16日(月)21時2分配信

Photo_29
大雨で増水した鴨川(奧は三条大橋)(16日午前7時18分、京都市中京区で)=宇那木健一撮影

 大型の台風18号は16日午前8時前、愛知県豊橋市付近に上陸して列島を縦断し、関西から東北地方にかけて河川の氾濫や土砂災害など大きな被害をもたらした。

 気象庁は京都、滋賀、福井の3府県に、初めて大雨特別警報を発表した。読売新聞の16日午後8時現在のまとめでは、3人が死亡、5人が行方不明となり、128人がけがをした。避難指示・勧告は21府県で約60万世帯に上った。

 気象庁によると、台風18号は同日夕、三陸沖へ抜けた。同日夜には、温帯低気圧に変わる見込み。

 14日の降り始めからの雨量は三重県大台町で580ミリ、奈良県上北山村で548ミリを観測。四国から関東甲信の多くの地点で300ミリを超えた。同庁は16日早朝、「これまでに経験のない大雨となっている」とし、3府県に特別警報を出して最大級の警戒を呼びかけた。

 この台風で、愛知県豊橋市では午前7時20分に最大瞬間風速39・4メートル、東京都心でも9時12分に同32・5メートルを観測。埼玉、三重県などでは突風の被害が相次いだ。同庁は17日朝から職員を派遣。発生状況や被害について調べる。

 滋賀県栗東市では、無職佐藤由紀子さん(71)方の裏山が崩れ、住宅がつぶされ、佐藤さんが死亡した。福井県美浜町でも崖が崩れ、民家に大量の土砂が流れ込み、家にいた竹本みゑ子さん(77)が死亡。津市では、母親(41)と娘(10)が行方不明に。川が氾濫して流されたとみられる。このほか、福島、長野、兵庫の3県で3人が行方不明となっている。

 河川の氾濫も相次いだ。京都府では、京都市内の桂川や福知山市の由良川が氾濫するなどし、59万人に避難指示・勧告が出された。京都市の観光地・嵐山では旅館などが立ち並ぶ一帯が浸水し、消防隊員らが冠水した道路にボートを浮かべて宿泊客らを救出した。福知山市でも住宅地が冠水し、約290人が公民館などに避難した。

 交通機関は16日朝から欠航や運休などが相次いだ。日本航空、全日空は国内線で450便以上が欠航、約6万8000人に影響した。東海道新幹線は上下線145本が運休。秋田新幹線は午後から終日運休するなど各新幹線のダイヤが大幅に乱れ、少なくとも約34万人に影響した。

 高速道路でも、高波などの影響で東名高速や名神高速の一部区間が通行止めとなった。


<台風18号>本州縦断2人死亡2人不明 初の特別警報
毎日新聞 9月16日(月)21時0分配信

Photo_30
台風18号にともなう豪雨で冠水した渡月橋周辺=京都市右京区で2013年9月16日午前9時24分、本社ヘリから金澤稔撮影

 大型の台風18号は16日、紀伊半島沖を北東に進み、午前8時前に愛知県豊橋市付近に上陸した。気象庁は同日午前5時5分、京都、福井両府県の全域と滋賀県のほぼ全域に、「数十年に1度」の災害の恐れが著しく高まっていることを知らせる「大雨特別警報」を出した。特別警報の発表は8月30日の運用開始以来初めて。毎日新聞のまとめでは、北陸と近畿9府県で56万世帯133万人に避難指示・勧告が出された。200世帯が床上浸水、1000世帯が床下浸水し、死者2人、行方不明者2人、けが人は22人に上った。京都市の観光名所・嵐山や京都府福知山市では川があふれ、道路や住宅地が広範囲に冠水するなど大きな被害が出た。

【写真総まとめ】台風18号の被害写真 住宅街冠水、アパートに土砂…

 気象庁によると、福井、滋賀、京都、大阪、和歌山など北陸・近畿を中心とした10道府県の計34地点で、24時間降雨量が観測史上最大を記録。福井県小浜市384ミリ▽京都府綾部市309.5ミリ▽大津市302.5ミリ▽大阪府能勢町299ミリ−−を観測した。

 大阪管区気象台によると、日本海に停滞する前線の雨雲に、南から近づいた台風18号の雨雲が重なり、近畿や北陸で記録的な豪雨に見舞われた。

 台風18号は豊橋市付近に上陸後、関東甲信を北東に進み、同日午後、日本の東海上に抜けた。近畿では午前中に暴風域を抜け、3府県の特別警報は16日午前11時半までに全て解除された。

