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2013年4月24日 (水)

アメリカ東部ボストンで爆発物によるテロ 3人死亡、多数が負傷・16

アメリカ東部マサチューセッツ州ボストンで15日午後2時50分(日本時間16日午前3時50分)ごろ、開催中のボストン・マラソンのゴール付近で、ほぼ同時に2件の爆発があり、3人が死亡、多数が負傷した。負傷者は少なくとも110人に上った。

ホワイトハウス当局者は「複数の爆発物によるテロ行為」と言明した。米メディアによると、米国で大規模テロの発生は、2001年9月11日の同時多発テロ以来初めて。

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リンク:テロ容疑者父、渡米へ=母親は「万引き」逮捕の恐れ - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テレビで「圧力鍋爆弾」の作り方を紹介 「犯罪幇助」にならないのか - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ボストン爆破テロ>ロシア、CIAにも情報提供…事件前 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ボストン爆破テロ>現場の封鎖を解除…爆破地点で献花も - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン爆破容疑者兄弟、事件後にNY市で「パーティー」計画か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米ボストン連続爆破テロ、容疑者を「洗脳」の人物存在か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:焦点:欧米にひそむ「過激派の芽」、イスラムになびく若者たち - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン取り戻す日常…テロ「決して忘れない」 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン事件の爆弾、おもちゃの自動車用リモコンで起爆 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「一匹狼」によるテロ攻撃阻止は困難、ボストン爆発事件で浮き彫りに - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ロシア、米機関にボストン爆破テロ容疑者の調査要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン爆破容疑者「NYでパーティー」計画か、警察発表 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン爆弾テロ CIA、兄の容疑者を監視要請 資金源は麻薬売買代金か - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン爆破容疑者の監視対象登録、CIAが1年以上前に要請 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:CIA、1年以上前に監視要請 - 速報:@niftyニュース.
リンク:容疑者、NYでもテロ計画か=兄は監視リストに—ボストン事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン爆発事件、米当局者がダゲスタンで容疑者両親に聞き取り - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:友人の影響でイスラム傾倒=ボストン爆弾テロ容疑者兄 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン「国産テロ」か、ネットで過激派に感化 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<米露関係>ボストンテロ対策 協力で好転の兆し - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ボストン爆破テロ>米大使館がダゲスタンに館員派遣 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:テロ容疑者の母と面会=米当局者—ボストン爆弾テロ事件 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン事件後の「魔女狩り」、ソーシャルニュースが謝罪 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン爆破容疑者の名前、米政府の監視対象者リストに存在 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:爆発で手足失った犠牲者、新たな現実に直面 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:両脚切断からの復帰、帰還兵が語る - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:「恐怖に萎縮せず」ボストン爆弾テロ発生翌日の光景 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:動機は「アフガンとイラクの戦争」、米テロ容疑者が供述 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン爆弾テロ 「イラク戦争とアフガンの戦闘に反感」容疑者が供述 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:<ボストン爆破テロ>「動機は反米感情」容疑者供述 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:爆弾テロ容疑者、動機はイラク・アフガン戦争 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:米リシン事件の捜査振り出しに - 速報:@niftyニュース.
リンク:米爆破容疑者、動機は「イラク・アフガン戦争」と供述=報道 - 速報:Yahoo!ニュース.
リンク:ボストン・マラソン爆破容疑者、2月に花火を購入 - 速報:Yahoo!ニュース.

以下、参考のために同記事を引用

テロ容疑者父、渡米へ=母親は「万引き」逮捕の恐れ
時事通信 4月25日(木)22時17分配信

 【モスクワ時事】インタファクス通信によると、米ボストン爆弾テロ事件のチェチェン人容疑者ツァルナエフ兄弟の父アンゾル氏は25日、ロシア・ダゲスタン共和国マハチカラで記者会見し、一両日中に渡米する考えを明らかにした。米捜査当局の事情聴取に応じるとみられる。同席した兄弟の母ズベイダットさんは、自身の米国行きは未定とした。
 米メディアは、ズベイダットさんが2012年6月、マサチューセッツ州の百貨店で1600ドル(約16万円)の衣料品を万引きしたとして訴追され、10月に裁判所に出廷しなかったと報道。再入国すれば逮捕の恐れがあるとしている。
 父母は「(テロが)誰に必要だったか分からない」(アンゾル氏)、「犯罪行為と息子2人の性格、生活はどうやっても結びつかない」(ズベイダットさん)と述べ、改めて事件が「でっち上げ」であると主張した。 


テレビで「圧力鍋爆弾」の作り方を紹介 「犯罪幇助」にならないのか
弁護士ドットコム 4月25日(木)19時50分配信

3人死亡、負傷者も100人以上という惨事となった米・ボストンの爆発テロ事件。全貌が少しずつ明らかになるにつれ、事件で犯人が使用したのは手作りの「圧力鍋爆弾」であることがわかってきた。

「圧力鍋爆弾」の作り方はイスラム系テロ組織のアルカイダがネット上で公開しており、材料は圧力鍋や釘など、その気になれば入手できるものばかりだ。各テレビ局は、作り方が紹介されているHPの画面キャプチャーなどを紹介、実際に作業工程の一部をカメラの前でやってみせた上で、「手軽」「安価」「インターネットでも作り方が見られる」などと解説する番組も登場した。

たしかに、事件の経緯を報じる上で、犯人の手口を紹介することも大事だろう。だが、それを見て真似をする人が出てくれば話は別だ。こうした報道は見方によっては犯罪幇助(ほうじょ)になりかねないのではないか。大和幸四郎弁護士に聞いた。

●「圧力鍋爆弾の作り方の紹介」は「幇助犯」にあたるのか

事件の報道では、「犯罪幇助」あるいは「幇助犯」という言葉をときどき目にするが、そもそも「幇助犯」とはなんだろう?

「幇助犯は、『従犯』とも呼ばれ、『正犯を幇助した者』を言います(刑法62条1項)。つまり正犯者の犯罪行為を幇助する意思で、これを幇助する行為を行うことを要します」

大和弁護士はこのように説明する。つまり、犯罪を実行する中心人物(正犯)を助けて、その実行を容易にする役割を果たす者のことだ。

「幇助犯が成立するためには、(1)正犯を幇助する行為と意思が必要であり、さらに、(2)正犯の実行行為があったことが必要です」

では、テレビで圧力鍋爆弾の作り方を紹介することは「幇助犯」にあたるのだろうか。

まず(1)の要件について、大和弁護士は「テレビ局に、正犯(テロ行為をする人)を幇助する意思はないと思います」と述べる。「幇助犯の意思としては、正犯者が実行行為を行うこと、つまり特定の犯罪を起こすことを認識することが必要だとされていますが、本件では、そこまでの意思はないと考えます」。

また、(2)の要件についても、「テレビ番組を見た誰かが、実際にテロ行為を起こしているわけではないので、正犯の実行行為はありません」という。

●テレビが圧力鍋爆弾の作り方を紹介しても、「幇助犯」が成立する可能性は低い

つまり、幇助犯の成立要件である(1)正犯を幇助する意思(2)正犯の実行行為のいずれについても、今回の場合はみたされないだろうということだ。

「したがって、テレビ局が圧力鍋爆弾の作り方を紹介したとしても、幇助犯は成立しないと思います」というのが、大和弁護士の結論だ。

ただし、「私見ですが」と断りながら、大和弁護士は次のように付け加えた。

「爆弾の作り方を詳細に放映することは、やめてほしいと思っています。それを見てまねをする人が出てきたら、日本でも新たな悲劇が起こる可能性がありますから」

大和弁護士によると、「万が一、放送を参考にした爆弾テロが実際に行われて、被害者が出てしまった場合、テレビ局は、被害者や遺族から民事賠償責任を追及されるおそれもあります」ということだ。

テロで使われるような爆弾の作り方を詳細にテレビで紹介することは、犯罪とはいえなくても、民事上の責任問題につながる可能性があるといえそうだ。公共の電波を使って多数の視聴者に向けて放送するテレビの影響力は大きいので、犯罪に関する報道には注意が必要といえるだろう。

【取材協力弁護士】
大和 幸四郎(やまと・こうしろう)弁護士
佐賀県弁護士会。2010年4月〜2012年3月、佐賀県弁護士会・消費者問題対策委員会委員長。佐賀大学経済学部非常勤講師。借金問題、刑事・少年事件など実績多数。元「西鉄高速バスジャック事件」付添人。
事務所名:武雄法律事務所
事務所URL:http://www.takeohouritu.jp/


<ボストン爆破テロ>ロシア、CIAにも情報提供…事件前
毎日新聞 4月25日(木)19時27分配
 【ニューヨーク草野和彦】ボストン・マラソン連続爆破テロ事件で、タメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)=警察との銃撃戦で死亡=に関する情報が事件前、米連邦捜査局(FBI)だけでなく、米中央情報局(CIA)にもロシアから寄せられていたことが分かった。また、二つの異なる監視対象リストに容疑者の名前が載っていたことも判明。再発防止を巡り、対テロ監視体制や情報共有のあり方が米国内で議論を呼ぶ可能性がある。

 AP通信などによると、ロシア当局からFBIへの情報提供と調査依頼は2011年3月。ツァルナエフ容疑者がロシア国内のイスラム過激派を信奉しているとの内容で、FBIは容疑者の通信記録などを調べ本人も聴取した結果、テロに結びつく情報はないと同年8月に回答した。