 京都府では、17万世帯42万人が避難指示を、9万世帯20万人が避難勧告を受けた。府によると、床上浸水は94世帯、床下浸水は538世帯−−に上った。

 大阪平野南部を流れる大和川では氾濫の恐れが高まったため、大和川に面する大阪市が計13万世帯30万人▽堺市が計2万世帯4万人−−にそれぞれ避難勧告した。大阪市が避難勧告を出したのは初めて。

 滋賀県栗東(りっとう)市や福井県美浜町では土砂崩れのため70代の女性2人が亡くなった。兵庫県西脇市では92歳の女性が行方不明になり、増水した川に流された可能性があると見て県警が捜索している。

 交通機関も大きく乱れた。

 JR西日本などによると、東海道新幹線は始発から午後3時まで一部区間で運転を見合わせ、計145本が運休した。東海道線は大津−膳所(ぜぜ)駅間ののり面で土砂崩れが発生するなどしたため、京都−米原駅間の上下線で始発から運転を見合わせた。線路近くのアパートに土砂が流れ込み、就寝中だった住人の男性が一時土砂に埋まったが、消防などに救出された。

 滋賀県甲賀(こうか)市の第三セクター・信楽高原鉄道では、貴生川(きぶかわ)−紫香楽宮跡(しがらきぐうし)駅間で、杣(そま)川に架かる鉄橋の一部が橋脚ごと流された。全長約96メートルのうち、30メートルが流されており、復旧のめどは立っていない。17日から代替バスを運行する。

 大阪国際(伊丹)空港では、羽田や仙台などを結ぶ便を中心に87便、関西国際空港では10便がそれぞれ欠航した。

 関西電力によると、京都、大阪、兵庫、和歌山など8府県で約4万8000戸が停電した。【まとめ・池田知広】


<台風18号>地鳴り、一気に浸水 京都・渡月橋
毎日新聞 9月16日(月)20時47分配信

Photo_28
台風18号にともなう豪雨で冠水した渡月橋周辺=京都市右京区で2013年9月16日午前9時21分、本社ヘリから金澤稔撮影

 国際的な観光地「京都・嵐山」の姿が一変した。シンボルの「渡月橋」下の中州「中ノ島公園」は、氾濫した桂川にのみ込まれた状態に。地元住民はみるみるうちに水かさが増えていった様子に驚き、改めて自然災害のすさまじさにおののいた。秋の観光シーズンへの影響も大きく、関係者は肩を落とした。

【写真総まとめ】台風18号の被害写真 住宅街冠水、アパートに土砂…

 京都市右京区の中ノ島公園で和食店を営む若杉保男さん(75)によると、自宅を兼ねる店舗に午前3時前、入り口のガラス戸が流され、一気に水が侵入して来た。妻と畳を高い場所に上げる作業をしたが、同4時過ぎ、「逃げてください」と消防署員が駆け込んできた。その時点で水かさは腰の上に。若杉さんは「ゴーッという地鳴りのような音が聞こえ、ぞっとした」と振り返り、消防署員に付き添われ、何とか対岸にたどりついたという。

 建物自体は残ったが、1階店舗はめちゃめちゃに壊れ、中州全体もがれきであふれた。「命が助かって良かった。でも秋の観光シーズン前に痛手を負った」と話した。

 京都市防災危機管理室によると、渡月橋に近い桂観測所で15日午後11時半ごろ、「水防団待機水位」の2メートル80センチに到達。16日午前2時10分ごろに氾濫危険水位の4メートルに達した。担当者は「ここ数十年で経験のないほど急激な水位の上昇だった」と驚く。

 渡月橋北側で土産物店「洛楽」を経営する細川政裕さん(51)も「午前3時ごろまでは水はくるぶしくらいで、過去にも経験はあった。土のうを積んで自力で防ごうとしたが、1時間くらいの間にみるみるうちに膝上まできた。22年間ここで商売をしているが初めて。雑貨などの商品もだめになった。数日間は再開できない」と嘆いた。

 渡月橋南側にある旅館では玄関前の道路が最大80センチの深さまで冠水。満室の宿泊客約70人を数人ずつボートに乗せ、従業員がひざ上まで水につかりながら無事に運んだ。

 桂川は、嵐山から約15キロ下流の伏見区羽束師でも越水した。近くに住む会社員、打谷慎二さん(75)が午前5時半ごろ、堤防から見ると、土手下のグラウンドがすべて水で埋まっていた。「堤防を越えたら一気に住宅街にくる」。自宅に戻って妻(70)や大阪から遊びに来ていた小学2年の孫娘を連れて避難所になっている近くの小学校へ駆け込んだ。【村田拓也、岡崎英遠】