 ロシアは翌9月、CIAにも情報提供したが、CIAの回答もFBIと同様だった。

 一方、FBIとCIAのそれぞれの要請に基づき、容疑者名が国土安全保障省と国家テロ対策センターの2種類のテロ警戒監視リストに載った。

 ツァルナエフ容疑者は翌12年1〜7月、イスラム過激派の活動が盛んなロシア南部ダゲスタン共和国を訪問した。米国からの出入国時、国土安保省リストの掲載者と分かったが、FBIが調査を打ち切っていたことから、搭乗拒否などの措置はとられなかった。

 テロ対策センターのリストへの照会は、航空会社が容疑者名を間違って入力していたためヒットがなかった。


<ボストン爆破テロ>現場の封鎖を解除…爆破地点で献花も
毎日新聞 4月25日(木)19時21分配信

 3人が死亡し200人以上が負傷したテロ事件(15日)の発生から10日目を迎えた米東部マサチューセッツ州ボストン中心部。2容疑者の死亡と逮捕を受け、24日には警察による爆破現場の封鎖が解除され、街は少しずつにぎわいを取り戻しつつある。一方で、今も警察官の姿が目立つ。

 最初の爆発が起きた地点では多くの人が花束をささげ、3人の命が奪われた悲しみを新たにしていた。中には、爆破で足に負傷した車椅子の若い女性の姿もあった。

 24日、バイデン副大統領夫人のジルさんが訪れ、現場近くの柵に1組のスニーカーを結びつけた。死傷者を慰めるため、花と共に大量のスニーカーがささげられている。


ボストン爆破容疑者兄弟、事件後にNY市で「パーティー」計画か
ウォール・ストリート・ジャーナル 4月25日(木)18時36分配信

 ボストン・マラソン爆破事件の容疑者兄弟は、攻撃のあとニューヨーク市で「パーティー」を計画していた可能性がある。レイモンド・ケリー・ニューヨーク市警察本部長が24日、明らかにした。

 ケリー氏によると、銃撃戦の末に生き残ったジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)に対する病院での取り調べで、攻撃後の計画の詳細が明らかになった。同容疑者は今週、3人が死亡し、200人以上が負傷した4月15日の爆破事件に関連した容疑で起訴された。ケリー氏は容疑者がニューヨークで攻撃を計画していたことを示す証拠はないと述べた。

 「彼らがニューヨークを訪れるつもりだった可能性を示す情報はあるが、攻撃を続けるつもりではなかった」とケリー氏は述べ、新たな詳細が継続中の同容疑者に対する取り調べで判明したことを明かした。

 さらに「われわれが入手した情報はパーティー。パーティーを開くことに関するものだ」と述べ、「パーティーをするためにニューヨークを訪れようとしていたといった趣旨のものだ」と話した。

 ケリー氏は、両容疑者にカージャックされたとされる自動車を運転していた人物は、2人について「チェチェン語かロシア語、ドライバーが理解できない言語で話していた。しかし、会話の中で『マンハッタン』という言葉が聞こえた気がした」と話したことを明かした。

 ドライバーの身元は明らかにされていないが、当局によると、ドライバーは両容疑者に現金自動預払機(ATM)から自分のカードで現金を引き出させたあとに、ようやく逃れることができたという。兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)は、爆弾事件から4日後、カージャックの1件のあとに警官との銃撃戦で死亡した。

 兄弟はニューヨーク市と深い関わりはないようだが、2人の姉妹、アイリーナさんとベラさんが近くのニュージャージー州ウエストニューヨークに住んでいる。

 ケリー氏によると、ボストンとニューヨークの捜査員は、ジョハル容疑者が少なくとも1度、昨年11月にニューヨークを訪れていることを突き止め、その後に何度か訪れている可能性についても調査している。

 ジョハル容疑者は、1度タイムズスクエアでほかの4人の人物と写真に収まっており、その写真を自分のツイッターアカウントに投稿している。ケリー氏によると、写真がいつ撮影されたもので、ほかの4人が誰であるかはまだ分かっていない。

 ケリー氏は、彼らのいた場所と訪問目的の特定に努めていると述べた。

 捜査員はニューヨークとのほかの接点も追跡してきた。ジョハル容疑者の友人の1人、ブリットニー・スミスさんによると、連邦捜査局(FBI)の捜査官らは爆破事件後にまだ同容疑者を捜していたときに、ロングアイランドにあるスミスさんの母親の家を訪ねた。捜査官らは同容疑者がそこでスミスさんに会おうとしていた可能性を考えていたという。

 スミスさんはウォール・ストリート・ジャーナルの取材で、ジョハル容疑者がニューヨークを訪れたとき、スミスさんがニューヨークにいるかもしれないと考え、スミスさんに電話を掛けてきたことを明かした。

 スミスさんは現在マイアミに住んでいるが、ジョハル容疑者との当時の会話を思い出し、「彼はそこをすごく気に入っていた」とジョハル容疑者がニューヨーク市に強い関心を持っていたことを明かした。スミスさんは、10年近く前にジョハル容疑者の姉妹と友人になったことがきっかけで同容疑者と出会ったと話した。


米ボストン連続爆破テロ、容疑者を「洗脳」の人物存在か
CNN.co.jp 4月25日(木)18時28分配信

(CNN) 米ボストン・マラソンの連続爆破テロ事件で、死亡したタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)のおじは25日までに、同容疑者はマサチューセッツ州ケンブリッジに居住するイスラム教徒の人物に洗脳され、聖戦主義者に変貌したとの見方を示した。

CNNに明らかにしたもので、この人物はアルメニア人系のイスラム教改宗者としているが、氏名は不明。米メリーランド州に居住するおじのルスラン・ツァルニ氏は、2009年にケンブリッジで容疑者との交友が始まった人物を捜査対象にすることも求めた。

タメルラン容疑者はロシアのチェチェン共和国の出身者とされ、アルメニアは同共和国に近い。

AP通信は同容疑者の家族の話として、この友人の存在を初めて伝え、通り名は「ミーシャ」としていた。容疑者のかつての義理の兄弟はCNNの取材に、タメルラン容疑者が一度、ミーシャの名を持つ人物を紹介したことがあると指摘。この友人は容疑者に影響を与えているとみられ、容疑者が打ち込んでいたボクシングは暴力的としてあきらめるよう促していたという。

タメルラン容疑者に対し地元住民らと接触せず、宗教の理解をより深めるよう教えていたとも証言。ただ、同容疑者を過激派に走らせるような言動などの場面は目撃していないと述べた。
連続爆破テロ事件では、タメルラン容疑者の弟のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)も逃走後に捜査員に追い詰められてボート内で拘束されている。義理の兄弟は2人とは2010年以降、話し合ったことはなかった。会った当時のタメルラン容疑者の様子については通常と変わらなかったと指摘。同容疑者はモスク(イスラム教礼拝所)に時折行き、地域社会の仕事をしているとだけ説明したという。

CNNは事件の捜査当局にミーシャと名乗る人物が浮上しているかどうか問い合わせたが返答はなかった。事件の捜査状況について当局の説明を受けたとする議員によると、ミーシャと呼ばれる人物への言及はなかったという。

ジョハル容疑者は負傷して拘束されたものの、捜査当局の取り調べを受けている。犯行については海外のテロ組織との接触はないと供述したとされる。タメルラン容疑者は警官との銃撃戦で負傷し、搬送先の病院で死亡していた。


焦点:欧米にひそむ「過激派の芽」、イスラムになびく若者たち
ロイター 4月25日(木)18時2分配信

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4月23日、ボストン爆破事件など北米で相次ぐ事件は、欧米の移民社会に暮らすごく少数の男性たちが、なぜイスラム過激派になびくのかという問題をあらためて考えさせるものだ。写真はボストン爆破事件のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(左、2010年撮影)と弟のジョハル容疑者。FBI提供(2013年 ロイター)

[ロンドン 23日 ロイター] 今月15日に米ボストン・マラソンで起きた爆破事件は、チェチェン系移民の兄弟が犯行を起こしたとみられている。一方、カナダでもモントリオール大学博士課程の留学生が、列車脱線を企てた容疑で逮捕されたことが22日分かった。

【写真】ボストン爆破事件の犠牲者を悼む

この1週間、北米で相次いだ2つの事件は、当局が10年以上にわたって立ち向かってきた一つの問題に共鳴する。それは、欧米の移民社会に暮らすごく少数の男性たちが、なぜイスラム過激派になびくのかという問題だ。

英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)のテロ対策専門家ラファエロ・パンツッチ氏は、多くの事件の動機解明には、政治や宗教的な側面とともに、心理学と社会学的な分析も必要だと指摘。「通常、動機は国境を越えたものであると同時に、個人的なものでもある」と述べ、犯罪にかかわる理由が複雑に絡み合っていると指摘する。

若い男性たちの中には、社会で活躍できないと感じたりした場合、自分の無力さを感じる者もいる。「確かな法則ではないが、おおまかに言うと、40歳以下のイスラム教徒男性にそうした傾向がある。最近は女性のケースも見られる。普通、彼らを仲間に取り込むための接触のようなものがある」とパンツッチ氏は語る。

中には、海外旅行中にイスラム過激派と出会ったという例もあっただろう。ボストンの爆破事件を捜査する当局は、警察との銃撃戦の末に射殺された兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)について、そうした可能性を調べている。

弟のジョハル容疑者(19)にも、こうした傾向は一部当てはまる。周囲から好感を持たれ、事件を起こすなど想像しがたいという点だ。

「世界的ジハード(聖戦)」に引き込まれた英国人のオマル・シェイクを例に見てみよう。ロンドン北部の学生で、パブでの腕相撲や友達とのチェスを愛していた。学生時代の一部をパキスタンで過ごし、優秀な成績を挙げてハーバード大学に入学することを夢見ていた。

シェイクのクラスメートで、現在ロイターの記者であるダニエル・フリンは、シェイクについて「多くの点でとても感じがよかった」と振り返り、「けんかはほとんどしなかったが、する時は他人のために戦った。もし年下の学生がいじめられていると、彼らのために立ち上がった」と述懐する。

そのシェイクは2002年にカラチで起きた米紙ウォール・ストリート・ジャーナルのダニエル・パール記者の誘拐・殺害事件に関与したとして有罪となり、現在パキスタンで服役中だ。

昨年、フランス南西部トゥールーズのユダヤ人学校などで7人が死亡した銃撃事件の容疑者で、警察に射殺されたアルジェリア系フランス人のモハメド・メラ(当時23)もそうした1人だろう。貧しい町であまり恵まれない家庭環境に育ち、軽犯罪歴があり、モスクに行くよりナイトクラブに出かけるタイプだった。

当初は組織に属さなない「一匹狼(ローンウルフ)」とされていたが、仏警察のその後の発表で、メラがアフガニスタンとパキスタンに旅行していたこと、2010年に少年に斬首場面のビデオを見せたとの疑いで情報機関に取り調べを受けていたことが分かった。

最近では今年2月、英バーミンガム出身の男3人が大規模攻撃を企てたとして有罪となった事件がある。検察は、2005年7月7日に52人が死亡したロンドンの爆破事件以来の被害になる可能性があったと指摘。被告らは若いパキスタン系移民で、2011年に米無人機による攻撃で死亡したイエメン系米国人のアンワル・アウラキ師や同師が作った雑誌「インスパイヤ」に影響を受けていた。

ロンドン爆破事件の実行犯と同様、彼らも訓練のためにパキスタンを訪れていた。しかし、ロンドン事件の自爆犯4人と違い、彼らは帰国後にパキスタンからの支援がほとんどなかった。欧米の情報機関当局者によると、国際武装組織アルカイダはもはや、遠くの国から事件の指示を出す能力を失っているという。

<民族紛争から世界的聖戦へ>

欧米の安全保障当局が長年懸念しているのは、自国の移民コミュニティーに暮らす市民が海外に出掛け、祖国でイスラム系組織の最前線に接触する可能性だ。

過去には、英国の大規模なパキスタン系コミュニティー出身の市民がインドとのカシミール紛争に取り組むパキスタンの組織に引き込まれ、その後、より国際的な反欧米イデオロギーを持つアルカイダに接近するというケースがあった。研究者らの間でこうしたルートは「カシミール・エスカレーター」と呼ばれている。

ボストン爆破事件のツァルナエフ兄弟は、1990年代に第一次・第二次チェチェン紛争を見て育ち、その後、ロシア南部にイスラム過激派が拡大するのを目の当たりにしたのだろう。

カーネギー国際平和財団のスティーブン・タンケル客員研究員は、「これまでの情報では、祖国を離れた若者であるタメルラン・ツァルナエフ容疑者は不満を抱え、周囲に馴染めず、不幸な人生を送っていたとみられる。そして、過激かつ過度に単純化したイデオロギーの中に、自分の問題への慰めや説明を求めたようだ」と分析する。

さらに、「そのイデオロギーは、米国での自分の不幸や失敗を誰かの責任にする形で説明するだけでなく、おそらく彼にとって神話化された祖国で苦しむ人たちと彼を結び付けた。もしそうなら、これまでにも同じようなケースはあった」と述べる。

欧米各国が、情報活動での協力や国内監視、警察活動を通じて破壊工作に関する経験を得ていたなら、若者をジハードに引き込む論理にも少しはうまく対処できるようになっていただろう。

英政府の対テロ担当高官であるスチュワート・オズボーン氏は先月、「9.11(米同時多発攻撃)や7.7(ロンドン爆破事件)のような大規模で周到に用意された攻撃は、計画するのがますます難しくなってきた」と指摘。一方で、「アルカイダの指導者には『(大規模攻撃が)できなければ、どんな攻撃でも、どういう規模でも有用だ』などと言う者もいるはずだ」と話した。

新しい世代も育ちつつあると言うのは、米国留学やロンドンで生活した経験を持つパキスタン紙「ドーン」のコラムニスト、フマ・ユサフ氏。この世代は、母国の都市化や移住による一家離散で家族、民族、種族、言語に関するアイデンティティーと切り離された上、西洋化された無宗教層にも共感できないでいるという。

ユサフ氏によると、彼らは保守的で、不平等を経験し、アイデンティティーが欠落し、過激派の論理以外には政治的な表現を見い出せないという。

前出のパンツッチ氏は、アフガンやイラクでの戦争も、もともと存在した問題を加速させたと指摘する。

「おそらく9.11以降の戦争によって、欧米がイスラム教徒に関心を持たないだけでなく、イスラム教徒を殺害しようと積極的に世界に出向いているという論理が本当だと信じやすくなった」と見る。

こうした考え方は、バーミンガムでの活動家らとの会話からも裏付けられる。彼らは、2011年にウサマ・ビンラディン容疑者が米部隊に殺害された後、アルカイダが今日的な意味を持たないと考えていたほか、自分たちは暴力に興味がないと強調し、退廃的で堕落した欧米に対して立ち上がる必要があるとも話した。

1人の若者は、バーミンガム近郊にあるアラムロックのカフェで「アルカイダは滅んだ」と語り、「これはイスラム教の闘争ではなく、腐敗や帝国主義、シオニズム(ユダヤ主義)に対する世界の闘争だ」と訴えた。

(ロイター日本語サービス 原文:Myra MacDonald、翻訳:橋本俊樹、編集:宮井 伸明)


ボストン取り戻す日常…テロ「決して忘れない」
読売新聞 4月25日(木)17時35分配信

 【ボストン=岸辺護】ボストンマラソンを狙った爆弾テロ後からの封鎖が解かれたボストン中心街は24日、2回の爆発があったボイルストン通りに通行人の姿が戻った。

 道路や建物の補修も進んでいたが、テロの爪痕は深い。市民らは流血の惨事を心に刻み、「決して忘れない」と口々に誓った。

 テロ当日(15日)を思わせる陽光の下、ボイルストン通りは渋滞の車列と、そぞろ歩く観光客という、いつもの風景で朝を迎えた。

 1回目の爆発があったのは、マラソンのゴール近くにある5階建てビル前の歩道。破損した路面の一部が新しいセメントで覆われていた。ビルの2〜4階には割れた窓ガラスのかわりにベニヤ板が張ってあり、爆発の威力を物語っていた。

 「犠牲者を悼むため、ここに来た。『ひどい』の一言だ」。ジョン・ハートさん(65)は、テロの傷痕を見つめた。

 約150メートル離れた2回目の爆発現場前にあるレストランも、中が見えないように黒い板で覆われ、被害の大きさをうかがわせた。


ボストン事件の爆弾、おもちゃの自動車用リモコンで起爆
ロイター 4月25日(木)16時9分配信

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4月24日、 米ボストン・マラソン連続爆破事件の捜査担当者は、下院情報委員会に対し、事件で使われた爆弾が、おもちゃの車に使用されるリモコンで起爆されたと明らかにした。写真は15日、爆発の瞬間をとらえた映像(2013年 ロイター/Dan Lampariello)

[ワシントン 24日 ロイター] 米ボストン・マラソン連続爆破事件の捜査担当者は24日、下院情報委員会に対し、事件で使われた爆弾が、おもちゃの車に使用されるリモコンで起爆されたと明らかにした。

国土安全保障省や連邦捜査局(FBI)などの担当者は、情報委員会で捜査状況を報告。同委員会のダッチ・ルパースバーガー議員はその後記者会見し、起爆装置が「おもちゃの車に使うリモコンだった」とコメント。「(ジョハル・ツァルナエフ容疑者も)言っているように、容疑者らはインスパイア誌から爆弾製作の情報を得た」との見方を示した。

インスパイア誌は、イエメンのアルカイダ関連組織の指導者だったアンワル・アウラキ容疑者が発行したもの。アウラキ容疑者は米無人機の攻撃で死亡した。ルパースバーガー議員によると、爆弾製作の情報は「家の台所での爆弾の作り方」という記事に掲載されていた。

議員はまた、事件で使用された爆発物の一部には、ニューハンプシャー州の販売店で購入した花火が含まれていたと述べた。

8歳男児を含む3人が死亡し、264人が負傷した連続爆破事件では、警察はチェチェン人兄弟を容疑者として特定。兄のタメルラン容疑者(26)は19日未明に射殺され、弟のジョハル容疑者(19)も同日に身柄を拘束された。


「一匹狼」によるテロ攻撃阻止は困難、ボストン爆発事件で浮き彫りに
AFP=時事 4月25日(木)15時43分配信

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米マサチューセッツ州ボストンで行われた記者会見で公開された、米連邦捜査局の提供したボストン・マラソン開催中に起きた爆発事件の容疑者2人(2013年4月18日撮影)。

【AFP=時事】米ボストン(Boston)の爆発事件は、過激思想の人物が決意を持って単独で行動した場合、そのテロ攻撃を阻止することは実質的に不可能であるという問題を浮き彫りにした。