台風18号、北海道の南海上を北東へ 北海道では記録的大雨も
ウェザーマップ 9月16日(月)20時16分配信

18
台風18号の16日午後8時の予想。温帯低気圧としての再発達に注意が必要だ。

 大型の台風18号は、16日午後8時現在、釧路市の南海上約110キロにあり、1時間に70キロの速さで北東に進んでいるとみられる。
 今後は温帯低気圧に変わる見込みだが、再び発達するおそれがあり、北日本では引き続き大雨、暴風、高波、高潮に厳重な警戒が必要だ。

【大雨・雷・突風】
 台風の北側に活発な雨雲が広がり、北海道の東部を中心に、激しい雨の降っているところがある。
 釧路町付近では午後7時まで、厚岸町南部付近では午後7時30分までの1時間にそれぞれ約80ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表した。

 北海道では東部を中心に、16日夜遅くにかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降る見込み。
 16日午後6時からの24時間に予想される雨量は、北海道で150ミリ。引き続き、土砂災害や河川の増水・はん濫に厳重な警戒が必要なほか、落雷や竜巻などの激しい突風のおそれもある。

【暴風・高波・高潮】
 台風や台風から変わる温帯低気圧の影響で、北海道の太平洋側では17日明け方にかけて、猛烈な風が吹く見込み。

 17日にかけて陸上で予想される最大瞬間風速は、北海道で35メートル、東北で30メートル。波の高さは、北海道・東北・関東で6メートルとなっている。

 また、17日から大潮期間となることもあり、気象庁は、東日本から北日本は高潮にも注意するよう呼びかけている。


<台風18号>北海道の釧路、厚岸で1時間80ミリの猛烈な雨
毎日新聞 9月16日(月)20時13分配信

 大型の台風18号の北上に伴い、北海道では16日夜、大雨となっている。釧路地方気象台は16日、記録的短時間大雨情報を発表した。レーダーなどの解析によると、釧路町付近で午後7時までの1時間に約80ミリ、厚岸町南部付近で午後7時30分までの1時間に約80ミリの猛烈な雨が降ったという。

 台風18号は、16日夜に北海道の南東海上で温帯低気圧に変わる見込みだが、温帯低気圧に変わってから再び発達するという。台風の通過に伴い、東北では非常に激しい雨が降っており、これまでの大雨により土砂災害の危険度が高くなっているところや氾濫の危険性が高まっている河川がある。17日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、北海道、東北で150ミリの見込み。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要という。【毎日jp編集部】


「道路、川のよう」=未明の洪水、住宅襲う—崩落した橋も・京都
時事通信 9月16日(月)18時51分配信

 台風18号の大雨が襲った京都府では16日未明から、京都市や福知山市内で川が氾濫した。増水で橋脚が崩れ、崩落した橋も。「道路が川のようだった」「眠れなかった」。住民らは学校へ避難したり、移動が危険な場所では自宅にとどまったりした。
 鴨川と桂川が合流する京都市伏見区。羽束師小学校では午前6時ごろから、200人を超える住民が避難。川の水位が上がってきたため、2階と3階の教室を解放し、避難者を収容した。
 防災委員を務める自営業片岡清次さん(66)は午前7時ごろ、見回りのため避難所から町中に戻った際、膝の高さまで水かさが増していた。「水が川のように道路を流れていた。逃げる車がすごいスピードで走り、人々が右往左往していた」と顔をこわばらせた。
 桂川沿いのマンションに住む中学2年松村郁佳さん(13)は午前3時ごろ、大雨を知らせる携帯の一斉メールで飛び起きた。「窓を開けたら川の水があふれそうになっていて、暗くて不安だった」。マンション1階は水浸しで外へ出られず、LINE(スマートフォン用アプリ)で、友人と安否を確認し合ったという。
 雨があがると、住民らは浸水した家屋の後片付けに追われた。
 京都市右京区では、川に架かる橋の車道部分が崩落した。近くに住む田中実之さん(86)は「ドーンというものすごい音がして目が覚めた。朝方に見に行くと、橋が崩れ救急車が落下しかけていた」と驚きを隠せない様子。主婦植田登志江さん(63)は「午前3時ごろからサイレンが鳴り続けた。雨音が激しく、不安で眠れなかった」と振り返った。 