ボストン爆破容疑者の監視対象登録、CIAが1年以上前に要請

 容疑者の1人、タメルラン・ツァルナエフ(Tamerlan Tsarnaev)容疑者は、前週の爆発事件以前に米当局の監視網に引っかかってはいた。にもかかわらず、将来の同様の攻撃を阻止することは失敗に終わる可能性が高いと専門家は警告している。

■憲法が保障する権利

 対テロ専門家らは、容疑者のツァルナエフ兄弟2人がインターネットのイスラム過激派の情報源を通じて過激化したとすれば、それはこの事件が国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)などの集団による大がかりな計画の一部として実行された場合よりも警戒すべきだと指摘する。

 タメルラン容疑者は、マサチューセッツ(Massachusetts)州ケンブリッジ(Cambridge)のモスクで、過激派的な行動の兆候を見せていた。そして2011年にはロシア当局の要請により米連邦捜査局(FBI)から事情聴取を受けている。

 タメルラン容疑者はその後、ロシアのダゲスタン(Dagestan)を5か月間ほど訪れている。この旅を察知することに米当局は失敗しているが、旅客名簿に記載された氏名につづり間違いがあったことがその原因とみられている。

 しかしながら、FBIの元ナンバー2で、国家安全保障当局副局長も務めた対テロ専門家のフィリップ・マッド(Philip Mudd)氏は、たとえタルメラン容疑者のこの行動を米当局が察知していたとしても、その時点で同容疑者がなんの犯罪行為もしていない以上、米当局にはほとんど何もすることができなかっただろうと指摘する。

「われわれは、過激思想を持つことを認め、言論の自由を認める憲法を持っている。仮にそうしたいと考えても、この国に滞在する過激思想の持ち主全員を捜査することはできない」とマッド氏は述べる。米国内に滞在する過激思想の持ち主全員を監視することも不可能だとマッド氏は付け加え、「そのような人物はあまりに大勢いて、そして彼らは違法行為を行っていない」と語った。

 鍵は、過激派ウェブサイトにアクセスした個人の中から、暴力行為の実行に向かっている兆候を見つけ出すことだろう。だが先週の事件まで、タメルラン容疑者は自らの殺人計画について一切の兆候を見せていなかった。

 マッド氏の考えは、アメリカン大学(American University)の公正・法・社会学部のジョセフ・ヤング(Joseph Young)助教も共有する。「真に不安な部分は、誰がこのような行為をする可能性があるのか、予測するのが極めて困難だということだ」とヤング氏は述べ、「本当に難題だ。FBIも常に100%正確だとはいえない」と語った。

■イデオロギーから感情へ、大規模計画から予測困難な犯行に

 マッド氏は、事件前にツァルナエフ兄弟を支配していた思想は、「イデオロギーに動かされたというよりも、感情に動かされた」ものだったと推測する。

「(犯行が)アルカイダによる作戦から、その関係グループ、そして特にこれらの本国育ちの子どもたちに移行する様子を特徴づけているといえる。私の客観的な分析は、これらの犯罪は現在、イデオロギー的であるよりも感情的であるということだ」

 一方、ヤング氏も、過去のアルカイダによる攻撃の方が予測が容易だったと忠告する。「9.11以前に起きたことのパターンを見ると、そこで進められていた計画ははるかに明らかだった」とヤング氏は述べ、アルカイダの意図は極めて明確だったと付け加えた。

「ああいった種類の攻撃はより破壊的ではあるが、一方で予測が容易であるという側面がある。(ボストンのような)種類の攻撃は、そこまで破壊的ではないが、予測が極めて困難だ」

■ボストン事件モデルにした小規模攻撃、アルカイダが採用する可能性

 米シンクタンク「アメリカンエンタープライズ研究所(American Enterprise Institute、AEI)」のアナリスト、マーク・タイセン(Marc Thiessen)氏は、ボストンの事件が新手の対米テロリズムを作り出した可能性について指摘する。

「ボストンの爆発事件を取り上げる大量のニュースを眺め、子ども2人がバックパック爆弾で米国の主要都市を封鎖させることに成功したのを目撃し、アルカイダの指導者らは、このような小規模攻撃を連続させることで、大量犠牲者を出す1回の大がかりな攻撃と同様のインパクトを与えることができると気付いたかもしれない」と、タイセン氏は米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)に寄稿した。

「仮にそうなれば、それは米国にとって極めて悪いニュースになるだろう。全ての場所を、全ての時間、全ての攻撃から守ることは、不可能だからだ」

【翻訳編集】 AFPBB News


ロシア、米機関にボストン爆破テロ容疑者の調査要請
CNN.co.jp 4月25日(木)14時40分配信

(CNN) 3人の死者が出た米ボストン爆破テロ事件の容疑者2人のうちの1人、銃撃戦で死亡した兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)について、ロシア当局が米連邦捜査局(FBI)と米中央情報局(CIA)に対し、調査要請を行っていたことが25日までに分かった。

ロシア当局がFBIに接触したのは2011年3月。FBIは要請に応えたが、6月には問題がないとして調査を打ち切った。

その後、同年9月にロシア当局は今度はCIAに対して要請を行った。米政府関係者によれば、このときにロシア側からの情報は、FBIにもたらされたものと「基本的に同じ」で、一種の「警告状」という形を取っていたという。

捜査関係者によれば、CIAはFBIが同容疑者を調べたことは承知しており、捜査結果についても受け入れられていたとみられる。

米情報当局者によれば、CIAは同容疑者をテロ関連のデータベースに登録するとともに「政府の関係部局」とともにその情報を共有するよう求めたという。

米当局はタメルラン容疑者がテロ事件を起こす兆候を見逃していたのではないかとの声が上がるなか、ロシア側からの当初の情報の量に注目が集まっている。

ロシア側からCIAにもたらされた情報を直接知る米高官はその少なさを指摘。「詳細な情報や実例、前後関係についても得られなかった」と述べた。そこでさらなる情報提供を求めたが、回答はなかったという。

関係者からは、あいまいな情報をもとに、FBIはできるだけの捜査をしたという見方が出ている。当局者の1人は「法的権限の範囲内であらゆる手を尽くしたと思う。要するに彼とテロを結びつけるものは何もなかった」と指摘した。


ボストン爆破容疑者「NYでパーティー」計画か、警察発表
AFP=時事 4月25日(木)12時31分配信

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米連邦捜査局が公開した、爆発前にボストン・マラソンのゴール付近を歩く、ツァルナエフ兄弟とみられる容疑者2人の映像(2013年4月15日撮影、同19日公開)。

【AFP=時事】多数の死傷者を出した米ボストン・マラソン(Boston Marathon)爆破事件の容疑者兄弟は、事件を起こした後にニューヨーク(New York)に渡り「パーティーをする」計画を立てていたとみられる。米ニューヨーク市警のレイモンド・ケリー(Ray Kelly)本部長が24日、明らかにした。

【図解】ボストン・マラソン爆破事件の容疑者兄弟の略歴

 ケリー本部長によると、タメルラン・ツァルナエフ(Tamerlan Tsarnaev)容疑者(26)とジョハル・ツァルナエフ(Dzhokhar Tsarnaev)容疑者(19)の2人は先週、警察によって追い詰められる直前、マサチューセッツ(Massachusetts)州ケンブリッジ(Cambridge)でカージャックをしているが、この際、奪われた車の運転手が兄弟のどちらかが「マンハッタン(Manhattan)」という地名を口にするのを聞いたという。

「2人はチェチェン語かロシア語で話しており、運転手には分からない言語だったが、『マンハッタン』という単語が聞こえたという」と、ケリー本部長は運転手の証言について語った。

「われわれ(警察)が入手した情報では、『お祭り騒ぎをする(partying)』または『パーティーをする(having a party)』という内容だった。今あるわずかな情報からみて、『ニューヨークにパーティーをしに行く』という意味だった可能性がある」

 米紙ボストン・グローブ(Boston Globe)によると、カージャックに遭った運転手は、タメルラン容疑者から「俺たちはたった今警官を1人殺した。マラソンを爆破した。これからニューヨークに行く。妙なまねはするな」と脅されたと、警察に話したという。

 運転手はこの会話の直後、脱出に成功した。兄弟はその後、警察に追い詰められ、兄のタメルラン容疑者は死亡、弟のジョハル容疑者は大規模な追跡捜査の末、19日に身柄を拘束された。【翻訳編集】 AFPBB News


ボストン爆弾テロ CIA、兄の容疑者を監視要請 資金源は麻薬売買代金か
産経新聞 4月25日(木)11時39分配信

 【ニューヨーク=黒沢潤】ボストン爆弾テロ事件で米紙ワシントン・ポスト(電子版)は24日、死亡したチェチェン系のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)について、中央情報局(CIA)が2011年秋、テロ情報の収集・分析を横断的に行う国家テロ対策センターに対し、同容疑者を監視対象リストに加えるよう要請していたと報じた。

 ロシア政府はこれに先立ち、タメルラン容疑者の行動を調査するよう米連邦捜査局(FBI)にも要請。FBIはタメルラン容疑者に事情聴取を行ったが、「問題なし」との結論を出していた。この後にCIAはロシア側から同容疑者について注意喚起を受けたという。

 同容疑者はリストに掲載されたが、結果としてテロは阻止できなかった。FBIとCIAの間で十分な情報共有がなかった可能性もあり、米議会から追及されるのは必至だ。

 一方、ニューヨーク市警のケリー本部長は24日、兄弟のタメルラン、ジョハル・ツァルナエフ両容疑者がテロを起こした後、ニューヨーク市に向かっていた可能性があったと述べた。関係者からの情報で分かったという。

 また、CBSテレビは両容疑者は麻薬販売で得た金をテロ資金にしていた可能性があると伝えた。CNNテレビなどによれば、両容疑者の叔父は24日までに、イスラム教徒に改宗したボストン近郊在住の「ミーシャ」と呼ばれる知人が、タメルラン容疑者を過激化させたと指摘した。


ボストン爆破容疑者の監視対象登録、CIAが1年以上前に要請
AFP=時事 4月25日(木)10時43分配信

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米連邦捜査局が公開した、爆発前のボストン・マラソンゴール付近を歩くタメルラン・ツァルナエフ容疑者とみられる人物の映像(2013年4月15日撮影、同19日公開)。

【AFP=時事】(一部更新)米ボストン・マラソン(Boston Marathon)爆破事件の1年以上前、米中央情報局(CIA)は事件の容疑者をテロ行為の要監視人物リストに加えるよう、対テロ連邦機関に要請していたことが分かった。複数の当局者が24日、明らかにした。

【図解】ボストン・マラソン爆破事件の容疑者兄弟の略歴

 3人が死亡、264人が負傷した同爆破事件に関与したとされるタメルラン・ツァルナエフ(Tamerlan Tsarnaev)容疑者は先週、捜査当局による追跡の過程で死亡した。

 米情報当局者がAFPに語ったところによると、2011年9月にロシア当局からタメルラン容疑者がテロに関与している可能性があるとの通達を受けたCIAは、ロシア側から受け取った情報を国家テロ対策センター(National Counterterrorism Center、NCTC)、国土安全保障省、国務省、連邦捜査局(FBI)と共有した。

 ロシア側から提供されたのは、キリル文字で表記したタメルラン容疑者の氏名とその別のつづり、同容疑者の誕生日の可能性がある2つの日付などだったという。FBIはその半年前の2011年3月にほぼ同じ情報を入手していた。

 同容疑者の氏名はNCTC が管理するデータベース「TIDE(Terrorist Identities Datamart Environment)」に登録されたが、どの機関が登録を行ったかは定かではない。このデータベースの情報は、FBIの「テロリスト・スクリーニング・データベース(Terrorist Screening Database)」や、運輸保安局(TSA)の搭乗拒否リストといった要監視人物リストにも転載される。

 AFPの取材に応じた米情報機関関係者は、外国から提供された情報は全て正確に関係機関の間で共有され、同容疑者の行動も調べたが違法行為はみられなかったと述べた。

 2001年9月11日の米同時多発テロでは、各政府機関の間でのスムーズな情報共有ができなかったことが大きく問題視された。その後10年以上にわたりこの問題に関する懸念を表明し続けてきた米議員らは、ロシアからの情報提供があったにもかかわらず各連邦政府機関がなぜツァルナエフ容疑者をより注意深く監視しなかったのかを追及している。【翻訳編集】 AFPBB News


CIA、1年以上前に監視要請
2013年4月25日(木)10時15分配信 共同通信

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 タメルラン・ツァルナエフ容疑者(AP=共同)

 【ワシントン共同】米ボストン連続爆破テロでワシントン・ポスト紙(電子版)は24日、死亡したチェチェン系のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)について、中央情報局(CIA)が1年以上前、テロ情報の収集・分析を横断的に行う国家テロ対策センターに対し、監視対象リストに加えるよう要請していたと報じた。その後、リストには掲載されていたが、結果的にテロを防げなかった。


容疑者、NYでもテロ計画か=兄は監視リストに—ボストン事件
時事通信 4月25日(木)9時23分配信

 【ニューヨーク時事】200人以上が死傷した米ボストン爆弾テロ事件で、ニューヨーク市警察のケリー本部長は24日、記者団に対し、ジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)と死亡した兄がボストンでのテロ後、ニューヨークに向かい、新たにテロを起こす可能性があったとの見方を示した。
 兄弟は18日、ボストン郊外で車を乗っ取った。本部長は、この車の運転手の証言として「兄弟はチェチェン語かロシア語か、運転手の理解できない言葉で話していたが、会話の中に(ニューヨークの)『マンハッタン』という言葉を聞いたらしい」と述べた。
 その上で、「ニューヨークへパーティーをしに行くという意味の話だったのかもしれない」との表現で、再びテロを起こす可能性があったとの見方を示唆した。
 ロシアのRIAノーボスチ通信によると、ロシア・ダゲスタン共和国に住む容疑者兄弟の両親は25日、捜査に協力するため米国に向かう。
 一方、ワシントン・ポスト紙(電子版)が24日伝えたところでは、中央情報局(CIA)が1年以上前に兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者を「国家テロ対策センター」のデータベースに加えるよう関係当局に要請。容疑者の名前は監視リストに登録されたという。 


ボストン爆発事件、米当局者がダゲスタンで容疑者両親に聞き取り
AFP=時事 4月25日(木)7時46分配信

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ロシア・ダゲスタン共和国でインタビューに応じる米ボストン・マラソン爆発事件の容疑者兄弟の父親、アンゾル・ツァルナエフさん。インタビュー動画より(2013年4月19日撮影、資料写真)。

【AFP=時事】米ボストン・マラソン(Boston Marathon)爆発事件で、在ロシア米国大使館の館員らがダゲスタン(Dagestan)共和国へ派遣され、容疑者兄弟の両親に話を聞いたことが24日分かった。

ボストン爆発事件、FBIは容疑者の母親に接触していた

 入院中のジョハル・ツァルナエフ(Dzhokhar Tsarnaev)容疑者(19)と、警察との銃撃戦で死亡したタメルラン・ツァルナエフ(Tamerlan Tsarnaev)容疑者(26)の両親は現在、一家が米国へ渡る前にしばらく住んでいたロシアのダゲスタン共和国で暮らしている。ダゲスタンはイスラム教徒が多く、両親は特に容疑者兄弟と現地のイスラム過激派の関係について問われたが、これを否定したという。

 匿名を条件に米大使館職員がAFPに語ったところによれば、ロシア政府の協力のもと米大使館の派遣団が23日にダゲスタン共和国へ向かった。またダゲスタン共和国の治安当局筋によれば、両親への聞き取り調査はダゲスタン共和国の首都マハチカラ(Makhachkala)にあるロシア連邦保安局(FSB)の支部で、米連邦捜査局(FBI)職員も立ち会って夜間に行われた。両親はいったん自宅へ帰されたが、翌朝、母親だけ再び呼び出され、さらなる聞き取りが行われたという。【翻訳編集】 AFPBB News


友人の影響でイスラム傾倒=ボストン爆弾テロ容疑者兄
時事通信 4月25日(木)6時54分配信

 【ワシントン時事】米ボストン爆弾テロ事件を主導したとみられているタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)=銃撃戦で死亡=がイスラム教への傾倒を強めたのは、容疑者兄弟が暮らしていたボストン郊外のケンブリッジに住む友人の影響を受けたためとの見方が浮上している。
 タメルラン容疑者のおじは24日、CNNテレビに対し、友人が同容疑者を「完全に洗脳した」と述べた。別の親類はCNNに、同容疑者がこの友人から「ボクシングや音楽はイスラム教上、良くない」と言われ、いずれもやめたと証言した。
 友人はイスラム教に改宗したアルメニア人で、「ミーシャ」と呼ばれていた。タメルラン容疑者はイスラム過激思想に傾倒し、爆弾テロを起こしたとみられているが、友人がテロ計画に関与したかどうかや過激派に関係しているかは不明だ。 


ボストン「国産テロ」か、ネットで過激派に感化
読売新聞 4月24日(水)23時44分配信

 【ニューヨーク=加藤賢治】ボストンマラソンを標的にした爆弾テロ事件で、容疑者の兄弟はインターネットを通じてイスラム過激派に感化され、犯行に及んだとの見方が強まっている。

 疎外感や政治的不満を抱く若者が過激化し、国際テロ組織が直接関与しない「国産テロ」(ホームグロウン・テロリズム)と呼ばれる動きだ。

 23日の米紙ワシントン・ポスト(電子版)によると、ジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)は犯行動機に関し、米国が主導したイラクやアフガニスタンでの戦争が原因だったと供述。事件を主導したとされる兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)=死亡=は近隣住民に「米兵によるアフガンでの死傷者の大半は、戦闘に関係がない住民だ」と訴え、イスラム教徒への攻撃だと批判していた。

 また、同紙によるとジョハル容疑者は背後関係について、国外の組織や勢力とは無関係だと供述。情報機関当局者も「兄弟は国内で活動し、外部とのつながりはない」とするなど、捜査当局は現時点で、兄弟が過激思想に自ら傾倒していったとの見方を強めている。


<米露関係>ボストンテロ対策 協力で好転の兆し
毎日新聞 4月24日(水)19時18分配信

 【ブリュッセル斎藤義彦】米ミサイル防衛計画を巡り対立している米露関係が好転の兆しを見せている。米国が計画の一部を凍結したのが要因だが、ボストン・マラソン連続爆破テロ事件でロシアが協力を申し出たことが一役買っている。米露対立に巻き込まれ険悪だった北大西洋条約機構(NATO)とロシアの対話も23日、「改善」(外交筋)に向かい、米露は「協力に焦点を当てている」(ケリー米国務長官)状況だ。

 ロシアのラブロフ外相を招きケリー長官も初めて参加して23日、ブリュッセルで開かれたNATO・ロシア理事会は「前回までの非難の応酬が和やかな対話に変わった」(外交筋)という。