土砂崩れや増水、列島襲う=各地で被害相次ぐ
時事通信 9月16日(月)18時44分配信

 台風18号の影響で、各地では被害が相次いだ。滋賀、福井両県で計2人が死亡し、福島、三重、兵庫各県で計4人が行方不明となった。けが人も相次いだ。
 滋賀県警草津署によると、15日午後11時50分ごろ、栗東市下戸山で土砂崩れが起き、木造2階建て住宅の一部が流された。同署などが捜索し、この家に住む佐藤由紀子さん(71)の遺体を発見した。
 福井県美浜町丹生では16日午前5時40分ごろ、住宅の裏山で土砂崩れが発生したと119番があった。この家に住む女性(77)と連絡がつかなくなり、県警敦賀署や消防が捜索。女性は心肺停止状態で発見され、死亡が確認された。
 三重県警津署によると、津市芸濃町河内の県道で16日、放置されたワゴン車が見つかり、乗っていたとみられる名古屋市西区新道のアルバイト女性(41)と小学5年の娘(10)が行方不明となった。現場は川沿いで、路面が浸水していたという。
 福島県南会津町古町の伊南川では16日午前10時10分ごろ、「男性3人が流された」と119番があった。県警南会津署などによると、うち2人は自力で岸までたどり着いたが、60代男性が流され、行方不明となった。3人は地元関係者で、アユ釣り用の足場の撤去作業中だった。
 兵庫県西脇市野村町の野間川の河川敷では16日午前3時20分ごろ、消防団員が手押し車とビニール傘を発見。県警西脇署によると、近くに住む女性(92)が行方不明となり、県警や消防が川に流されたとみて、付近を捜索している。 


<台風18号>低気圧に変わっても発達か 北海道・東北で警戒を
毎日新聞 9月16日(月)18時6分配信

Photo_26
台風18号による大雨で由良川が氾濫し、水没した地域=京都府福知山市で2013年9月16日午後2時44分、本社ヘリから竹内紀臣撮影

 気象庁によると、大型の台風18号は16日夕、三陸沖へ抜けたが、北海道・東北では16日夜遅くまで非常に激しい雨のおそれがある。同庁では、北日本を中心に大雨、暴風、高波に厳重な警戒を呼びかけている。

【写真総まとめ】台風18号の被害写真 住宅街冠水、アパートに土砂…

 台風18号は、16日午後5時現在、岩手県宮古市の東北東約60キロの太平洋上を1時間におよそ70キロの速さで北東へ進んでいる。中心の気圧は985ヘクトパスカル、最大風速は25メートル、最大瞬間風速は35メートルで、中心の南東側650キロ以内と北西側460キロ以内では風速15メートル以上の強い風が吹いている。

 台風18号は、16日夜に北海道の南東海上で温帯低気圧に変わる見込みだが、温帯低気圧に変わってから再び発達するという。台風の通過に伴い、東北では非常に激しい雨が降っており、これまでの大雨により土砂災害の危険度が高くなっているところや氾濫の危険性が高まっている河川がある。17日午後6時までの24時間に予想される雨量は、多い所で、北海道、東北で150ミリの見込み。落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要という。

 東日本では16日夕方にかけて非常に強い風が吹き、北日本では17日明け方にかけて猛烈な風が吹く見込み。海上はうねりを伴い大しけとなる。17日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、北海道で陸上20メートル(35メートル)、海上30メートル(45メートル)▽東北で陸上20メートル(35メートル)、海上30メートル(45メートル)▽関東甲信で陸上25メートル(35メートル)、海上25メートル(35メートル)。17日にかけて予想される波の高さは、東北、関東8メートル▽北海道6メートル。【毎日jp編集部】

« 「慰安婦の真実」国民運動、「河野談話」の撤廃を求める署名を国に提出、河野洋平個人の提訴も | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1390,2013年9月17日 »

ニュース」カテゴリの記事

災害」カテゴリの記事

社会・事件」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/566606/58205981

この記事へのトラックバック一覧です: 台風18号 愛知県豊橋市付近に上陸、京都など3府県に大雨の特別警報・3:

« 「慰安婦の真実」国民運動、「河野談話」の撤廃を求める署名を国に提出、河野洋平個人の提訴も | トップページ | 宮城沖地震に関するニュース・1390,2013年9月17日 »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31