 理事会と並行して行われた米露外相会談では、ボストン事件を巡り、ラブロフ外相が捜査や背景解明への協力・支援を申し出た。ケリー長官は米露が協力に向かっていることを「固く信じる」と記者会見で述べ、容疑者の親族がいるロシアの協力に期待感を示した。

 米国は先月、20年までに4段階で欧州に展開予定だったミサイル防衛の第4段階を凍結。北朝鮮対応のため米本土に振り向けた。ロシアでは否定的評価もあったがラブロフ外相は23日、頭ごなしに否定せず「検討中」と述べ、さらなる米国との対話を求めた。

 ボストン事件のツァルナエフ容疑者兄弟はチェチェン系。ロシアは、同国南西部チェチェン共和国を拠点にした武装勢力を徹底弾圧。欧米は当初、非難したが、米同時多発テロ後はテロ対策の思惑が一致。ボストン事件でも利害が一致して、関係改善につながった。


<ボストン爆破テロ>米大使館がダゲスタンに館員派遣
毎日新聞 4月24日(水)18時46分配信

 【モスクワ田中洋之】ボストン・マラソン連続爆破テロ事件で、在モスクワ米国大使館は23日、ツァルナエフ容疑者兄弟の両親と接触するため館員をロシア南部ダゲスタン共和国に派遣した。ロシア通信が24日伝えた。米大使館は「テロ事件捜査の一環で、ロシア政府の協力を得ている」と説明している。

 両親は昨年、米国からダゲスタンのマハチカラに移住。兄で銃撃戦で死亡したタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)は昨年、マハチカラを訪問。父親と隣接するチェチェン共和国に数回行っていた。米捜査当局はタメルラン容疑者の現地での行動を追うことで事件の全容解明につなげたい考えだ。

 両親はメディアのインタビューで、息子2人は犯行に関与していないと主張している。


テロ容疑者の母と面会=米当局者—ボストン爆弾テロ事件
時事通信 4月24日(水)17時59分配信

 【モスクワ時事】インタファクス通信などは24日、米ボストン爆弾テロ事件のチェチェン人容疑者ツァルナエフ兄弟の両親に面会するため、米当局者がロシア・ダゲスタン共和国マハチカラに入ったと伝えた。米連邦捜査局(FBI)による捜査の一環とみられ、母ズベイダットさんとは23日に会ったという。
 ズベイダットさんに接触した独立系ジャーナリストによると、ズベイダットさんは「マハチカラにやって来た米当局者に面会した」と説明。詳細なやりとりは明かさなかったが、米当局者は丁重に対応したという。 


ボストン事件後の「魔女狩り」、ソーシャルニュースが謝罪
AFP=時事 4月24日(水)16時52分配信

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米ボストン・マラソン爆発事件の2人目の容疑者が拘束されたとの発表を受け、ボストン市内のヘミングウェイ・ストリートに繰り出し喜ぶ人々(2013年4月19日撮影)。

【AFP=時事】米ソーシャルニュースサイトの「レディット(Reddit)」は22日、自社サイトが米ボストン爆発事件の後にオンライン上で起きた「素人探偵」による「魔女狩り」の中心となったことを謝罪した。

【図解】ボストン・マラソン爆破事件の容疑者兄弟の略歴

 レディットのエリック・マーチン(Erik Martin)・ゼネラルマネージャーはブログで「最初は崇高な志で始めたものだが、レディットの活動の一部が、オンライン上での『魔女狩り』や危険な憶測をかきたて、それが無実の関係各方面にとって非常に否定的な結果をもたらす事態に陥った」と釈明した。

 同氏によれば、オンライン上で不特定多数の人々から「クラウドソーシング」方式で情報を募り、ボストン爆発事件の背後にいる者を突き止めようとする過程で、行方不明になっている大学生の関与が誤って取り沙汰されたことについて、レディットと一部のユーザー、まとめ役となったモデレーターなどは大学生の家族に個別謝罪した。

 今回の事件では数日後から「サイバー探偵」を自任する人々がソーシャルメディア上に大挙して現れ、マラソンのゴール地点付近で携帯電話やカメラで撮影された写真やビデオ画像、爆発のテレビ映像などを共有し、分析しようとした。このオンラインによる犯人追跡では、正式な捜査よりも先に黒いリュックサックを背負った人々に焦点が当てられたり、容疑者と怪しまれる人物の写真が次々と投稿・注目された。「青い服の男」「走り去る男」「茶色のプルオーバーの男」などの画像が、レディットや米画像掲示板「4chan」上で非常に細かい点まで分析された。

 一方で「自警行為」を警戒する声もあがった。インターネット上の権利擁護活動に取り組む米非営利団体、電子フロンティア財団(Electronic Frontier Foundation、EFF)のシンディ・コーン(Cindy Cohn)氏は「レディットで行われたようなクラウドソーシングによる捜査が有効となりうるかどうか、まだ我々には分からないと思う。まだ非常に新しいものだからだ」と言う。

「実際の警察には熟練した技術があるが、彼らでも時に誤ることがありその影響を受けた人々にとって恐ろしい結果を生んでいる」と述べながらコーン氏は、容疑者の誤認があった例として、96年のアトランタ五輪や04年のスペイン・マドリードで起きた列車爆破事件を挙げた。「重要なのは、協力しようとするアマチュアは慎重になり、結論に飛びつかないようにすることだ」

【翻訳編集】 AFPBB News


ボストン爆破容疑者の名前、米政府の監視対象者リストに存在
ロイター 4月24日(水)16時34分配信

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4月23日、ボストン爆破事件で警察に射殺されたタメルラン・ツァルナエフ容疑者の名前が、米政府がテロリストの可能性があるとして警戒する監視対象者の極秘リストに入っていたことが分かった。FBIが18日に公開した容疑者2人の写真(2013年 ロイター)

[ワシントン 23日 ロイター] ボストン爆破事件で警察に射殺されたタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)の名前が、米政府がテロリストの可能性があるとして警戒する監視対象者の極秘リストに入っていたことが分かった。同事件の捜査に近い複数の情報筋が23日明らかにした。

8歳男児を含む3人が死亡し、200人以上が負傷したボストン連続爆破事件では、警察はチェチェン人兄弟を容疑者として特定。兄のタメルラン容疑者は19日未明に射殺され、弟のジョハル容疑者も同日に身柄を拘束された。

情報筋によると、タメルラン容疑者の詳細な情報は、国家テロ対策センター(NCTC)が管理するデータベース「TIDE(Terrorist Identities Datamart Environment)」内に存在していた。同容疑者がイスラム過激派の支持者になったとの情報がロシアから入り、2011年に米連邦捜査局(FBI)が接触していたことが監視対象者のリストに入った理由だという。

しかし、TIDEには、米当局がテロリストになる恐れがあると判断した人物など50万人以上が登録されており、当局者によれば、捜査機関が定期的に対象者の動向を監視するわけではない。

2008年時点では、TIDEには54万人以上の名前があったが、仮名やスペルの違いなどによる重複を除けば、実際は45万人程度の情報になる。このうち、米国市民や合法的居住者の割合は5%以下だという。


爆発で手足失った犠牲者、新たな現実に直面
ウォール・ストリート・ジャーナル 4月24日(水)16時25分配信

 ボストン爆発事件の負傷者が回復に向かうなか、手足を失った多くの犠牲者には長くて厳しい道のりが待ち構えている。

 15日に両膝下を切断されたセレステ・コーコランさんのような患者は、傷による不透明な状況を依然手探りしている状態だ。コーコランさんの姉妹、カルメン・アカボさんは17日、「今後状況がどのようになるのかさえ 私たちには本当に分からない」と話した。コーコランさんはこの日、ボストン医療センターで追加手術を受けるため、再度オペ室に運ばれた。

 手足を失った患者の治療後の見通しは一世代前よりはるかに良くなっている。人工補装具の発展のおかげで、両足を失った患者でさえ歩いたり、走ったり、おおむね通常の生活を送ったりすることができる、と医師らは話す。膝を切断せずに済めば先行きの見通しはより明るくなるが、膝上から下の負傷も以前よりははるかに治療可能だ。

 爆発の犠牲者の中でも最も目に見えやすいのが手足を失った人々だ。爆発後、少なくとも13人がボストン市内の病院で手足を1カ所以上切断された。

 一家族の中に複数の重傷者がいるケースもある。コーコランさんの18歳の娘、シドニーさんも足に深刻な傷を負った。爆発で死亡したマサチューセッツ州ドーチェスター在住の8歳のマーチン・リチャードくんの家族の友人によると、母親のデニスさんも重傷で、7歳の妹のジェーンちゃんも片足を失ったという。

 17日午後遅い時点で全部で66人の犠牲者がボストン市内の7カ所の病院にとどまり、骨折ややけど、破片による負傷などで治療を受けていた。

 手足を失った人や手足に大きな外傷を負った人たちには、恐らく回復までの長い道のりと深刻な合併症の危険性が待ち受けている。その過程では数カ月にわたって手足を温存するための「たび重なる手術」が必要になる可能性があり、しかも手術が成功する保証もない、とボストン医療センターの外傷サービス主任ピーター・バーク氏は話す。同氏によると、同病院の手足を切断された患者はいずれも15日から2、3度手術を受け、一部は数週間病院にとどまる見通しだという。どの患者も「順調な回復」が見込まれる、とバーク氏は述べた。

 難しい決断は緊急治療室から始まる。ニューヨークの特殊外科病院の整形外傷外科医ジョン・ライデン氏は「できる限り多くの部分を残すようにしている」と言い、「その後は傷が確実に癒えるよう見守っていく必要がある」と話した。

 義肢の設計や身体への適合を行う義肢装具士らによると、新しい義足に慣れるまでには数カ月のリハビリを要する可能性があり、自分に合った義足を見つけるまでには複数の装具を一定期間試す必要がある場合もあるという。装具が使用できる可能性があると医師が判断した患者に対する費用のほとんどは通常保険が適用される。

 それでも人工義肢での生活は大変だ。ニューヨーク大学ランゴーン医療センターの四肢切断患者向けプログラム担当責任者ジェフリー・コーエン氏によると、膝上から下を失った人の場合、そうでない人と比較して、一定の距離を歩くのに最大60%多くのエネルギーを必要とする。

 しかし、近年、技術の発展のおかげで、四肢切断患者の可能性は拡大している。数十年前は義足といえば、金属やプラスチック、そして時に木材からなる重い合成物だった。1980年代までには柔軟性のある炭素繊維合成物の登場で軽量化され、走ることさえ可能になった。さらに近年では、アップルのスマートフォン「アイフォーン」のような技術を用いたマイクロチップが埋め込まれた義肢も登場し、動きに合わせた義肢の調整が可能になっている。

 アイウォーク社が新開発した義足は、チップ制御モーターを使用して前進させる仕組みで、ロボットのような足の開発にまた一歩近づいている。起動の判断には 「Wiiのゲームコントローラーに見られるのと非常に似た技術を使用している」とアイウォークの臨床サービス担当責任者ブライアン・フレージャー氏は説明する。1993年に片足を失ったフレージャー氏自身もアイウォークの顧客である。この義足の小売価格は7万ドル(約690万円)。

 やはり義肢の開発を手掛けるフリーダム・イノベーションズでは、スキーや水泳をする人向けに設計された特注義足を開発し、直近では五輪代表入りを目指すスノーボーダーからの特別な依頼にも応じている、と研究開発部門責任者スティーブン・ライネッケ氏は話す。「業界は特定の目的に対応した義足の設計にも取り組んでいる」とライネッケ氏。同氏によると、フリーダム・イノベーションズの義足の価格は1000−3000ドル。

 通常歩行用の義足のほか、走行用の特殊な義足を使用しているマイク・アセファさん(21)は、新しい装具は最初は使用するのが大変だが、自分の場合は数カ月で使いこなせるようになったと話した。アセファさんは昨年初めに電車の事故で片方の膝上から下を失った。しかし、シカゴのリハビリ研究所で数カ月治療を受けたあと、「再び走れるようになり始めている」と話す。

 そうしたリハビリ治療には、残った四肢の強化のほか、「四肢形成」と呼ばれる接合材を使用して四肢の断端部を義肢に適合するよう円筒形にするプロセスが含まれる。


両脚切断からの復帰、帰還兵が語る
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 4月24日(水)14時52分配信

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アメリカ陸軍のグレゴリー・ガドソン大佐。イラクで両脚を失った。 (Photograph by Mark Thiessen)

 アメリカ陸軍大佐グレゴリー・ガドソン(Gregory Gadson)氏はイラクで従軍中の2007年、即製爆発装置(IED)によって両脚を失った。しかしその後のガドソン氏は、次世代の“バイオニック”義足などの助けを借りながら、本人の言葉を借りると「新しい普通」に適応している。

 ガドソン氏は現役に留まりながら、ジョージタウン大学公共政策大学院で修士号を取得、2年間にわたって米陸軍の負傷帰還兵プログラムを率いた。アメリカン・フットボールの2007年シーズン、ガドソン氏の言葉に奮起したニューヨーク・ジャイアンツは快進撃を重ね、スーパーボウルを制した。昨年は大作映画『バトルシップ』にも出演し、現在はワシントンD.C.近郊のフォート・ベルボアールで基地司令官を務めている。

 ガドソン氏はボストンマラソンの爆発事件について、被害者の気持ちがすっかり分かるなどと言うつもりはないとしながらも、今回の事件によって四肢を切断した被害者らの怪我の状況と今後には、ある程度一般的な傾向が見られるだろうと語る。

「激しい事件事故で四肢を失う場合、それは突然に起こる。癌や糖尿病で(切断を)予測できていた人とは違う」とガドソン氏は言う。

 両脚切断からの復活の実際について、ガドソン氏に話を聞いた。

◆これほどひどい外傷の場合、回復の過程で肉体的にはどんなことが起こるのですか?

 足を切断したら数週間で(義肢を)着けるものと思われがちですが、それは違います。まず直面するのは感染症の恐れです。私は20キロ以上も体重が減りました。両脚を膝の上から切断するという大きな外傷なので、肉体はリセットを余儀なくされます。私の場合、(大きな)関節を4つ失いました。膝下からの切断なら2つで済みますが。

 回復には何週間どころか何カ月もかかりましたが、私の場合、両脚を失って3カ月しないうちに義足を着けるようになりました。不快なものですよ。最初は片脚を装着するだけで10分かかりました。今では人と話しながらでも着けられます。ズボンを履くのと変わりませんよ。両脚に装着するのに2分かかりません。

 車を運転するにも、家の中を行き来するにも、やり方が一変しました。自宅のシャワーはロールイン(車椅子のまま入れるよう、敷居がないもの)に改装しました。

 でも比較すれば、体の傷は割りと早くに治ります。心の傷が癒えるまでは、長い道のりです。

◆その心の旅路を聞かせてください。

 これほどの外傷は本人の生活だけでなく、周囲の多くの人の生活も一変させます。患者の家族も傷を負います。言い古されたことですが、本当に“新しい普通”を創らなくてはいけないのです。自分というものの定義を改め、再び創り直さなくてはいけません。

 心的外傷後ストレスは避けられません。私は怪我から2年間は、吹き飛ばされた瞬間をいつも(頭の中で)再現していました。あるときから考えないようになりましたが、その状態から永遠に抜け出せない人もいます。

 手足を失って、良いことなどありません。しかし、失ったものは返ってきません。以前の自分には戻れないんです。ほかの形の怪我だったら、以前の自分に戻りたいと考えることもあるでしょう。でも失くしたものは戻らない。そう考えることが、前へ進むことの助けになりうるんです。

◆(以前取材した際に使用していた)コンピューター制御の「パワーニー(Power Knees)」は、まだ使っていますか?

 あれはまだ実験段階で、今はしばらく外しています。片脚切断者用に設計されたもので、両脚切断者が両脚に装着したのは私が初めてでした。歩き方をだいたいは習得したのですが、少し動作に予測できない部分があります。転んで頭でも打ったらいけませんから、今は同じ会社の別の義足を使っています。

◆パワーニーを使っているときはどんな感じでしょうか。

 安定するし、長い距離を耐えられるし、パワーも得られます。バイオニックですから。動力駆動なので、私自身はあまりエネルギーを消費せずに済みます。

◆今回のボストンで四肢を失った人に何かアドバイスを。

 毎月ウォルター・リード(米軍医療センター)に行っていますが、怪我をして新しく来た人を見かけたらこう言っています。「分かるよ、大変だな。でもこうして私と話せている。最悪の部分はもう終わったことにしよう。感謝しよう、生きていることに」。

Katherine Hobson for National Geographic News


「恐怖に萎縮せず」ボストン爆弾テロ発生翌日の光景
産経新聞 4月24日(水)12時39分配信

 爆弾テロの起きたマサチューセッツ州ボストンに事件発生の4時間後に降り立ち、約3日を過ごした。米国で事件事故の現場を取材すると、いつも思い知らされるのだが、今回も恐怖に屈することを拒絶し、歩を進めようとする米国人の勇気に感服させられた。

 発生翌日、事件現場周辺にオフィスがある企業の多くは、治安や交通の混乱を考慮して職員の自宅待機を許可したという。

 だが、エミール・マメドフさん(36)は出勤を選んだ。電車は来ないし、最寄り駅の閉鎖で長距離を歩いた。それでも、「恐怖に生き方を支配されたくない」と自宅を飛び出したのだという。

 テロから約22時間後、昼食時の現場周辺ではジョギングする人々も目立った。6度のボストン・マラソン出走経験があるポール・マージンスキさん(52)は「ショックはあるが、テロに負けるわけにはいかない。必ず来年も大会に戻ってくる」と力を込めた。

 若い女性は「事件の話はしたくない」ときっぱり取材を断り、「私はただ、走り続けなければいけない」と言い残して青信号を駆け出していった。

 18日の追悼式典で、国民を鼓舞する見事な演説を行ったオバマ大統領の言葉を借りれば「恐怖に萎縮せず、前進していく」のが米国の神髄だ。(犬塚陽介)


動機は「アフガンとイラクの戦争」、米テロ容疑者が供述
CNN.co.jp 4月24日(水)11時59分配信

(CNN) ボストン・マラソン爆破テロ事件に関与したとして逮捕されたジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)が調べに対し、アフガニスタンとイラクで米国が起こした戦争を動機として挙げる供述を始めたという。米当局者が23日に明らかにした。

ツァルナエフ容疑者はある程度コミュニケーションできる状態にあり、病院のベッドで取り調べに応じている。調べに対し、自分も死亡した兄のタメルラン容疑者も、海外のテロ組織と接触したことはないと供述したという。ただし当局者は、取り調べはまだ始まったばかりであり、供述の内容は捜査で裏付けを取る必要があると指摘した。

ツァルナエフ容疑者はさらに、2人はインターネットを通じて自ら過激思想を持つようになったと供述しているという。捜査当局は、2人が国際テロ組織アルカイダ系の一派が発行している英字誌「インスパイア」を見て爆弾の製造方法を知った可能性もあるとみて、さらにツァルナエフ容疑者を追及する方針。一方、別の関係者は、爆弾製造に関する情報はほかから入手した可能性もあると話している。

この事件では15日にボストン・マラソンのゴール付近で2度の爆発があり、3人が死亡、260人以上が負傷した。現場周辺の住民や商店は23日までに徐々にこの地域に戻り始めたが、爆発が起きた通りはまだ封鎖されたままで、再開のめどは立っていない。

23日には爆発の犠牲になった8歳のマーティン・リチャード君の葬儀が営まれた。また、容疑者逃走の過程で銃撃されて死亡したマサチューセッツ工科大学(MIT)の警察官、ショーン・コリアさんの葬儀も行われた。


ボストン爆弾テロ 「イラク戦争とアフガンの戦闘に反感」容疑者が供述
産経新聞 4月24日(水)11時33分配信

 【ニューヨーク=黒沢潤】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は23日、ボストン爆弾テロ事件のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)が調べに対し、米軍によるイラク戦争とアフガニスタン戦争への反感が犯行の動機になったと供述したと伝えた。

 一方、NBCテレビによれば、捜査当局は、ジョハル容疑者と銃撃戦で死亡した兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)の2人の通話記録やコンピューターのデータから、共犯者がいる可能性はないとみている。2人はインターネットのサイトを通じて、次第に過激化していったとみられるという。

 ボストンではテロ事件後、犠牲者の遺族や負傷者を支援する基金「ワン・ファンド・ボストン」が創設されており、ボストンのメニノ市長は23日、義援金が2千万ドル(約20億円)に達したと発表した。


<ボストン爆破テロ>「動機は反米感情」容疑者供述
毎日新聞 4月24日(水)11時12分配信

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米マサチューセッツ州ボストンの連邦地裁に訴追されたジョハル・ツァルナエフ容疑者(右)。左は死亡した兄のタメルラン容疑者=AP

 【ニューヨーク草野和彦】ボストン・マラソン連続爆破テロ事件で、訴追されたチェチェン系米国人、ジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)が捜査当局の調べに、イラク戦争とアフガニスタン戦争を理由とする反米感情がテロの動機につながったと供述をしていることが分かった。爆弾の作り方は、国際テロ組織アルカイダ系のオンライン雑誌を通じて学んだと話しているという。複数の米メディアが23日に報じた。

 兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)=警察との銃撃戦で死亡=が今年2月、市販の打ち上げ花火を購入していたことも判明。捜査当局は花火に含まれる火薬を爆弾に使った可能性があるとみて調べている。

 警察との銃撃戦などで重傷を負ったジョハル容疑者は、東部マサチューセッツ州ボストンの病院に入院中。捜査官の聴取には、筆談や質問にうなずく形で応じている。

 ワシントン・ポスト紙によると、容疑者は爆弾をゴール近くの事件現場に置いたことを認め、テロに走った背景としてイラク、アフガン戦争に言及。海外のテロ組織の指示は受けていないと供述しており、捜査当局は兄弟が独自にイスラム過激主義に走ったとみて、経緯を調べている。

 一方、ウォールストリート・ジャーナル紙によると、容疑者が爆弾製造の参考にしたとしているのは、イエメンに拠点を置くテロ組織「アラビア半島のアルカイダ(AQAP)」が発行するオンライン雑誌「インスパイア」。花火の火薬などを利用した爆弾の作り方を紹介しており、テロ事件で使用された「圧力鍋爆弾」の製造法も取り上げている。

 タメルラン容疑者は2月6日にボストンから車で約1時間のニューハンプシャー州の花火販売店で、大型の打ち上げ花火2セットを計約400ドル(約4万円)で購入。今月15日のテロ決行まで、2カ月以上かけて準備した可能性が出てきた。ジョハル容疑者は、兄がテロ計画を主導したと話しているという。


爆弾テロ容疑者、動機はイラク・アフガン戦争
読売新聞 4月24日(水)10時58分配信

 【ボストン=吉形祐司】ボストンマラソンを狙った爆弾テロで、大量破壊兵器を使用したとして訴追されたジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)が捜査当局の事情聴取に対し、イラク、アフガニスタン両戦争が兄弟の犯行の動機になったと供述したと米メディアが23日、一斉に報じた。

 複数の米当局者の話として伝えたもの。ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)によると、同容疑者と、死亡した兄のタメルラン容疑者は、ジハード(聖戦)を唱えるインターネット上の情報に感化された。ジョハル容疑者は「米国に対するイスラム教徒としての宗教的な怒りに駆られ、聖戦士として行動した」と供述しているという。

 NBCテレビは、爆弾の製造も、国際テロ組織アル・カーイダが開設したとされるオンライン雑誌を参考にしたと伝えた。米当局者は外国のテロ組織の関与はなかったと見ているという。


米リシン事件の捜査振り出しに
2013年4月24日(水)10時21分配信 共同通信

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 19日、米南部ミシシッピ州コリンスで、オバマ大統領らにリシン入りの郵便物を送った容疑で逮捕された男性宅を調べる捜査員(AP=共同)

 【ワシントン共同】米司法当局は23日、オバマ大統領や上院議員に猛毒物質リシンが入った郵便物を送付したとして逮捕した南部ミシシッピ州コリンス在住の男性(45)への訴追を取り下げ、釈放した。米メディアによると、男性の自宅などを捜索しても、容疑を裏付ける証拠が発見できなかった。ボストン連続爆破テロの直後に起き、米国民を震撼させたリシン事件の捜査は振り出しに戻った形。


米爆破容疑者、動機は「イラク・アフガン戦争」と供述=報道
ロイター 4月24日(水)9時46分配信

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4月23日、ボストン・マラソン爆破事件で、NBCニュースは、ジョハル・ツァルナエフ容疑者が取り調べに対し、米国によるイラクとアフガニスタンでの戦争が犯行の動機だと供述していると報じた。写真はロシアのSNSに掲載された同容疑者の写真。19日撮影(2013年 ロイター/Alexander Demianchuk)

[プロビデンス(米ロードアイランド州)/ボストン 23日 ロイター] 米ボストン・マラソンで発生した連続爆破事件で、米NBCニュースは、警察との銃撃戦の末に拘束され現在入院中のジョハル・ツァルナエフ容疑者(19)が取り調べに対し、米国によるイラクとアフガニスタンでの戦争が犯行の動機だと供述していると報じた。

NBCが対テロ当局筋の話として伝えたところでは、銃撃戦で重傷を負ったジョハル容疑者は、筆談などで取り調べに応じられるまでに回復しており、動機については、「イラクとアフガニスタンでの米国による戦争」をきっかけにイスラム教を守ろうと思ったと供述。

また、警察に射殺された兄のタメルラン容疑者(26)と2人で犯行に及んだとし、圧力鍋を使用した爆発物の作り方はインターネットで入手したと話しているという。

一方、タメルラン容疑者の妻キャサリン・ラッセルさん(24)の弁護士は、ラッセルさんが当局の捜査に協力すると明らかにした。


ボストン・マラソン爆破容疑者、2月に花火を購入
ウォール・ストリート・ジャーナル 4月24日(水)9時16分配信

 米ボストン・マラソン爆破テロ事件で、警官との銃撃戦で死亡した兄のタメルラン・ツァルナエフ容疑者(26)は、2月に花火を購入していたことが23日明らかになった。

 全国に68店舗を展開している花火販売会社ファントム・ファイアワークスのワイマー副社長によると、マサチューセッツ州との州境沿いのニューハンプシャー州にある同社の販売店で、タメルラン容疑者はチューブと破裂弾24個からなる再装填可能な花火を2組購入した。販売価格は1組当たり199.99ドルだった。この火薬が爆弾テロに使用されたのかどうかは分からない。

 2010年のニューヨークのタイムズスクエア爆弾未遂事件でファイサル・シャザド受刑者も、ペンシルベニア州のファントム・ファイアワークスで購入したファイアクラッカーから爆弾を製造した。

 連邦捜査局(FBI)が裁判所に提出した弟のジョハル容疑者(19)の供述書によると、爆弾は「レベルの低い爆発物」を詰め込んでいた。また、同容疑者の大学の寮の部屋から「大量の花火」が発見された。ある捜査関係者によれば、爆弾に使われた爆薬は、強力な花火から抽出されたとの推定に基づいて捜査をしている。ただこの関係者は、兄弟は他で爆薬を調達した可能性もあるとし、捜査当局はまだ確たる結論を下していないと語った。

 ワイマー氏は、花火に含まれている火薬の量ではボストン・マラソンの規模の爆発を引き起こすには十分ではなく、花火から火薬を抽出していたとすれば、十分な量を得るのに「非常に長い時間がかかったのではないか」と推測している。 

 一方、捜査当局者によれば、ジョハル容疑者は尋問に対し筆談で答えたり、質問にうなずいたりしている。兄弟は爆弾の製造方法については国際テロ組織アルカイダ系の雑誌から取得した。また、2人はジハーディスト(聖戦士)として行動したが、外部のテロリスト・グループからは明白な指示は得ていないという。

 マサチューセッツ州検事局は、ジョハル容疑者が収容されている病院の話として、深刻だった同容疑者の容体はかなり良くなっていることを明らかにした。

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